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 京都平安神宮の神苑は桜の舞所として知られている。南神苑は紅枝垂れ桜が天を覆い、花菖蒲の西神苑、臥竜橋がある中神苑、御所から移築された尚美館と橋殿が建つ東神苑にも桜が植えられている。平安神宮の神苑に入って驚いた。紅枝垂れ桜が一面に植えられていて、満開の花が空を覆っているのだ。何とまあ贅沢ではないか。これほど密に紅枝垂れ桜を植えているのは初めて見た。京都ならではの贅沢さではないか。<br /> 安っぽい白い染井吉野とは違い、優美な紅枝垂れ桜はとても高価に見え、実際に、上賀茂神社の境内に出ていた植木屋さんの店頭では3m程度の高さの紅枝垂れ桜には89,000円の正札が付けられており、売約済みと赤書されていた。苗木でも、染井吉野なら1000円以下で買えるが、枝垂れ桜ならば何1000円はする。ちなみに,30年近くなるが、1本600円の染井吉野と八重桜の苗木を3本づつ買って、実家の庭に植えたが、それぞれ2本づつが残り大木になって、毎年花を咲かせている。また、5年くらい前に角館で一番小さい苗木を2本買って来て、これも実家の庭に植えてある。しかし、5年も経つのにまだ背丈ほどにしかなっていない。接木や挿し木で増やす染井吉野のような言わばクーロン桜は成長が早く、樹の寿命も短いが、種子から芽を出さし増えていく枝垂れ桜は成長が遅い分、樹の寿命も長くなるものだ。角館の枝垂れ桜のように300年を越えても花をさかせてほしいものだ。<br />(表紙写真は平安神宮の橋殿)

京都平安神宮の桜-2008年

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2008/04 - 2008/04

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 京都平安神宮の神苑は桜の舞所として知られている。南神苑は紅枝垂れ桜が天を覆い、花菖蒲の西神苑、臥竜橋がある中神苑、御所から移築された尚美館と橋殿が建つ東神苑にも桜が植えられている。平安神宮の神苑に入って驚いた。紅枝垂れ桜が一面に植えられていて、満開の花が空を覆っているのだ。何とまあ贅沢ではないか。これほど密に紅枝垂れ桜を植えているのは初めて見た。京都ならではの贅沢さではないか。
 安っぽい白い染井吉野とは違い、優美な紅枝垂れ桜はとても高価に見え、実際に、上賀茂神社の境内に出ていた植木屋さんの店頭では3m程度の高さの紅枝垂れ桜には89,000円の正札が付けられており、売約済みと赤書されていた。苗木でも、染井吉野なら1000円以下で買えるが、枝垂れ桜ならば何1000円はする。ちなみに,30年近くなるが、1本600円の染井吉野と八重桜の苗木を3本づつ買って、実家の庭に植えたが、それぞれ2本づつが残り大木になって、毎年花を咲かせている。また、5年くらい前に角館で一番小さい苗木を2本買って来て、これも実家の庭に植えてある。しかし、5年も経つのにまだ背丈ほどにしかなっていない。接木や挿し木で増やす染井吉野のような言わばクーロン桜は成長が早く、樹の寿命も短いが、種子から芽を出さし増えていく枝垂れ桜は成長が遅い分、樹の寿命も長くなるものだ。角館の枝垂れ桜のように300年を越えても花をさかせてほしいものだ。
(表紙写真は平安神宮の橋殿)

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  • 京都会館美術館前庭の桜。

    京都会館美術館前庭の桜。

  • 京都会館美術館前庭の枝垂れ桜。

    京都会館美術館前庭の枝垂れ桜。

  • 平安神宮神門(応天門)。

    平安神宮神門(応天門)。

  • 左近の桜。

    左近の桜。

  • ここからが南神苑の紅枝垂れ桜です。

    ここからが南神苑の紅枝垂れ桜です。

  • ここまでが南神苑の紅枝垂れ桜です。

    ここまでが南神苑の紅枝垂れ桜です。

  • ここからが西神苑の桜です。

    ここからが西神苑の桜です。

  • このあたりまでが西神苑でしょうか。

    このあたりまでが西神苑でしょうか。

  • このあたりからが中神苑です。

    このあたりからが中神苑です。

  • 臥竜橋の飛び石が見える。

    臥竜橋の飛び石が見える。

  • 神社の人たちが掃除しています。このあたりまでが中神苑でしょうか。

    神社の人たちが掃除しています。このあたりまでが中神苑でしょうか。

  • そろそろ東神苑です。

    そろそろ東神苑です。

  • 東神苑に入るとまた紅枝垂れ桜が桜棚になって見られます。

    東神苑に入るとまた紅枝垂れ桜が桜棚になって見られます。

  • 尚美館。

    尚美館。

  • 尚美館。

    尚美館。

  • 橋殿。

    橋殿。

  • 橋殿。

    橋殿。

  • 鳳凰が見える。

    鳳凰が見える。

  • ここを出ると神苑の出口です。

    ここを出ると神苑の出口です。

  • 再び神門(応天門)に。

    再び神門(応天門)に。

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