旭山バカ 第２回その２　夜のどうぶつえん編

2009/08/15 - 2009/08/16

　日も傾いてきた。すでに動物園に入ってから４時間近く。
しかし、夜の動物園のためにきたのに、音をあげてなど
いられない（修行か？）。
　夜はこれから、寝かせないぜベイベー（意味不明）。

エリア 旭川(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩

　ホッキョクグマも営業が一段落して涼んでいる。
あのスタイル、いいなあ。

　ペンギンのもぐもぐタイムはかなりの人垣で
見られそうにない。あきらめるか。

　もう一度オオカミの森に行ってみると、ふられた
ケンはまだしょげている。

　あ、でも立ち直った。

　少しずつ日が傾いてきた。早めに室内展示になる
動物たちは見ておかないととチンパンジーの森へ。

　動きが早くて写真撮影もひと苦労。

　スカイブリッジもそろそろ終了時間。急がないと。
なんだか、すごいアングル。

　子ちんぱんはやっぱりかわいい。

　ちんぱんじーの森、しゅうりょお。

　かぴばらさんも営業時間が長いせいか、少し
眠そう（それはいつもか）。

　もうひとがんばりの伸び。

　アミメキリン。左の大きい方が女の子の
マリモ、右の小さい方が男の子のゲンキ。

　まだちゃんとしたカップルというところまでは
いっていないようだけど、お姉さんのマリモの後に
ついて歩くゲンキ。婦唱夫随か？

　すらりと伸びた姿がりりしい。

　ほんとに同じ行動をする２頭。いいペアになる
ことを願って止まない。

　さっきはいっぱいで入れなかったペンギン館の
トンネル水槽に行ってみると、キングペンギンが
きもちよさそうに泳いでいる。

　ぷかぷか。

　ペンギンが空を飛んだ！　ように見える。
ちょっとお気に入りの写真。

　西日のあたる猿山。ちび猿が練習中。

　親猿は無防備。

　つぶらな瞳がらぶりー。

　こどもはまだまだ無邪気。鎖のとりあいっこ。

　だいぶ日が傾いてきて、いよいよ夜の動物園
らしくなってきた。

　昼間は寝ていたシロサイも泥あびをしてうろつき
はじめた。このあとおしっこをしたのだけれど、
水たまりどころかみるみるうちに池ができ川が流れ
だした。そして、なぜが目が離せなかった。

(11/17に亡くなったそうです。心からご冥福を
お祈りいたします。)

　鳥目のエゾフクロウもそろそろお目覚め。でも、
写真を撮るのがだんだん難しくなってきた。

　やはり、夜の醍醐味はもうじゅう館。
「ヒョウハ　メガ　グリーン」。

　しかし、フラッシュ禁止だとやはり撮影は困難。
昼間は敷物になっているユキヒョウも元気に動いて
いるのだけれど、逆に写真はまったくわからない。

　シンリンオオカミはまさに夜が旬なのだけど、
こちらも画像がまるで使い物にならない。なかなか
夜の動物園を伝えるのは難しいなあと思う。

　ホッキョクギツネや

　ホッキョクグマくらいに留まってくれればいいけど。

　今年の夜の動物園ではヘイケボタルをビニール
ハウスの中に話して「ほたるの小径」をという
企画を行っていた。この時期だけの企画という
ことで、アナウンスがあってすぐ会場に向かった
にもかかわらず、入るのに４０分待ちとなる人気。
真っ暗な上にあまり立ち止まらせてもらえないので、
蛍の写真は残念ながら撮れなかったが、蛍の光を
見られるというのはいいものだ。でも、北海道って
自然の蛍は生息しているんだろうか？　

　そろそろ駅に戻ろうかと思いながら、あざらし館の
前を歩いていると「これから夜の水中もぐもぐタイムを
やります！　今日からの企画で、これはこの時期しか
やりません！」との呼び込み。これは見るしかないと
列に並ぶ。もぐもぐタイム前はマリンウェイを通る
あざらしくんで撮影の練習。

　ダイバーさんが「えさはイカナゴです」と説明し

　イカナゴを手から離す。すると、アザラシくん
たちはものすごい勢いで泳いで魚をぱくっと口に
する。マリンウェイの時のようにのんびりなんて
していないので、とてもじゃないけど撮影は無理。

　昼のもぐもぐタイムでも、プールの方にえさを
投げて、あざらしくん達がすばやく取りにいく
ところを見せてくれるけれど、水中給餌の方が
より「水生動物」ということを実感できた。
この時間まで残っていてえがった。

　結局動物園を出たのは閉園間近の20:50。
たっぷり９時間近く動物園にいてしまった。
旭川駅に戻るともう21:40。ファンファン号の
きっぷには大雪地ビールの無料１杯券がついて
いたが、オーダーストップは21:30で、残念
ながら使えなかった。食事場所の選択肢はもう
かなり限られてしまう時間帯で、たまたままだ
開いていた山頭火の本店（実は初入店）で定番
塩ラーメンをいただく。まあ、こんなもんでしょ。