松江・松江しんじ湖温泉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
<br />2009年12月30日(水)<br /><br />ホテル心づくしの料理は、わがお腹にはやや負担が重かったが、カニも出雲肉のビフテキもほぼ平らげることが出来た。<br /><br />おかみの推奨と言うお酒は、料理の味に深みを添えて、神話の国出雲の夜を堪能する。<br /><br /><br />21時からホテルの庭で、光と音の見世物があった。<br /><br />テーマは「日本の四季」。<br /><br />このホテルの、自慢なのだろう。<br /><br />1961年の7月、ヴェルサイユ宮殿で味わったソン・エ・リュミエールを思い出した。<br /><br />その頃の日本人はすっかり自信を失っており、財布は空っぽだった。<br /><br />日本・パリを往復するには、二年半分の給料を要したものだ。<br /><br /><br />赤や青のメノウがちりばめられた風呂は、お湯の清澄さが素晴らしく、神代の昔を思い出しながら、陶然と入浴を味わう。<br /><br />床につくころになり、雪がドンドン降って来て、見る見る道路に降り積もる。<br /><br />気温が低いのだろう。<br /><br />予報では、今夜中の積雪は40センチに達すると言っている。<br /><br />この辺りでは珍しい雪のようだ。<br /><br /><br />2009年12月31日(木)<br /><br />朝御飯のビュッフェでは、クロワッサンが人気だった。<br /><br />パン焼きのコックさんが、焼き方をドイツで学んできたという。<br /><br />サッパリと軽いながら香ばしく、フランス風のクロワッサンとは一味違うと感じた。<br /><br /><br />今日は大みそか、2009年最後の日である。<br /><br />松江の町に出て、殿様が好きだったと言われている「鯛飯」を食べる予定だったが、残念ながら今日は休みとのことで断念する。<br /><br />しかしとにかく松江に出て大晦日を味わおうと、ホテルの斜め前にあるバス停からバスに乗る。<br /><br /><br />どの土地に行っても、バスや地下鉄に乗ると、たくさんの地元の人に出会うことが出来て、面白く楽しい。<br /><br />旅に来て良かったなぁと感じる、場面の一つである。<br /><br />JR松江駅で降りる。<br /><br /><br />松江駅の高架化工事は、かつて私の担当範囲だった。<br /><br />完成祝いに東京から夜行列車に乗って高木国鉄総裁が来て下さり、私が松江駅でお迎えした記憶はが新しい。<br /><br />高木さんは私がアフリカから帰ってからの付き合いだが、私との出会いを楽しみにしておられ、私はストレス発散のいい相手だったようだ。<br /><br />大蔵省時代大阪に勤務されたこともあって、多忙の中足しげく大阪に来られた。<br /><br />その都度楽しく盃をかわしたものだった。<br /><br />

日記10.01.01-3 バスに乗って大晦日の松江に出る

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2009/12/30 - 2009/12/31

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ソフィ

ソフィさん


2009年12月30日(水)

ホテル心づくしの料理は、わがお腹にはやや負担が重かったが、カニも出雲肉のビフテキもほぼ平らげることが出来た。

おかみの推奨と言うお酒は、料理の味に深みを添えて、神話の国出雲の夜を堪能する。


21時からホテルの庭で、光と音の見世物があった。

テーマは「日本の四季」。

このホテルの、自慢なのだろう。

1961年の7月、ヴェルサイユ宮殿で味わったソン・エ・リュミエールを思い出した。

その頃の日本人はすっかり自信を失っており、財布は空っぽだった。

日本・パリを往復するには、二年半分の給料を要したものだ。


赤や青のメノウがちりばめられた風呂は、お湯の清澄さが素晴らしく、神代の昔を思い出しながら、陶然と入浴を味わう。

床につくころになり、雪がドンドン降って来て、見る見る道路に降り積もる。

気温が低いのだろう。

予報では、今夜中の積雪は40センチに達すると言っている。

この辺りでは珍しい雪のようだ。


2009年12月31日(木)

朝御飯のビュッフェでは、クロワッサンが人気だった。

パン焼きのコックさんが、焼き方をドイツで学んできたという。

サッパリと軽いながら香ばしく、フランス風のクロワッサンとは一味違うと感じた。


今日は大みそか、2009年最後の日である。

松江の町に出て、殿様が好きだったと言われている「鯛飯」を食べる予定だったが、残念ながら今日は休みとのことで断念する。

しかしとにかく松江に出て大晦日を味わおうと、ホテルの斜め前にあるバス停からバスに乗る。


どの土地に行っても、バスや地下鉄に乗ると、たくさんの地元の人に出会うことが出来て、面白く楽しい。

旅に来て良かったなぁと感じる、場面の一つである。

JR松江駅で降りる。


松江駅の高架化工事は、かつて私の担当範囲だった。

完成祝いに東京から夜行列車に乗って高木国鉄総裁が来て下さり、私が松江駅でお迎えした記憶はが新しい。

高木さんは私がアフリカから帰ってからの付き合いだが、私との出会いを楽しみにしておられ、私はストレス発散のいい相手だったようだ。

大蔵省時代大阪に勤務されたこともあって、多忙の中足しげく大阪に来られた。

その都度楽しく盃をかわしたものだった。

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  • 温泉の底は<br />メノウのオンパレードだった

    温泉の底は
    メノウのオンパレードだった

  • メノウがちりばめられた<br />温泉

    メノウがちりばめられた
    温泉

  • 温泉風呂に入っていると<br />神代の昔が偲ばれる

    温泉風呂に入っていると
    神代の昔が偲ばれる

  • 玉造温泉街を流れる川は雪の薄化粧<br />川べりに足湯も見える

    玉造温泉街を流れる川は雪の薄化粧
    川べりに足湯も見える

  • 玉造温泉から松江に行くバス

    玉造温泉から松江に行くバス

  • 共同温泉「ゆ〜ゆ」の大きな建物の前に<br />松江開府400年記念の旗が立っていた

    共同温泉「ゆ〜ゆ」の大きな建物の前に
    松江開府400年記念の旗が立っていた

  • 途中踏切で出会った<br />特急「やくも」の雄姿

    途中踏切で出会った
    特急「やくも」の雄姿

  • JR松江駅の高架下商店街を彩る<br />大壁画

    JR松江駅の高架下商店街を彩る
    大壁画

  • JR高架下商店街<br />壁画の一部

    JR高架下商店街
    壁画の一部

  • 松江駅前広場に雪が降る

    松江駅前広場に雪が降る

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