2009/12/17 - 2009/12/18
61位(同エリア166件中)
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アリヤンさん
「コーチン」、この地名はワタクシにとって特別な意味があります。
あの7つ星ホテルがあり、デザート・サファリで沸いているアラブ首長国連邦の商都、ドバイが関係あるのです。
ドバイの人口の半分以上は外人労働者で、その外人の大部分が南インドからの出稼ぎ労働者です。
その多くの出身地がコーチンとトリバンドラムなのです。
ドバイ隆盛の初期のころ(1980年代)(http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10080610/)、インド人が大半の労働力を提供していました。
そのころと比べれば、ドバイでは先進国からの観光客が飛躍的に増えたと思いますが、今でもワーク・フォースは相変わらず、南インド人に拠るところが大きいのです。
今後、ドバイに行かれるチャンスのある方、現地でインド人を見かけたら、その出身地を聞いてみてください。
胸を張って「コーチン!」や「トリバンドラム!」という人が多く居ること間違いないでしょう。
緊急避難ページ;
http://www.geocities.jp/ariyan9910n/eurasia4_127.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2日前に予約を入れたシニア・シチズン割引チケット SHATABDI EXPRESS SL1座席番号22&23。
早朝06:00amトリヴァンドラム発、 09:15amエルナクラム(コーチンの別名)着。
朝早いので 今日は03:30amに起床、05:00amにはホテルを出発した。
薄暗い中、ツクツクで駅まで。
駅ではどのプラットホームなのか?
列車がくれば来たで、乗るカーゴはどこ?
と、情報が無いので苦労する。
乗ってしまえば、座席番号通りに座ればいいのでOK. -
列車の昇降口が問題だ。
リュックを背負ったまま登るのが大変なのです。
パートナーは力が無いので中々、登れない。
登り階段が垂直で、しかも高いのです。
まあだれ彼ナシに手を引っ張ってくれるから良いケド。
ローカル列車に乗るにはそれなりの苦労が要ります。
さて、エクスプレスは飛ばします。
一路北を目指してひた走ります。 -
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朝ごはん時なので、インド鉄道弘済会?の従業員が弁当の注文を取りに来ています。
チャイ売り、 コーヒー売り、お菓子売り、揚げ物売り、水売り、色々やってきます。 -
ワタクシはチャイ、パートナーはコーヒー。
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南インドでは、主食はどこに行ってもカレーにお米です(ここのお米は煮ても焼いてもワレワレ日本人の口には合いませんが)。
よって水田がどこでも広がっています。
こうした「青いじゅうたん」風景には親しみが湧きます。 -
南インドの田園風景。
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水は豊富にあります。
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急行列車内風景。
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デッキに出て写真でも撮ろうか、と出てみると 、このように先着組が立っています。
(彼らは写真を撮る、ということには無関心で、ただ、外の風景をぼんやり見ていたい人びとなのです)
デッキのドアは勿論、開いたままです。 -
大きな橋。
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中の島?
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列車は大体、時刻どおりにエルナークラムに到着。
(エルナークラム=コーチン)
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エルナークラムの駅前には、ツクツクスタンドがあって、そこの窓口でチケットを販売している。
FIX PRICEなのです。
船着場までRs20.-(40円)
非常に 良心的です。 -
フォートコーチンへのフェリーの時刻表。
フェリー、一人Rs2.5(5円)。
キップ売り場は男性、女性と列が別れており、女性の列は短いので、女性同伴の場合は女性に並んでもらえばチケット購入が早く出来るのです。 -
エルナークラムからフォート・コーチンまで15~20分くらいの乗船です。
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エルナークラムは大都会です。
確かケララ州では第二の都市です。
だからキチャナくて空気が悪くて、喧しいです。 -
この地図ではフォートコーチンも島のように見えますが、半島でエルナークラムと引っつい ています。
真ん中のウィリンドンは島で、コ ーチン港を浚渫したときに出た土砂で人工的に作った島だ。
コーチンは現在でもインドのトップクラスの輸出入港で、その始まりは紀元前1000年ころのユダヤ王国キングソロモン王時代に遡る、らしい。
要するに東西を結ぶスパイス取引の中継貿易港として重要な拠点だったのです。
インドネシアのモルッカ諸島産スパイスを入れ、アラブ商人と取引、アラブはヨーロッパに。
その後、ヨーロッパが直接乗り出し、16世紀にポルトガル進出となった、というわけです。 -
コーチン最高級ホテル、タージ。
ウィリンドン島にあります。
昨年2008年、ボンベイのタージホテルはテロリストに襲われ、かなりの人数が殺され、確か日本人も2人ほど犠牲になったはずです。
最高級も良いが、危険もある、ということです。
(負け惜しみカナ?) -
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イチオシ
フォートコーチンの船着場が見えてきました。
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フォートコーチンの中心地(古い教会がある地域)は船着場からは結構遠く、荷物を持って歩くには遠すぎる。
船着場降りてすぐ、途中にFORT INN HOMESTAY.というミニ・ホテルあったので中を見てみた。
値段をきくと、Rs1,800(3,600円)と、高いので行こうとしたら「アナタの予算は幾らですか?」と云われたので「Rs700(1,400円)」と答えると、すぐに「Rs1000」と下がった。
でも「2週間くらい居たいからRs700」と言い張ると、ナント、オーケーとなった。
「特別価格なので他の客には言わないでくれ」と言われたが、果たして本当なのか?
よく分かりません、インド人は。 -
大きなファンが天井についています。
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このミニ・ホテル、中々、良いのです。
ダブル、ファン、トイレ+ホットシャワー、TV付きで、その質レベルは高い。
しかも嬉しいことに冷蔵庫が付いているのです。
長期滞在には冷蔵庫は有り難いのです。 -
ビジネス・カード
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カードの裏にマップ。
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イチオシ
宿が意外と早く決まったので、先ずは隣りの食堂で腹ごしらえをして、ちょっと食料品調達が出来るお店探しに出かけた。
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昔のユダヤ人街があった、マッタンチェリーと言われる区域方面に進むと、なにやら商品の問屋街となっていた。
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米の取引問屋やスパイス取引問屋がひしめいた、活気ある地域だ。
その中で小売雑貨屋を発見。
中に入ってみた。 -
ビスケットやコーヒー、紅茶、砂糖、ミルク、ラーメンなどを購入した。
変わったもの発見。
お米のフレークだ。
何に使うのか?
分からないが、さすが、お米の産地だけにいろんなタイプのお米が置かれていた。 -
雑貨屋には野菜が無かったので、人に聞きながら野菜市場を探して行った。
かなり歩かされた。
言っときますが、問屋街も歩いてる全域がキチャナイ、空気悪い、喧しい、アンビリバボー・インディアン通りです。 -
もうヘトヘトになるまで歩かされて、ついに、野菜市場、発見!
道すがら、インド人に道を聞くと「モウスグ、モウスグ」と思えるような発言ばかりで、だまされて1時間は歩かされた。
ここの場所の名前を聞くと「パレスロール」と聞こえた。(インド人の英語を聞き取るのはかなり難しいワ ザですヨ)(正解はパレス・ロードだった) -
まあ、ワタクシたちは喜んでトマト、タマネギ、ジャガイモ、西瓜などを買って、家路に付きました。
疲れた!
でも途中の街の様子がオモシロイ!
また、1時間ほど歩きます。 -
イチオシ
次の日、また買い物に出かけました。
マッタンチェリー地区への入口近くに、小さな川があって、そのほとりに、いかにも貧しい庶民の住宅街がありました。
中国の紹興では、運河のほとりには、たいてい、古鎮がありました。
それで思い出しました。
これは「インドのコチン」→「コーチンの古鎮」です。(サッブー!!)
そりゃあ、キチャナイものでした。 -
その川はすぐ海につながっていました。
でも川自体がキチャナイので、残念です。
中々良い風情なのですが、臭い+キチャナイでは興ざめです。
残念です。 -
今日の買い物は、メリケン粉(こちらでは パロータとかドーサ、というお好み焼きみたいなパンの素材)、味の素、醤油(豆のソースと書いてあったインド製)、きゅうり、ライム etc。
パートナーの胃がもう、スパイスの入った食べ物を受け付けられなくなったので
「何か食べられるものはなにか?」
っと追求した結果、
答えは「スイトン」でした。
ワタクシ、若かりし日のパリ遊学時代に、下宿で「スイトン」を作って食べたことがあります。
そうだ!「スイトン」を作って食べて、良かったら次は「うどん」を打とう!
で、できた「スイトン」は美味しいものでした。
久しぶりに完全ノン・スパイシーな食べ物で、胃も一休み出来る、ってなものです。
ひとつ気に入らないものがありました。
醤油が濃い口なので、見た目が「東京のうどん」みたいに真っ黒い色になることです。
ここインド、南インドでは致し方ないことではあります。 -
まだコーチンに来て2日しか経っていません。
しかも、食料の買い出ししかしていないので、どこに名所、旧跡があるのかまだ、分かっていません。
後で地図を見て分かったのですが、ヨーロッパ支配の象徴だった、ダッチ・パレスとか、列強の来る前から住んでいた、ユダヤ人のユダヤ教会(シナゴーグ)、などのすぐ近くまで 足を伸ばしていたのでした。
パレスとかシナゴーグとか聞いた分には、なにかロマンティックに聞こえますが、そこに到るまでの街並みは、そりゃあアナタ!、キチャ~ナイッ+臭~い+空気悪~い+喧し~い、ものなんです。
観光バスでスポットだけ廻って行けば、そんなものは良く見えないでしょうが、、、、 -
コーチンの位置関係を再確認して下さい。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- motogenさん 2015/12/11 17:46:36
- 自炊?
- インドの旅、読み続けていて気になっていたのですが、野菜なんか買ってきて自炊していたんでしょうか。
なべや包丁をバッグに入れて持参?
コンロも燃料も持参?
そんなことできるのかと不思議に思っていました。
もしかしたらホテルに備えられている?
そんな贅沢なホテルじゃないようで、それもおかしい。
気になってしかたありません。
でも素晴らしい旅行ですね。
TV番組で取り上げられたら、視聴率あがりますよ。
こんな旅行している人って、いないでしょう。
私はショックと共に、わくわくしながら読んでいます。
もったないので少しずつ。
- アリヤンさん からの返信 2015/12/11 19:44:36
- RE: 自炊?
- motogenさん、
ワレワレのタビの友は電気ラーメンポットです。
これは当方がお仕事時代に特にサウジアラビアに出張しているときによくお世話になった優れものです。
約35年前のサウジではホテルの食事もまずく、日本食もなかったので自衛策としてこのラーメンポットを持参してホテルの部屋で自炊していました。
当時の出張者の必携品みたいなものでした。
それが最近のタビの友となっています。
現地の市場で買い物をしてご飯を炊いて毎日のようにおいしい日本食が食べられるのです。
好きな時にお茶やコーヒーを入れて楽しめます。
ホテルでもゲストハウスでも電気代はタダですので電気は使いたい放題です。お米はジャポニカ米ならば炊けば日本米に近いものができます。
素材は現地調達してポットで調理すれば自分たちに合った料理となりますし、野菜不足になったりはしません。
このラーメンポットのおかげで、ワレワレ夫婦は長期の旅行も可能となっているわけです。
100Vから250Vまで切り替え式で使用できます。
今ではもうちょっと小型・軽量・ボルテージフリーのものもあるようです。
百貨店や東急ハンズなどの旅行グッズコーナーにあると思います。
ワタクシたちのラーメンポットは下記写真を参照ください。
http://www.geocities.jp/ariyan9907/15.JPG
http://www.geocities.jp/ariyan9907/RamenPot.jpg
- motogenさん からの返信 2015/12/11 20:35:06
- RE: RE: 自炊?
- ありがとうございます。
調べてみたらラーメンポッドありました。
サンヨーの「旅ガラス」というのは生産終了となっていましたが、中国製ですが評価が良いものもありました。
長期海外旅行には必需品だとの意見も出ていました。
ヨーロッパなどでは、レストラン食ばかりだと飽いてしまい、経費もばか高くなってしまうけど、半調理済みの食材を買ってきて自炊すれば、その国の味が簡単に味わえると言っている人もいました。
いいことを聞きました。
参考にさせていだだきます。
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