2009/11/06 - 2009/11/08
44位(同エリア133件中)
熱帯魚さん
2日目、偽満皇宮博物館を見終えると、すでに午後3時過ぎ。
周辺をブラブラしてからタクシーで移動しようかと思っていましたが、
出口を出たところで市内の見どころを回る観光バスを発見しました。
ちょうど行こうと思っていた自由大街も通るとのことだったので、
早速観光バスに乗ってみました。
タクシー使うはずだったので交通費が2元におさえられて得した気分。
しかも、行こうと思っていた満州時代の建築群を次々と通っていくので、
自分の見学ルートも確認できて一石二鳥でした。
この日は夜7時位までずーっと歩きっぱなしでした。
でも歴史ロマンに少し触れることが出来て、
勉強になったし、充実した1日でした。
最終日は午後5時のフライトだったので、
午前中、勝利公園のあたりにある満州建築巡りをしました。
まるでお城のような吉林省委員会(旧関東軍司令部)や本願寺址など、
中国にいるのに突然日本?と衝撃を受けました。
【旅の日程】
1日目:南方航空(CZ6554便)で上海浦東空港から長春へ。
19:55出発の予定が、1時間遅れ、23時頃長春到着。
いつもは空港バスを利用するが寒いし時間も遅いので
タクシーを利用し、ホテルへ直行。
2日目:まずは駅の前の地下街を探検(というか迷った)。
タクシーで偽満皇宮博物館へ。
15時過ぎ、市内を巡っている観光バスを利用して
自由大街(X同志街)へ。
そこから新民大街、西民主大街と歩き、満州時代の建築巡り。
ずーっと歩いているうちいつの間にか人民広場到着。
夕食後、ホテルへ。
3日目:バスを利用し、吉林省委員会、松苑賓館など、
勝利公園付近にある、満州建築巡り。
満州時代の街並みが残る住宅街をウロウロ。
夕方、春秋航空(9C8810便)で上海へ。
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- 中国南方航空
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まずはバスを降りて自由大街からスタートです。
一番最初に見たのは、
◎ 東北師範大学付属小学校(満州国文教部旧跡)
です。でもすでに新しい建物になっていました… -
◎ 東北師範大学付属中学校(満州国興農部旧址)
同じく自由大街にあります。小学校の並び。 -
◎ 中国人民解放軍第461医院(満州国総合法衛旧址)
1936年竣工。新民広場に面している病院です。中に少し入ってみましたが、割と綺麗な病院でした。
以前は満州国最高検察庁、最高法院、新京特別市高等検察庁、高等法衛がこの場所にあり、それを総合して総合法衛と呼ばれていたそうです。 -
さらに新民大路へと進んで行きます。日も暮れて来てだんだんと寒くなってきました。
◎ 白求恩医科大学予防医学院(満州国交通部旧址)
1935年竣工。道路、郵便・電信、航空、水運などを管理する交通部として使用されていました。 -
◎ 吉林大学第三病院・白求恩医科大学第三臨床医院(満州国経済部旧址)
1935年竣工。財務、専売、貨幣、金融、投資、国有財産、貿易などを管理する場所でした。 -
◎ 吉林大学・白求恩医科大学
こちらも旧満州建築のようですが、説明書きがなかったので詳しいことはわかりませんでした。 -
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◎ 吉林大学医学院基礎教学楼(旧満州国国務院址)
1936年竣工。 -
校内には、溥儀が植えた松の木も。
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◎ 吉林大学第一医院(旧満州国軍政部址)
1935年竣工。1943年までは、偽満州国軍の首脳機関として使用されていました。 -
広場から撮影してみました。ライトアップされて綺麗でした。
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◎ 地質宮
1938年竣工。文化広場にあります。宮廷として使用される予定でしたが、戦況が厳しくなり物資が不足したため、結局工事が中断し、宮廷としては使用されませんでした。 -
翌日は、勝利公園付近を散策することにしました。まずはバスに乗って出発。
満州時代には、関東軍総司令部として使用されていたというお城のような形をした建物を目指し、歩いていると…
おぉぉぉ!お城だ!! -
◎ 中共吉林省委員会(関東軍司令部旧址)
1919年竣工。どうみても日本のお城に見えます…突然のお城の出現にびっくり。 -
新発路をさらに進んで、松苑賓館へ。とてもお上品なたたずまいのホテルでした。結婚式が行われていたようで、高級車がひっきりなしにやってきていました。
◎ 松苑賓館(関東軍司令官邸旧址) -
曲線が美しかったです。
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さて、今度は、人民大路を歩いて戻る途中、小道(確か文化街という名前?)に入りました。ここら辺に、第二実験中学(東本願寺址)があるはず…?
と!いきなり発見。お寺だ!! -
工事中のようで、中が見えないようになっていたので、隙間から中を何とか撮影。
◎ 第二実験中学(東本願寺址)
1937年竣工。京都の本願寺本殿をまねて作られたそうです。 -
勝利大街周辺を散歩している途中見つけました。
◎ 長春雑技団(旧横浜正金銀行址)
今は工事中のようです。 -
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勝利大街をさらに歩いていると、古そうな建物を発見。しかし、情報を得られず、満州時代の建物だったのか確定できませんでした。
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