2003/10/09 - 2003/10/21
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インド最大の商業都市ムンバイ。
そして、かつてえのヒッピーの楽園であり、かのフランシスコ・ザビエルが東方布教の拠点とした町、ゴアを訪れました。
↓ブログでも紹介しています。
http://search-ethnic.com/category/travel/south-asia/india
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2003年10月、ムンバイとゴアを訪れました。
アーマダーバードから列車でムンバイへ。
数日滞在した後、列車でゴアへと向かいました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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10月9日(木)
アーメダーバードからやってきた夜行列車は、朝、ムンバイセントラルへ来に到着した。
ムンバイは広い。
半島の南端にあるフォート地区は、町の中心であるというだけでなく、私のような金のない旅人が泊まることの出来る、数少ない安宿の存在するエリアでもあった。
フォート地区へはここセントラル駅から通勤電車に乗り継ぎ、四つ先のチャーチゲート駅まで進まなくてはならない。私は重い荷物を抱え、人々でごった返す通勤列車に乗り込んだ。
↓続き(ブログの記事)
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ムンバイではシップホテルに泊まった。
しかし、このホテルには参った。
このシップホテルは、外国人旅行者というよりもインド人の商人や学生などをターゲットにした宿のようだった(ムンバイには安宿が少なく選択肢がない)。
私の部屋は30人部屋のドミトリー。一泊120ルピー(300円)で、私以外はほぼ全員インド人だった。
シャワーとトイレは共同。
熱いシャワーが出るのはありがたいが(水シャワーしかない宿や、お湯がなかなか出ない宿も多い)、トイレやシャワー室の絶対数が少ないのが困りもの。
朝や夜には誰も彼もがシャワーやトイレに殺到するため大混雑する。
インド人たちの好奇の視線を浴びながら順番を待つのは落ち着かないし、待っているインド人に扉をガンガン叩かれるのも嫌なものだ。
だが、最も勘弁してもらいたいのは部屋の状況だ。
部屋は最悪だった。
↓続き(ブログの記事)
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10月10日(金)
ムンバイは暑かった。
それも、じめじめとした不快な暑さだ。
あまりに暑いので、見学がてら訪れた最高級ホテル「タージマハルホテル」の冷房がガンガンに効いたロビーに長居してしまった。
昼飯はマックを食べる。
ここも冷房が効いていて落ち着ける。
午後は明日のゴア行きの列車のチケットを購入(284Rs)
さらに南へと進むが、海に入れるというのは魅力的だ。 -
夕方、海を見に行った。
ぐるりと弧を描いたバック湾に沿って走るマリーンドライブ。
夕方になると遊歩道沿いの防波堤の上には人々が集い始める。
仕事帰りのサラリーマン、いちゃいちゃしまくるカップル、家族連れ、物売り、物乞い。
緩やかなカーブの上には、灯り始めた街灯と椰子の並木が遥か彼方まで続いているのが見える。
林立する高層ビル群の、チカチカと点滅する色とりどりの灯り。
薄紫色に滲んだ沖に浮かぶ小さな漁船の群れと、その上をゆらゆらと飛び回るカモメ。
↓ブログの記事です。
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夕飯は、一昨年のテロで被害があった「レオポルド・カフェ」でチキンカレーとスイカジュースを頼む(134Rs)
かなりおいしかった。
夜は、シップホテルに早く帰りたくないので、ネットカフェでぐだぐだと時間を潰した。 -
イチオシ
10月11日(土)
7:05分発の列車でヴィクトリア・ターミナス駅を出発。ゴアへと向かう。
車内は適度に空いており、昼間の移動ということもあって、のんびりムードが漂う。
車中ではインド人の船員と話をした。
列車は大都会から郊外を抜け山地に入る。
そして、午後5時半頃、ゴアのTivim駅に到着した。
駅前にはヤシの森があって気持ちがいい。
バス停まで歩き、バスでマプサへ(7Rs)、マプサで別のバスに乗り、カラングートビーチへと向かった(7Rs)
宿は「Romald Guest House」(シングル175Rs)
一週間の滞在の予定。 -
10月12日(日)
朝、腕時計を盗まれた。
部屋の窓は鉄格子が付いているが、何かで引っ掛けて盗っていったらしい。
カラングートビーチは、外国人旅行者のほとんどいないビーチ。
しかし、この誰もいなさ加減が心地よかった。
この日は、デッキチェアで本を読んだり、波と戯れたりしてのんびりと過ごした。 -
イチオシ
10月13日(月)
カラングートビーチの北には、バガビーチがある。
バガビーチは、静かな入り江と並木のある穏やかなビーチだ。
ここは、カラングートよりいくらか外国人旅行者の姿が多い。
夕方、私はビーチに寝そべり、沈みゆく夕陽を眺めた。
多くの外国人旅行者たちも、同じように夕陽を眺めていた。
そして、牛たちも……。
牛たちはどこからともなく海岸に集結し、うつろな眼をしながら夕陽で紅く染まった海岸に、ただただ佇んでいた。
↓ブログの記事です。
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10月14日(火)
この日は、オールドゴアへ行った。
バスを乗り継ぎ、ゴアの中心であるパナジへと向かう。
ここから、オールドゴアへのバスが出ているのだ。
しかし、暑い。
蒸し蒸しした不快な暑さだ。
体中が汗でべとべとになってくる。
私はパナジでひと涼みしてから、オールドゴアへと向かうことにした。
(写真は、パナジのランドマークである白い教会)
↓ブログの記事です。
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パナジは、かつて植民地支配をしていたポルトガルの風情が色濃く残った町。
写真のカフェも、大衆的な店にもかかわらずコロニアルな雰囲気で、なかなかのものだった。
ここで、トーストとリムカとスクランブルエッグの朝食をとる(42Rs) -
オールド・ゴアへはバスで25分だった。
かつて、ポルトガル領インドの首府があったこの町であるが、今や見る影もない。
辺りにはほとんど街らしき街はなく、当時のままの姿をした教会がいくつか残っているだけだった。
それらの教会群の中でも最も重要な建物は、1594年に建立されたボム・ジェズ教会であろう。
↓ブログの記事です。
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ゴアでは、ボム・ジェズ教会の他に、サン・フランシス教会、ス・カテドラルなどを見学した。
カラングート・ビーチに戻った私は、ビーチ前のレストランで夕陽を見ながらプラウンカレーとビールの夕食をとる(90Rs)。
この店は気に入ったので、その後毎日のように通うようになった。 -
10月15日(水)
この日は、バガビーチのさらに北、アンジェナ・ビーチを訪れた。
ゴアのビーチ。
美しい海、白い砂浜、椰子の並木。
まさに楽園を思わせるその雰囲気に惹かれ、世界中から若者たちがやってくる。
1960年代の後半、ベトナム戦争が泥沼の様相を呈していた頃、行き詰まった西欧的合理主義や物質文明に反発した欧米の若者たちは、「愛」という漠然とした理想主義の下、世界中を旅し始めた。
いわゆるヒッピーである。
このカウンター・カルチャーが目指した場所が、欧米とは全く異なる価値観を持った東洋、それも様々な思想を生み出したインドであるということは当然の帰結だったといえるのかもしれない。
↓ブログの記事です。
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10月16日(木)
この日は、コルヴァ・ビーチを訪れた。
コルヴァ・ビーチは、パナジの町からバスでマルガオへ(1時間)、そこからさらにバスに乗り継ぐ必要がある。
開放的なビーチには椰子の木が生えており、椰子の全くないカラングートとも、開放感のないバガやアンジェナとも違ったビーチだった。
ここで日本の学生と出会う。
泊っている宿(ロマルド・ゲストハウス)を紹介すると、2日後に来るということになった。
宿のおやじにそのことを伝えると大喜び。
10月17日(金)
ゆったりとデッキチェアに座り、海で泳いで夕陽を見る。
ただ、この日は、街の電気が全てダウンしてしまい、困った。
相当な暑さなので、店のクーラーや部屋の扇風機が動かないというのはつらい。 -
10月18日(土)
午後、一昨日にコルヴァビーチで出会った日本人学生が宿に来た。
宿のおやじも大喜び。
バガビーチで泳いだり、いつものレストランでビール飲みながらカレー食べたり、部屋で音楽を聴きながら紫の煙をくゆらせたり、のんびりと過ごした。
10月19日(日)
この日は午前中にムンバイ行きのバスチケットを購入(375Rs)。
それから海へ行き、音楽を聴きながら本を読んだり、海で泳いだりした。
夕方、日本人学生とカレーを食べ、部屋で音楽聴いて飲んで、スモーキーでトランシーな気分に酔った。 -
10月20日(月)
午後まで部屋やビーチでゆったりとまどろむ。
夕方、日本人学生と宿の面々に挨拶してバス停へ。
ムンバイ行きのバスはスリーパーだが、狭くて暑苦しい不快なバスだった。
10月21日(火)
朝7時、ムンバイに到着。
チャーチゲート駅まで重い荷を背負って2キロ歩き、列車予約センターで今晩のデリー行き夜行列車のチケットをゲット。
夕方まで暑いムンバイをうろつき、列車に乗り込んだ。
↓ブログの記事です。
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