紅葉の讃岐(1) ANAマイルで高松へ ～2009年11月～

2009/11/27 - 2009/11/29

近々、期限切れを迎えてしまうANAマイルを使い、「いっしょにマイル割」で高松へ飛びました。

korotamaの1万マイルに、お抱えカメラマン分20,200円のお支払いでした。

エリア 高松(香川)

• 交通手段: レンタカー 自転車 ANAグループ 私鉄 徒歩

羽田空港第2ターミナル。
手荷物検査を通過して目に入ったゲート案内板。
あれ？ こんなの前にあったっけ？ と物珍しげにシャッターを押しました。
ゲート番号、便名、出発時刻にラウンジの場所も表示されていて、とっても分かりやすい！

今回は68番ゲートは右のほうで、そちらサイトも初めて？

ラウンジに向かう途中、「ポケモンジェット」に遭遇。


便限定で羽田⇔千歳、羽田⇔那覇を往復しているそうな。

こっちはエンジンにイルカが描いてある！

AIR NEXT、エアーネクスト株式会社という、ANAグループの小型機事業領域を担当する会社の機材だそうです。
保有している25機の BOEING 737-500 にはエンジンにイルカが描かれていて、「ーパードルフィン」という愛称が付けられているんですって。

うん、かわいいね。

お邪魔したラウンジは65番ゲートのすぐそば。
ここへは初めて入ります。

駐機場に面していて眺めはいいけれど、ちょっと狭かったですね。
金曜日の夕方のせいか、出張帰り風のサラリーマンで、ほぼ満席状態でした。
ノートPC開いて、キーボードをたたく人が多かったなぁ。

そんなサラリーマンに紛れて、korotamaは、一杯(^.^)

高松行きが待つゲートへ行くと、このような案内板が。


JALでは既にこういうの、登場していましたけど、ANAで見るのは初めて？

初めて尽くしの羽田空港です。

羽田 16:55発 高松行き、NH537便。
1時間20分のフライトです。


使用機材は Boeing 767-300（JA8271）。

2005年から導入を始めているという、新設計のシート。
ピッチは従来と同じなのに、足元にゆとりがあり、いい感じです。

会議用の椅子にクッションや背もたれ、テーブルをつけたような感じで、軽やかさがありますねー。

Boeing 767-300、シート配列は2-3-2。
前方にはプレミアムクラスが10席あるタイプでした。

シートポケットは前座席シートの上部にあります。
このお陰で足元がすっきりなんですね。

目の前がちょっとごちゃごちゃした感じにはなるけれど、空間にゆとりがある方がいいですね。

赤く染まる羽田の空

時間的にもゆとりがあったようで、お飲み物はお代わりもサービスされました。
初めはコンソメスープをいただいたけれど、2杯目は期間限定の白ブドウジュースもいただきました。
結構、甘かった(^_^;)


9月に小松の航空機博物館で買った でっぷりANA機にも搭乗、もとい、登場していただきました(^_^;)

定刻より5分遅れの18:20、高松空港到着です。



「いあかまつ」だぁ、と、一人ウケるお抱えカメラマン。

高松空港 空港

バゲージコンベアーのところに、ANAジャンボのミニチュアが！

お隣のコンベアーにはJAL機。

現地で足となってくれる、日産 TIIDA。

電車でも移動できる行程なので、レンタカーにするか否か悩んだ高松行きでしたが、電車賃もトータルすると結構な金額になってしまうので、車で走ることにしたのでした。
ちょっと大きすぎるなぁ、とも思いましたが、エンジン音も静かで、燃費もかなりよかったので、まぁ、これで良かったですね。

高松でのお宿は「キャッスルホテル高松」。

町中にあり、電車の駅も近い、のに、駐車場無料で宿泊料も格安のお宿。

キャッスルホテル高松 宿・ホテル

部屋に入って、目が点になりました。


いきなり和室だし、奥の部屋にはダブルサイズのお布団が敷かれている･･･。

お風呂も、広い上にタイル張り！

トイレは水洗だけれど、和式です。

かなり古い建物で、部屋も一風変わってはいますが、フロントのスタッフさんは明るくお話好きで、ちょっと癖になりそうなホテルです。

楽天トラベルに寄せられた「お客様の声」への返信が、かなり笑えます。

夜は琴電で、栗林公園の紅葉ライトアップを見に行きました。


ホテルの最寄り駅はことでんの片原町駅。
小さい駅です。

片原町駅 (香川県) 駅

ホーム側から改札口を撮ってみました。
隣駅は終点、高松築港駅です。

高松築港駅 駅

ことでん（高松琴平電気鉄道株式会社）の非接触型ICカード、IruCa。

うーん、なんでイルカなんだろう？

IruCaカードを持たない人は切符ですが、なんと、駅員さんに鋏を入れてもらうんです〜(^.^)/~~~


こんなの、ものすごーく久しぶり！

片原町駅ホーム。
線路を横切って渡ります。

情緒ありますねー。

片原町駅 (香川県) 駅

高松築港行きの電車が隣のホームに入ってきました。
車両にもイルカが描かれています。

籠に載るイルカ・・・

高松築港駅 駅

korotamaが乗り込む電車はシンプルなツートンカラー。

おぉ！
ホームの自販機にもイルカ。

コチラのイルカは公衆マナーを訴えています〜。

名所、栗林公園の最寄り駅、栗林公園駅です。
片原町の次の駅、瓦町駅で乗り換えて、やって来ました。

ホームがとっても狭くって、うーん、なんだかいい感じです〜。

栗林公園駅の駅舎。
お洒落ですね。

栗林公園駅 駅

夜、食事を求めてさ迷った商店街。

レトロな雰囲気漂いますー。

クリスマスイルミネーション？

商店街をちょっと外れた飲み屋街。
香川の地酒「金陵」が目立ちます〜(^・^)

「金陵」
あーんまりメジャーではないようだけれど、美味しいんです！

明るくなりまして、、、高松町歩き。



町中で風情のある建物を発見。

片側2車線で、分離帯には高い樹木が植えられている、広々とした中央通り。
こんなに広く道路が取れるのは、元は外堀だったのかな？

歩道も広々です。
しかも、自転車と歩行者分離タイプです。


平坦な町なので、自転車を利用する人が多いんですね。

JR予讃線 高松駅。
琴電の駅に比べると、大きくて、現代的ですね〜。

高松駅 駅

北（地図左側）はもう港、瀬戸内海です。

高松駅前に、不思議なモニュメント。


「親切な青鬼くん」だそうです。

高松駅前には観光案内所もあります。


地図を貰い、朝から食べられるうどん屋さんも教えてもらいました。

瀬戸内海に面した高松城は水城として有名で、三方の堀には海水が引き込まれていました。
海と深く関わり、海を旨く利用してきた先人の知恵に思いを馳せる「海水池」が駅前広場にありました。


鳩さん、しょっぱくないのかな？

とあるレンタカー屋さん。

「うどん巡りナビ」


さすが、讃岐です！

「高松城艮櫓」（うしとらやぐら）と「ことでん 1200系」


この車両は京急から譲り受けたものだとか。

琴電の始発駅、高松築港駅。

JR予讃線 高松駅から数分、高松城跡のすぐ前に位置しています。

ことでん、入線。


この1100系は京王電鉄から譲り受けたもので、昭和40年代の京王線の主力だったとか。
korotamaも乗っていたかも？

海べりに、時代を感じる建物発見。

海べりに建つ「時報鐘」

松平初代藩主頼重が城下の人に時を知らせるために造った鐘楼で、当時は外堀の西南に建てられていたもの。
その後転々とし、現在は玉藻公園外側の海べりに置かれています。

高松と岡山の宇野を結ぶ宇高国道フェリーの「りつりん丸」。

フェリー乗り場へ行ったら、ちょうど出航するところでした。

香川はkorotama両親の故郷。子どもの頃は夏休みによく遊びに来ていました。
この会社かどうかはわからないけれど、本州から香川に入るには「宇高連絡船」に乗っていました。
この船内で食べる讃岐うどんは、子どもの味覚には美味なるもので、乗るたびに楽しみにしていた記憶があります(^.^)

信号機の周りが青く塗られているって、珍しい？

ちょっと戻りまして。


JR高松駅周辺の地下は大(?)駐輪場があります。

高松駅 駅

駐輪場へ下りる階段は、自転車のためのスロープ付き。

何故、korotamaがその地下へ行ったのかというと、

高松市にはとても便利なレンタサイクルがあるのです。
一時利用24時間以内は100円という手軽さ。
しかも返却場所は、7箇所あるレンタサイクルポートであればどこでもOKという便利さ！

琴電で移動しながら市内散策もいいけれど、この便利な仕組みはぜひとも利用してみたい！と、korotamaたちも一時利用させてもらいました。

身分証明書を提示して、自宅住所などを書き込んだ申請書を出したのちに発行された利用証。

24時間を超えた場合も、24時間ごとに100円課金という料金体系なので、数日間滞在する場合にも格安で利用できますね。



再発行はとても難しいので失くしてはいけません！と念を押されました。
高松に行くときは、忘れないように持って行かなくっちゃね。

借りた自転車。

丘陵地帯に暮らすkorotamaにはとても久し振りの自転車です。

自転車をベルトコンベアーに乗せて地上に上がります。

自転車専用道をすーぃすーぃ走って、目的地、昼間の栗林公園を目指します。