北京3日間　1日目「胡同」　

2009/11/21 - 2009/11/23

結婚して1年。何か記念にと思いついたのが嫁さんを北京に連れて行ってみようという事。以前台湾に行った事のある嫁さんに故宮博物館の話を聞いた。何でも台湾の故宮博物館には当時北京から運んだ様々な展示物があって大変価値のある物だと言う。台湾に行った事の無い自分には故宮と言えば北京の故宮博物院しか知らない。ちなみに嫁さんは北京には行った事もなく、故宮の会話が出ると「北京の故宮は中身の取られた抜け殻の様なもんでしょ？」「いや皇帝の財宝より北京にある故宮建築物に価値がある」･･･いつも平行線のまま。気の乗らない嫁さんを説得して、貯まっていたマイレージを航空券に変え、一通り北京観光の出来そうな日本旅行主催の「てんこ盛り！北京3日午前発コース」を現地発着ツアーで申し込んで北京へ行く事に。

【ツアー】
日本旅行「盛りだくさん！北京3日　ザ・リージェント北京」
【現地代理店】
日旅国際旅行社有限公司
【日程】
10:35　NH905　成田→北京
13:40 北京到着
15:00?　日本語ガイドとの市内散策
　　北京オリンピックスタジアム「鳥の巣」→胡同輸タク巡り→　　煙袋斜街散策→胡同輸タク巡り→茶韵怡然
18:00　夕食：鼎鼎香 東環店（火鍋）
北京麗晶酒店泊

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 日本旅行

定刻通りNH905便、北京行きに搭乗。機種はBoeing767-300。

事前座席予約が出来たので翼の掛からない38列目の左側窓側席ABを選択。思惑通り、窓から富士山が見えました。

機内食は前菜にサーモンのマリネ、アンデスポークハム、コールスロー。メインディッシュはハンバーグステーキきのこのソース。

定刻より30分遅れで北京首都国際空港到着。利用するのは、以前来た時に工事中だったターミナル3。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

香港国際空港ターミナルビルも手掛けたノーマン・フォスターの設計はどこか近未来的なターミナルです。手続等を済ませて到着ゲートにて今回お世話になる日本語ガイドの朴さんと合流。

空港から市内に向かう途中で立ち寄ったオリンピックスタジアム。現在では観光客からの収入で賄えるので、競技等は別の競技場で行われてるそうです･･･なんかもったいない。

北京国家体育場 (鳥の巣) スタジアム・スポーツ観戦

市内に移動して胡同をのんびりと輸タクで巡る。思った程に寒くも無く、下町の雰囲気が伝わる感じです。

胡同 旧市街・古い町並み

輸タクを降りて煙袋斜街散策。復元整備された街並みながらも往時の活気や面影が伝わります。

烟袋斜街 お土産店

輪タクで巡る夕暮れ時の胡同。煉瓦にほんのり映える茜色の冬景色です。

雍和宮近くにある茶韵怡然。中国ではよくある日本人向けの茶の土産店でしたが、最近ではフレーバーや入れ物の外観も凝った物も多く感じました。自分は買うつもりも無かったのですが、嫁さんが香りも味も好印象だった高麗人参処方の烏龍茶（2500円）を購入。

茶韵怡然茶館 専門店

夕食は東直門に近い鼎鼎香。洗練された店内のレイアウトからも高級鍋料理店と人気ある事が伺えます。

鼎鼎香 (東環店) (ディンディンシィァン) 中華

前菜として出てきたのは海老の揚げ物。プリプリとした食感に少し辛めのソースが食欲をそそります。

鼎鼎香自慢の火鍋。器も盛り付けもスタイリッシュです。鍋はと言うと一人で一鍋を使用するスタイルで、胡麻ダレとポン酢で頂きます。豚肉、牛肉をはじめ野菜も盛りだくさんでした。

宿泊は王府井に近い北京麗晶酒店（ザ・リージェント北京）。広々とした室内に飾られた調度品に中国らしさを感じます。

リージェント ベイジン ホテル

シャワーブースとは別にバスタブもあり、バスルームのブラインド越しに部屋も見えるので入浴しながらテレビも見れたりと使い勝手は良かったです。

アメニティも豊富な上に、使いきれない程のタオルも常備されてました。

部屋から見た夜景は金寶街と金魚胡同が東単北大街に交差する場所で、北京麗晶酒店の反対側の角には中国国際旅行総社のビルが構えてます。

ホテルから出て少し散策。一緒にいた嫁さんが「お城みたい」と見ていたのは2008年開業したヨーロピアンスタイルな外観の北京励駿酒店。5つ星より高い、プラチナ5つ星ホテルだそうです。一体どんな人が泊まるんだろう？