1998/09/11 - 1998/09/28
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kojikojiさん
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ヘレスのボデーガでシェリー酒を試飲して酔っ払ったままセビリアに到着しました。出発前の計画段階では日数の都合上セビリアは割愛する予定でしたがグラナダで観たフラメンコの素晴らしさをもう一度体験したくて1泊することにしました。そのためにカデス以降の訪問地の滞在時間が短くなってしまいましたが、それにも増して魅力的な街でした。鉄道駅に荷物を預け、ブラブラ旧市街まで歩きましたが、大都市にあるがちな雑多な所が無く趣のある街だと思えました。旧市街の路地裏のホテルに部屋を取り、フラメンコのタブラオのチケットを買ってから旧市街を散策しました。大聖堂などの近くに泊まったのもよかったのでしょう。
この時に失敗したのは到着日にアルカサルを見学しなかったため、翌日は休みのため見られなかった事です。旅も終わりに近づいて集中力が衰えていたのかもしれません。それでも黄金の塔やリバークルーズで万博会場も見られたし、カルメンの舞台となったタバコ工場も良かったです。でも今も思い出すのはマドリーへ向かうAVEの車窓で見た荒野に沈む巨大で真っ赤な夕日でしょう。燃え尽きてしまって二度と昇ってこないようなそんな夕日でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 船
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
鉄道駅から旧市街までブラブラ歩いて、大聖堂の裏手の路地を入った古いホテルに部屋をとりました。
フロントでタブラオのチケットを買うとホッとしました。フラメンコを観る為に寄った程度に考えていたセビリアでしたから。 -
夜景の美しい街でした。旧市街は人通りも少なく風情がありました。この日の夕方までにアルカサルに行っておかなかったのは失敗でした。翌日どれだけ後悔したか・・・。
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ヒラルダの塔は周りのレリーフと共に浮かび上がって荘厳な感じがしました。
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広場の周りには観光客目当ての馬車が遅い時間まで止まっていました。人気の無い石畳の道を馬車が走るとその瞬間に時代が数百年遡った感じがしました。
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食事を済ませてからタブラオに行きました。ホテルから小道を歩いて直ぐのところにありました。
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詳しい知識もありませんが、あの心の底から湧き上がってくる感情は何なのか説明できません。ヒターノの人達とは人種も違うし彼らの流浪の生活も何も分からないけれど、ギターの音や床を鳴らす靴のリズムを聞いているとそういった悲哀や歴史が洪水のように襲ってくる感じがします。
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言葉やストーリーを理解する必要が無いからストレートに心で感じ取れるのかもしれません。
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一人で観ている方が更に良いと思います。
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ここでも終演まで観させてもらいました。何時に部屋に戻ったのか?その後も興奮が冷めなったのでヘレスで買ったシェリーを舐めながら余韻に浸りました。
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と言いながら翌日は早朝から散歩。滞在時間は夕方までしかないので観光を始めます。
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大聖堂を最初に見学します。
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大聖堂の内部です。荘厳な雰囲気を感じます。右側の銅像に担がれた棺はコロンブスのものです。
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グアダルキビール川まで歩きました。黄金の塔が見えます。
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街中の石畳は暑さと日差しを跳ね返しますが、川面を眺めているとホッとします。
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折角なので船に乗ってバンパク会場跡地の方まで行って見ます。
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ここから大西洋を渡る船が発着していたのだと思うと感慨深い物があります。今はそんな面影はありませんが人や荷物で賑わっていたのでしょう。
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その頃を忍ばせるのはこの黄金の塔くらいでしょう。
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スペイン広場にも立寄りました。
20世紀になってからの建物ですがムハデル様式の美しい建物と広場でした。 -
水路が巡らされボート遊びも出来ました。
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スペイン中の主な都市がその都市の出来事を題材にしたマヨルカタイルと共に現されていました。
バルセロナを出発したのが遠い昔のように思われます。 -
スペイン広場全景。広大でした。
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ここがセビリアで一番落ち着ける所でした。
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カルメンが働いていたとされるタバコ工場の看板です。
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アルカサルを観られなかったのが残念でしたがセビリアを後にします。マドリーまではAVEの特急です。午後8時に出発して役2時間の列車の旅です。
セビリアを出発してからですので、午後8時半くらいになってようやく夕日が沈みました。荒野に沈む膨張して見える太陽はこのまま燃え尽きてしまいそうな恐ろしさと美しさでした。これまでの人生で見た夕日の中でも印象に残っています。残念ながら写真はありません。
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1997 スペイン周遊の旅
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