2010年春のツーデーパスで出掛けて来ました（一日目）

2010/03/20 - 2010/03/21

僕にとってのツーデーパスの魅力は何と言ってもJR以外の普段乗らない路線にも乗れること。

そして青春１８きっぷを使える期間に５日間も出掛けていられない場合に２日間だけのキップというのが魅力だったりします。

この春のツーデーパスも２月の初めに発売を知り、すぐに計画を立てていたのでやっと出掛ける日が来た…という感じでした。

しかし、このところ心身ともに元気がなく前日の新聞の占いにも出掛けない方がいいようなことが書いてあったので、どうしようかと迷いましたがいざ出掛けてみると今回も「出掛けて良かった」と思うことが出来ました。

まず一日目です。

エリア 養老渓谷(千葉)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄

出発は相模線の厚木駅。

駅の自動改札が小田急のものであるためかツーデーパスでは通れませんでした(^_^;)

『厚木−茅ヶ崎』（相模線）

茅ヶ崎に着いてから撮ったので（厚木でも撮りましたが暗くてブレてました）行き先表示が八王子になってます。

『茅ヶ崎−大船』（東海道本線）

明るいと動いている列車もブレずに撮れます。

まあ、この写真の場合は止まる直前ですが…(^_^;)

大船駅で降りて横須賀線のホームを歩いていたらサンライズが通過するのが見えたので思わず写真を撮りました。

見るつもりでなかった珍しい列車を見れると得した気分になります（*^_^*）

そしてホームの反対側には新型の成田エクスプレスが…。

スピードではスカイライナーに水をあけられていますが、家の近くから乗り換えなしに成田空港まで行けるのは便利でしょうね。

『横須賀線・総武線』（大船−千葉）

そして僕が乗る横須賀線がやって来ました。

この車両って３つドアのセミクロスシートが主流だった近郊区間に初めて投入した４つドアのロングシートですよね。

そんなこともあって当初はあまり好きではありませんでしたが、今では近郊区間と旧国電区間の区別ってほとんどなくなっているし、この車両の設計ってその後に登場するE231系やE233系にもかなり生かされているようです。

開業したばかりの横須賀線武蔵小杉駅からは多くの人が乗ってきました。

新川崎を出発すると間もなく到着するので、最初からここに駅を作っていれば新川崎駅はいらなかったかも知れませんね(^_^;)

『千葉−五井』（内房線）

千葉から乗ったのは房総では珍しい湘南電車色の１１３系。

１１５系は上越線や両毛線で見ることがありますが、湘南電車色の１１３系は久し振りに見た気がします。

他に写真を撮っている人はいませんでしたが、こんな編成を見たら写真を撮らずにはいられません。

もちろん僕は湘南電車側に乗りました。

五井駅では何かの撮影をしているようでした。

『五井−上総中野』（小湊鉄道）

今回のツーデーパスで新たに乗れるようになった路線の一つです。

久留里線に乗りに行った時に「本当はこっちに乗りたかった」と思ったくらいなので、計画を立てる時にも乗るのが前提でした(^_^;)

意外に多くの人が降りてきてビックリです。

JRとの連絡橋では弁当や総菜が売られていました。

かなりの量でしたが、この量を買うだけの人がここを通るんですね。

JR側はこんな感じで近代的。

昭和と平成が同居しているような雰囲気でした。

車内に掲示されていた路線図です。

近くだったらゆっくりハイキングでもしてみたかったです。

列車が入って来た時にはこんなにガラガラでしたが…。

だんだん人が増えてきて…。

発車する時には立っている人もいました。

車内が混んでいてなかなか写真が撮れませんでしたが、やっと撮れた一枚がこれです。

変わり映えしませんがもう一枚。

上総中野駅で小湊鉄道の線路は行き止まり、右側に見えるのはいすみ鉄道の線路です。

ここにも菜の花が咲いているので写真を撮っている人がいます。

反対側を向くといすみ鉄道の線路が行き止まりになっています。

素人的には線路を繋げて通しのイベント列車でも走らせればいいのに…と思ってしまいます。

なんとものどかな雰囲気です。

『上総中野−大原』（いすみ鉄道）

いすみ鉄道も今回新たにツーデーパスで乗れるようになりました。

ワンマン運転なので始発駅でも１ヶ所しかドアが開きません。

しかもホームに乗車位置が表示されていないのがちょっと不満。

出発する時にはもっと人が増えていましたが、小湊鉄道よりは空いていました。

最近では自腹で運転士になるプランを発表して話題になりました。

「いすみ鉄道再生会議」は「2009年度決算でも収支の改善見込みが立たない場合、鉄道の廃止も検討する」ことを決めているそうですがどうなることでしょう。

窓にはこんなものが貼られていました。

スナフキンとミー、そしてニョニョロですね(^_^;)

主役のムーミンとノンノもいます。

カーテンと写り込みが邪魔ですが車窓から見える菜の花がキレイです。

同じような写真ですが…。

こっちもキレイです。

小湊鉄道でもそうでしたが写真を撮ろうとあっちへ行ったりこっちへ行ったりしている人がいました。

撮り鉄の人たちも…。

大多喜は房総の小江戸だそうです。

いすみ鉄道の本社も大多喜にあります。

こんなところを走る列車の写真を撮ったら絵になるでしょうね。

降り口（１両目の前のドア）の近くにいました。

『大原−大網』（外房線）

最近は内房線や外房線にも209系が使われているんですね。

まだ113系も現役なので３扉車と４扉車が混在していてちょっと不便な時期です。

『大網−成東』（東金線）

東金線も209系です。

大網では接続が良く外房線と東金線の乗り換えは少し不便なので写真を撮る時間がありませんでした。

この写真は成東で降りて階段を上りかけてから撮りました(^_^;)

『成東−佐倉』（総武本線）

ツーデーパスでは銚子電鉄にも乗れるので本当は久し振りに乗りたかったのですが、乗りに行っていると時間がなくなってしまうので涙をのんで逆方向へ乗り換えました。

佐倉で待っている時に成田エクスプレスが通過して行きました。

まだ、すべてが新型ってわけではないんですね。

『佐倉−鹿島神宮』（成田線・鹿島線）

他の旅行記にも書いた気がしますが、たくさん走っている時にはあまり好きでなかった113系を見ると最近は懐かしくなります。

『鹿島神宮−水戸』（鹿島臨海鉄道）

今回もまた乗ってしまいました。

四十数年間一度も乗ったことがなかったのに、この一年の間に２度も乗ったことになります(^_^;)

前の写真では見えにくいですが１両だけの運行です。

大洗で増結しましたが…。

そう言えば鹿島臨海鉄道って関東では珍しい転換クロスシートなんですよね。

それは良いのですが、ちょっと汚れが目立つような気もします(^_^;)

水戸駅の鹿島臨海鉄道の列車が到着するホームにこんなものがありました。

去年は気付かなかったので最近できたのでしょうか…。

藤沢駅の湘南電車型のもの同様売店です。

写真を撮っているのは僕だけでちょっと恥ずかしかったです(^_^;)

『水戸−上菅谷』（水郡線）

最近の気動車は都会的になったものです。

『上菅谷−常陸太田』（水郡線）

今回の旅の目的はいくつかありますが、未乗だったこの区間に乗るのもその一つでした。

暗くてよく見えませんが、常陸太田で線路は行き止まりになってます。

でも、駅前は意外に開けていて終着駅という雰囲気はあまり感じられませんでした。

『常陸太田−水戸』（水郡線）

帰りは水戸まで直行する列車でした。

隣りのホームから特急が出発するところです。

これは後ろの方の車両ですが、前の方は売店と同じ色でした(^_^)b

『水戸−小山』（水戸線）

外観も内装も直流専用の２１１系に似ていますが、交直両用の電車です。

小山駅の手前で切り替わるようで車内の照明がしばらく消えました。