藤川天神の臥竜梅　膨らむつぼみ

2010/02/12 - 2010/02/12

鹿児島県薩摩川内市の藤川天神に、臥竜梅を見に出かけてみました。
境内の臥竜梅はまだ少し早かったみたいですが、周辺の梅は満開でした。

エリア 阿久根・薩摩川内・いちき串木野(鹿児島)

薩摩川内市市街地から車で30分ほどで、菅原道真公ゆかりの藤川天神に着きます。

上記写真の説明にもあるように、この臥竜梅は、太宰府からこの地に逃れてきた道真公が植えた一株の梅が枝を四方に広げ地面に接しては根を下ろし、次々に新しい株として成長したものと伝えられています。
残念ながらまだ少し早かったようです。もう1週間ぐらいでしょうか。

日本最大の臥竜梅とされ、国指定天然記念物となっています。
花は大輪の淡紅八重、樹齢は千余年と伝えられています。
柵で囲われた保護区内には55株が見られます。
これらは一株から分かれたものなのでしょうか？
DNA鑑定なんて野暮なことを言うのはよしときましょう。

早いものは若干ほころんではいます。
毎年、ここの梅は遅いようです。

神社への参道。ピンクに見えるはつぼみのせいです。
露天も出てはいますが、まだ人出も多くないので閉めている店も。

神殿近く。寒桜でしょうか、こちらは満開です。

保護区外の梅の下ではお弁当を広げる人もちらほら。

つぼみは今にも咲きそうに膨らんでいます。

28日がお祭りのようです。

天神入口付近のしだれ梅

５分咲きぐらいでしょうか。

梅のシャワー

藤川天神に至る道路沿いの若木はすでに咲いています。

色・濃淡もさまざま。

沿道の民家に咲いた大木。
夜空に大輪の花を開く打ち上げ花火のよう。

こちらは別の民家の庭先。

こちらは、速射連発花火のスターマインでしょうか。

近寄ると、シュワシュワと泡立つように花が開く音が聞こえそう。

青空に突き刺すような梅の花です。