プサン　７泊８日　+　デイトリップ　慶州

2009/10/03 - 2009/10/10

福岡市から約２００ｋｍのお隣プサンへ初旅行。

東新ホテル６泊とチムジルバン１泊
ナンポドン、ソミョン、クァンアンリ、ヘウンデ辺りをぶらぶら
サムゲタン、プルコギ、豚クッパ、ビビンパ、サムロンタン、クリスピードーナツなどを食す
上野駅の地下で昔やったアカスリを１０年ぶりくらいに本場体験
市内移動はほぼ地下鉄と徒歩（総合計徒歩距離１０１km程度）

慶州へ日帰り（行きは鉄道、帰りは高速バス）にて世界遺産拝見

新韓銀行にて普通預金口座を開設してみた

往復航空チケット代 \13,225、総合計 \50,736　
１日平均 \4,689（航空券代除く平均）

旅行行程
https://mapsengine.google.com/map/edit?mid=zu6jKnUrtc04.kM3SnNpSk3q4

費用等詳細スプレッドシート
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0Au72WbAhdy-udEdKVlVvLWttRm1BbDBPeHFrV2Zldmc&usp=sharing

基本バジェットトラベラー
宿賃と飲食で総経費の80％を占める

エリア 釜山(韓国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: 大韓航空

１日目

10月3日 KE798 福岡(19:30)→釜山(20:25) ECONOMY

福岡空港にておにぎりとビール。
夕方の国際線出発のチェックインカウンターは便数が少ないのかガラガラ。何かしら無駄と寂しさを感じる。

大韓航空のチェックインカウンター待ちで椅子に座ってると、荷物を見ててくれと女の子に言われて後から飴を貰った。韓国語で喋りかけられたので多分プサンの子の帰路だったのだろう。

往復航空チケット代 \13,225

福岡プサン往復航空券明細

航空券代金 \7,800
空港施設使用料 \945
出入国諸税 \2,000
航空保険超過負担料 \200
燃油特別付加運賃 \600
手配料金 \1,680

安売りされていただけあってか、機内はお客さん少なかった。
機体は確かボーイング737。
テイクオフからランディングまで約３０分。ホントに速攻で着く。
高度も３７００ｍ程度までで、それからもうエンジン出力を絞っていたように感じた。それほど近い。
直線距離で言うと約２００ｋｍ程度なので、福岡から広島に飛行機で行くようなものかな・・

外はもう暗く、途中で対馬辺りの眼下に無数のイカ釣り？漁船の明かりを見た。明かりがけっこうかたまっていてどっかの島の街灯の明かりと最初間違ったほど数が多く明るかった。

Gimhae International Airport
金海国際空港（キメこくさいくうこう）

空港コード（IATAコード）はPUS
空港種別 -　官民共用
航空管制 -　韓国空軍
海抜 -　6ft(2m)
位置 -　北緯35度10分46秒、
　　東経128度56分17秒
滑走路 -　全長m×幅
　3,200×60と2,745×46
（以上ウィキペディアよりコピペ）

へ無事到着。

進行方向に向かって左の窓側の席に座っていたので、着陸直前にプサン市街地とは逆のプサン新港辺りの光が見えた。

降りると２０時くらいなので外は暗かったが、寒さは感じず久々の旅行で気分は↑気味。

金海国際空港 (PUS) 空港

パスポートコントロールを終えて、預け荷物待ち。

ウォンがまったく無いので、とりあえず￥３，０００だけ空港内到着口にある釜山銀行で交換。
手数料30％割引の紙をわざわざプリントアウトして持っていった。

￥３，０００×交換レート12.6＝W３７，８００

ここでのレートが結局一番悪かった。

十数年前にも感じたが、お金の桁が多すぎて判り難いから、デノミして欲しいんスけど・・・
ま、日本も米ドルやユーロなどなど他の国に言わせると桁が多くてわかんねーよ、デノミしてちょ、と思われているかもしれない。

市の中心部へ行くリムジンバスを待っている間にリムジンバスの支配人ですと言うおじちゃんと話す。
日本語うまかった。
ナンポドンは街が落ち目でヘウンデなどが最近はいいですとか、こっちで日本語とか英語しゃべれるのは感覚で1〜2％ぐらいですよなどと教えてくれた。おじちゃんは他のバスが来ると金庫みたいの持って集金をしてるようだった。
日本以外で現地の人がまともな日本語を話すのは、台湾で同じバスに乗り合わせた昔日本郵船に勤めていたとか言うおじいちゃん以来かな。あまり経験が無い。
母国語を英語で生まれ育った人が、世界中を旅してもかなりの場所で英語は通じるのでどこへ旅行しても色んな人とすぐ細かい話まで出来ていいだろうなといつも思う。

どうもタイミングが悪かったらしく、結局ナンポドン行きバスを４０−５０分待った。

リムジンバス代はW５，０００だった。妥当なところか。

空港からナンポドンまで３０分程度かそれ以上、結構遠く感じた。先に西面（ソミョン）などを経由するからかな。

途中車窓から初めての釜山の町並みを見ていて、高層マンションの密集が結構凄いので香港の高層マンション郡を見ている様で中国の一都市に来ている様な感じを受けた。
ハングル文字はまったく分からないが、後に町並みと相まってだんだんとハングルが中国語のように見えてきたりもした。
日本語のひらがなやカタカナが漢字を分かり易くしたように、ハングルも中国の漢字を分かりやすくした物らしいのでそう感じたのかもしれない。
街並みは僕は日本よりも何となく中国に似ているような気がした。

ナンポドンで降りるより東新ホテルに近い釜山デパートで降りたほうが良いとの上記バス支配人（自称）からのアドバイスがあったので、運転手のおばちゃんにプサンデパート、プサンデパートとベタな日本語発音で伝えるとちゃんと理解して降ろしてくれた。

初めて訪問する都市に、それも暗い夜に荷物抱えて降ろされるとホント右も左も分からないので、家を追い出されて帰る場所が無いような何ともいえない不安感をいつも覚える。
んが、地図と腕時計磁石を頼りに歩くと屋台や道端のテーブルで酒を飲む少し賑やかな通りを過ぎて弱冠迷いながら細い路地にある東新ホテルをおっ！と発見し一安心。

ネットでシングルの部屋を予約していたが、到着予定時間の告知間違えでシングルいっぱいとのことでオンドル部屋を案内された。
受付の男性は日本語ほぼ完璧の過去に２年ほど名古屋に住んでいたというチャンさん（名前うろ覚え）で、誠実な対応をしてくれた。

部屋は清潔でホットシャワーも問題なく、２，５００円（ウォンなら３０，０００超）なら問題ないと思うが、後で街でw２５，０００〜３０，０００の温泉マーク付旅館を数多く見かける。
それらには入ってないので、何とも分からないが値段だけを言えばまだ安い宿はかなりあるようだ。

シャワー後、近くのコンビニGS25でビールw1700、おにぎりw700、チーズw1200を買って部屋で食べる。
ビールは問題なし、おにぎりのごはんが真っ赤だった、スティックチーズはウマくなかった。

何はともあれ、初プサンの夜は薄い布団だったがすぐに眠りに落ちた。


１日目終了

徒歩移動距離８．５ｋｍ

宿代 　３２，０００
飲食費 ３，６００
交通費 ５，０００
遊行費 -
物品購入費　-

合計　W４０，６００
円表示 \３，１４２

２日目

光復路を午前１０〜１１時頃から歩く。

南浦洞（ナンポドン）のメインストリートらしい。午前中は人が少なかった。店も１１時頃から開店するのが多いのだろうか。
街を歩くと、山登りでもしそうなアウトドア系の格好の人が特におじさんおばさんに多く見られた。
流行りなのだろうか、それを反映してかコロンビア、モンベル、ノースフェイス他のアウトドア店をチョコチョコ見かけた。

道端で物乞いの人もちょくちょく見かけた。日本ではどうだろう、ほとんど見なくなったと思う。
それらも街を歩いていて日本よりも中国っぽいなと感じさせた一つだろう。

朝飯は地球の歩き方に載っていたスンドゥブチゲの店トルゴレを探して、入ってみた。
二階にある小さな食堂といった感じの店だった。
チゲは結構うまかったが、ごはんが保温ジャーのごはんの匂いがして、どうもイカンかった。
私は、ジャーめしの匂いが嫌いなほうであった。
値段はｗ３，０００とこれは安かった。
今ネットで調べたらどうもご飯にチゲをぶっ掛けて食べると良いらしいが、いまさら遅し。
キムチも辛かった。
朝から辛いのを食べるのは、私には向かないんだなと、何度も朝食に辛いものを食べた後にようやく学ぶのであった。

他のどこかで食べたご飯も保温ジャーめしの匂いがしたのだが、保温ジャーでご飯を保温する食堂が多いのか？
それともご飯に麦とか雑穀とか混ぜたためにでる匂いだったのか？
うーん、わからん・・・。

１０月上旬で、空も晴れ渡り爽やかな朝だった。
気温は福岡とまったく変わらなかった。

プサンタワーへ登るエスカレーターの途中に大仏様のような石像があった。
この大仏様に手を合わせてお祈りしているおっちゃんがいて朝から熱心だなと思っていたら、ひと気が無くなると大仏様の手のところにあるお賽銭をパクッていた。
トンでもない野郎だ。いつか罰が当たるよ、おっちゃん。

龍頭山公園入口あたりにて。

龍頭山公園あたりは過去の朝鮮王朝後期には、倭館（草梁倭館）の敷地だったらしい。
倭館は１６７８年から開館とある。
江戸時代であり、中国では清、フランスではルイ１４世あたりかな。
それから２００年ほど存続したらしい。

龍頭山公園とプサンタワー

ここは観光客の定番であり、地元の人の憩いの場所のようです。
タワー下のコンビニで暑い気温のせいもあり、アイスを２個食べた。
アイスは700wとかで、ちょっと日本より安いかなと思った。

龍頭山公園 広場・公園

プサンタワー頂上からの眺め

３６０度見渡せる。天気も良かったせいか、眺めは非常に良い。

山の中腹あたりまで住宅やマンションがへばりついている様は長崎市あたりを思い起こさせる。
前方というか真正面、南方面に見える影島の町並みが高層ビル林立プラスもっと山の頂上辺りまで凄いならば香港島あたりか。

入場料はどうも4000ｗだったみたいだが、料金表見て勝手に間違って5000ｗ払ったらチケット売り場のおねえさんはそのままチケットくれた。
チケットを後でよく見ると4000ｗの入場料だった。1000ｗ多く払ってしまった。
チケットと一緒に1000ｗ多いぞと返してくれたら良かったのに。
おねえさんは懐に入れたのだろうか？
１００円弱なんだが。

釜山タワー 建造物

PIFF広場

食い物の屋台が昼間からかなり出張っていた。

チャガルチ市場付近の刺身を食べさせる所

結構な賑わいで昼間から焼酎飲んでる人がチョコチョコいた。

チャガルチ市場 市場

多くの漁船が留まっていた。

ムカデの肝か何かを取り出してアルコール付けみたいにして、強精剤か何かとして売ってるおじさんがいた。
昭和の感じがした。

夜の光復路

昼間にこの通り沿いにあるクリスピードーナツを食べてみた。
ドーナツ２個とコーヒー（たしか合計で5800ｗ）だが、ドーナツはまあ確かに美味しいが私はミスドでいいかなと思った。
店の雰囲気はけっこう良かった。


１０月初旬だがＴシャツでもよさげな気候だった。

晩飯はサムゲタン

ソウルサムゲタン（http://www.pusannavi.com/spot/goods_article.php?goods_seq=1004&category_id=03）を食べてみた。
以前日本でサムゲタンを食べたときにも思ったが、案外あっさり味というかスープ自体には最初にはあまり味付けが無いようだ。
塩などがおいてあるので自分好みにやってくださいということなのだろうと思う。
高麗人参入りサムゲタンとビール飲むから唐揚げ頼んだらテーブルいっぱいの料理で唐揚げ食べ切れなくて唐揚げ持ち帰りを頼んだ。
唐揚げ自体は私の好みでは王将のほうがウマいと思う。（支払い合計ｗ30,000）

私の個人的印象だが、店はお客優先よりも商売（利益追求）に走っている感じがした。
まあ、私のような一見の訳の判ってない観光客がどんどん来るので致し方ないのかもしれない。

その後、夜の街をぶらぶらした。
道沿いにテーブルを出して焼肉などで賑わっている通りが何本もあった。
その賑わいはかなりのもので、人口400万は伊達じゃないねって感じだ。
旅行本にはでないだろうが、あのあたりの店で焼肉食ったらウマいかもしれない。しかし、ひとりではちょっと無理くさい気もするなあ。

歩道橋から屋台郡を望む、奥にはプサンタワーがある。
（方角としては西から東方面を撮影していることになる）

屋台の数は凄い。私は博多近郊に住んでいるので博多の屋台も結構知っているが数の多さは比べ物にならない。プサンのほうが凄い。

撮影している歩道橋から横のビルの中の漫画喫茶が見えた。客の入りはぼちぼちといったところだったと思う。

夜の龍頭山公園へ行ってみた。

龍頭山公園 広場・公園

陸橋の上から夜の街を走る車を撮影

２日目終了　移動距離　１２．１ｋｍ 　通算　２０．６Km

宿に戻る。
ネット接続できるので、持参していたノートPCでちょこちょことチェック。
速度はそこそこで、問題なし。
その後、ベッドに沈む。

３日目
宿近くの地下鉄駅構内。

３日目

３日目
経験上、このパン屋は美味い筈だ！（ある程度の繁華街で店構えがキレイなパン屋）と思って入ってみたが、大したこと無かった。
繁華街で小奇麗なのは、それなりに経費がかかっているはずなのでおいしいパンでお客さんをどんどん引きつけないと長く続けられないと思うんだけどなあ理論だったのだが、外れることもあるようだ・・・。

３日目

３日目
ヘウンデのビーチを見下ろすカフェにて。
けっこう良い気分になれた。

我が影法師。

ヘウンデビーチにて夜景。