万博公園☆イルミナイト万博２００９

2009/12/23 - 2009/12/23

普段は白色に赤のイナズマが走る太陽の塔。

この太陽の塔の白色を活かし、キャンバスに見立てて、光の模様やメッセージを映し出すイベントがクリスマスシーズンに開催されます。次々と変化する刺激的な太陽の塔の着せ替えショー。

太陽の塔だけではなく、イルミネーション・ストリートや電飾アートもあります。規模はそんなに大きくはないですが、屋台も出ていて楽しめました♪

●イルミナイト万博2009
12／20（日）〜12／24（木）16：00〜21：00
入場料　大人￥250

エリア 吹田・万博公園(大阪)

雨がパラパラ降る中、夕方の万博公園へ。

雨の降る夕方の公園はひっそりと静か。

こんな哀愁を感じる景色の傍らでは・・・

・・・電飾キラキラの‘イルミナイト２００９’が開催されています♪今日のお目当ては、こちら！

芝生の上では列車やサンタクロース、雪だるま、色々な動物などが形作られ、光っています。中には仕掛けがあって動くものも有り！

ただ、周りが囲われ、接近出来ないところがちょっとだけ残念かな。（芝生上の展示など、理由があるのだとは思いますが）こういうのを間近で見たり、一緒に写真を撮るのが好きな人は結構多いと思うので、囲いがなければ、もっと盛り上がる気がしました。

イルミネーションの横で負けない存在感を放っていたメリーゴーランド。

やっぱりメリーゴーランドは、夕暮れも捨てがたいけど、夜がカッコイイ！光の下で輝くアンティーク調がなんとも独特。

妖しいです！ハジケます！(笑)

・・・と、周りがイルミネーションを撮っている横で、パシャパシャとメリーゴーランドを撮影している怪しい自分。

そうそう、寄り道をしたけど、目的はイルミネーションだった。

こちらが、イルミナイトのメインストリート。
青いライトに照らされ、青色の道が出来ています。

欲を言えば、木の電飾を青色一色にするなら、時間を決めてこの青色の道に光で落書きをして欲しかったな。周囲に邪魔する光が特にないので、光の模様や色が目立つと思いました。

この場所は万博公園の東大路になります。そして、両脇の電飾の木は、春には名物となる見事な桜の木。この桜並木はまだまだ続き、メインは青色一色ですが、サイドには個性的な電飾アートが置かれていました。

この道サイドの電飾アートは４部作。

まず、序盤。これは綺麗！
違う種類のガラスの中で青色電球が光っています。
流れるような青の世界。ガラスで出来た雪だるまもさりげなく置かれていて遊び心もありました♪

中盤①。

タイルの箱から漏れ出る光。

中盤②。

木の周りに積み上げられている丸い光の玉。
この写真よりも実物は断然綺麗です。
特にゴールドの玉がキラキラ☆

ベースの骨組みはワイヤーで組まれていますが、そのワイヤーの周りを糸でくるくる丸く巻いて、光の色を変えて照らしていました。

木全体の様子。

丸い玉の大部分が糸で出来ているので軽く、木にもツリーの玉のようにぶら下げられていました。こんな風に数本の木が装飾。インパクトがあって面白かったです。

そして、ラスト。ずらりと並ぶ裸電球。

先ほどまでとは打って変って、色味の無い電飾アート。一見地味に見えますが、良く見ると面白いです。

個々に作品が並んでいますが、それぞれの形が違い、電球が付いている向きも様々。光る色を直に楽しむというより、反射する光の色や形を楽しむ作品ですね。

これらの４部作、それぞれのアーティスト集団が競って作ったものだと思いますが、どれも個性的で良かったです。

メインストリートから少し離れた広場に飾られていた電飾アート。

光で色や模様が変わるものもあり、面白かったです。正直、今年行った中之島イルミネーションと比べると規模が小さく、メインストリートの青色電飾も随分地味ですが、ひとつひとつの電飾アートを見ると万博公園の方が面白いと思いました。

そして、いよいよ本当のメイン会場、太陽の広場へ。

あの太陽の塔に光の模様とメッセージが入る！

太陽の塔に光の模様が映し出され、目まぐるしく変わっていきます。中央には一般募集した電光メッセージも。これは面白い！

岡本太郎も‘ワシの作品になんちゅうことを’とは言わず、これなら面白がって喜びそう！？

しかし、ここがメイン中のメインなのに、携帯電話のバッテリー切れであえなく撮影終了（写真は全て携帯電話で撮影）。音楽ステージも併設されていて、なかなか盛り上がっていました。

全体的には少し地味な感じもしましたが、屋台広場ではビニールテントの中にストーブを焚いて、仮避寒場所をつくるなどの工夫も見られ、利用しやすかったです。太陽の塔が踊りだしそうなイルミネーション、是非一度見に来られてはどうでしょうか☆