2009/12/12 - 2009/12/13
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yabusameさん
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2009年12月12日(土)~13日(日)、
栃木県は湯西川温泉に行ってきました。
最初、場所の名前を聞いたときは、
失礼ながら「どこそれ?」という感じだったのですが
行ってみたら、実に素晴らしいところでした。
調べてみると、湯西川温泉は
壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落人たちが隠れ住んだことに始まる
ルーツを持っていて、
(追手に見つかると危ないので)
「男子が生まれても鯉のぼりはあげない」とか「鶏は飼わない」とか独特の風習が残っているそうで。
個人的にはかなり好みの場所っぽいなあ、と俄然楽しみに(笑)
雨が降り出しそうな曇天模様の中、
あの鬼怒川温泉からバスで山道を揺られること1時間強、
たどりついたのはまさに秘境。
山間にひっそりとぽつぽつと家屋が点在し、
湯煙が上がっている、そんなイメージの場所でした。
泊まったのは、
平家落人の子孫が創業し340年続く老舗宿、
「本家伴久萬久旅館」。
忙しい合間をぬってのせっかくの温泉旅行なので
今回はちょっと学生では泊まれないような
風情のあるところに泊まりたいなーと思った次第です。
建物も歴史を感じさせるもので気に入りましたが
(ちなみに到着すると、大きな銅鑼をならされて
歓迎されます)
なんといっても素晴らしかったのは
夕食で食べた平家落人料理。
夕食は、つるで編んだような橋を渡ったところにある
別館で食べるのですが、
これがいろいろな山の幸を囲炉裏で焼いて食べる、
野趣あふれるもの。
シカの叩き、アユの塩焼きから始まり、
山椒魚(サンショウウオ!)に至るまでしっかり堪能!
竹酒(竹を切って中に日本酒を入れたもの)も美味い!
深夜に入った露天風呂。
ふっと見上げるとさっきまで曇っていたはずの空が
澄み渡り、星が綺麗にまたたいていました。
2日目は平家落人の暮らしを伝える「平家の里」
というところも覗きつつ、
大満足のうちに帰途についたのでした。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
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宿の部屋から、別館に向かう橋(かずら橋というらしい)を眺めつつ。
-
部屋の中。写真では伝わりにくいですが天井が高くてとても趣があります。
-
名物の平家落人料理たち。
手前の木べらのようなものは「一升べら」といって
山鳥を叩いて味噌と山椒であえたもの。
これは日本酒に合います(笑) -
-
竹酒。
こうして囲炉裏にかざすことでお燗感覚で飲めます。 -
2日目に行った「平家の里」。
中には平家の落人たちが暮らした茅葺き屋根の家が
立ち並んでいて、その中での暮らしぶりも再現されています。
ただ、めちゃめちゃ寒かったー。。。 -
シカもいましたー。
-
-
最後に宿の入口もパチリ。
歴史を感じさせるつくりです。 -
初めてレモン牛乳を飲んだ。
もうちょっと乳酸菌飲料っぽい味を
想像していたんだけれど酸味はゼロ。
不味くはない、って感じです。
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