大阪旅行記(ブログ) 一覧に戻る
長年大阪に住んでいても知らないことは結構あるもんや。<br />大阪には渡し船というものがあるという。<br />ネットで調べてみると現存する渡し船は8航路。<br />1日ですべての航路を巡ってみた。<br /><br />その2:甚兵衛渡し・千歳渡し<br /><br />

渡し船紀行 その2

1いいね!

2007/07/22 - 2007/07/22

23621位(同エリア26406件中)

0

26

あざみさん

長年大阪に住んでいても知らないことは結構あるもんや。
大阪には渡し船というものがあるという。
ネットで調べてみると現存する渡し船は8航路。
1日ですべての航路を巡ってみた。

その2:甚兵衛渡し・千歳渡し

同行者
友人
交通手段

PR

  • 夕凪バス停を降りると、バスの進行方向と逆に戻って、三先1丁目交差点を左折し、直進する。<br /><br />道なりに直進するとつきあたりが甚兵衛渡しである。<br /><br />ひらがなで ”じんべえとせんじょう” と書いてあるのがなんかイイ!<br />

    夕凪バス停を降りると、バスの進行方向と逆に戻って、三先1丁目交差点を左折し、直進する。

    道なりに直進するとつきあたりが甚兵衛渡しである。

    ひらがなで ”じんべえとせんじょう” と書いてあるのがなんかイイ!

  • ”あぶない!” ”とびだし注意” とひつこく書いてある。よっぽど急ぐ人が多いのか。<br />

    ”あぶない!” ”とびだし注意” とひつこく書いてある。よっぽど急ぐ人が多いのか。

  • 甚兵衛渡しは川幅94mの尻無川を渡る。大阪市港区福崎1丁目と大阪市大正区泉尾7丁目を結ぶが、起点が大正区なので、船は対岸に停泊していた。<br /><br />15分毎に船が出ているので、さほどのストレスもなく、出航時間を待つ。 <br />

    甚兵衛渡しは川幅94mの尻無川を渡る。大阪市港区福崎1丁目と大阪市大正区泉尾7丁目を結ぶが、起点が大正区なので、船は対岸に停泊していた。

    15分毎に船が出ているので、さほどのストレスもなく、出航時間を待つ。 

  • 出航時間が近づくとチャリダーが並ぶ。ちゃんとルールを守って、自転車を降り、一列に並んで整然と待っている。地下鉄なんかとはえらい違いや。<br />

    出航時間が近づくとチャリダーが並ぶ。ちゃんとルールを守って、自転車を降り、一列に並んで整然と待っている。地下鉄なんかとはえらい違いや。

  • 定刻に船は出港し、こちらに向かってきた。<br />

    定刻に船は出港し、こちらに向かってきた。

  • ほとんど突っ込んでくるような勢いである。<br />

    ほとんど突っ込んでくるような勢いである。

  • そして、急にS字を描いて到着。どのあたりで、曲がるのか走り方がいまいちわからないので、シャッターチャンスは逃した。う〜む、それにしても素晴らしい技術や。 <br /><br />この航路の船は海桜、福崎丸、きよかぜの3隻だが、今日の運航はきよかぜであった。平日のラッシュ時には2隻が走ることもあるらしい。 ところで、海桜は天保山渡しにもあったが、同じ名前をつけたのだろうか?<br /><br />港区福崎から乗り込んで、あっというまに大正区泉尾に到着。同じ地点に行くのに、他の乗り物を使うとぐるっとまわらないといけないことを考えると、渡し船というのはなんと便利なものなんだろう。<br /><br />

    そして、急にS字を描いて到着。どのあたりで、曲がるのか走り方がいまいちわからないので、シャッターチャンスは逃した。う〜む、それにしても素晴らしい技術や。 

    この航路の船は海桜、福崎丸、きよかぜの3隻だが、今日の運航はきよかぜであった。平日のラッシュ時には2隻が走ることもあるらしい。 ところで、海桜は天保山渡しにもあったが、同じ名前をつけたのだろうか?

    港区福崎から乗り込んで、あっというまに大正区泉尾に到着。同じ地点に行くのに、他の乗り物を使うとぐるっとまわらないといけないことを考えると、渡し船というのはなんと便利なものなんだろう。

  • 泉尾の待合所からは尻無川の水門がよく見えた。<br /><br />他の航路は地名がついているのだが、この甚兵衛渡しの ”甚兵衛” は人名だ。昔、河下に甚兵衛の小屋と言う茶店があったことに由来するという。 詳しくは甚兵衛渡船場(大正区側)に書いてありますョ!<br /><br />

    泉尾の待合所からは尻無川の水門がよく見えた。

    他の航路は地名がついているのだが、この甚兵衛渡しの ”甚兵衛” は人名だ。昔、河下に甚兵衛の小屋と言う茶店があったことに由来するという。 詳しくは甚兵衛渡船場(大正区側)に書いてありますョ!

  • 甚兵衛さんの説明を読んで、待合所の写真を撮り忘れて、外に出てしまった。<br /><br />

    甚兵衛さんの説明を読んで、待合所の写真を撮り忘れて、外に出てしまった。

  • 外は花壇になっていて、気持ちがほころぶ。 <br />

    外は花壇になっていて、気持ちがほころぶ。 

  • 看板も綺麗なんやけど、ミョーに綺麗すぎて、なんだか不釣り合いや。古びた、いやいや、使い込んだ看板が似合いそう。<br /><br />甚兵衛渡しをあとにして、次の千歳渡しに向かう。<br /><br />公園と団地の間を直進。<br /><br />

    看板も綺麗なんやけど、ミョーに綺麗すぎて、なんだか不釣り合いや。古びた、いやいや、使い込んだ看板が似合いそう。

    甚兵衛渡しをあとにして、次の千歳渡しに向かう。

    公園と団地の間を直進。

  • 集合住宅の駐車場の向こうに水門が、そして遠くに高いビルが見える。これがまさしく大阪市内の光景なんやろな。<br /><br />ずんずん歩いて泉尾工高西交差点を右折し、さらに直進。 すると・・・<br /><br />

    集合住宅の駐車場の向こうに水門が、そして遠くに高いビルが見える。これがまさしく大阪市内の光景なんやろな。

    ずんずん歩いて泉尾工高西交差点を右折し、さらに直進。 すると・・・

  • なにィ、これぇ〜?!

    なにィ、これぇ〜?!

  • アップで写してみました。<br /><br />某工務店さんの事務所兼自宅でした(笑)<br /><br />こんなユーモアのある工務店さん、イイですね〜。<br /><br />どんどん歩いて行くと千歳橋が見えた。<br /><br />

    アップで写してみました。

    某工務店さんの事務所兼自宅でした(笑)

    こんなユーモアのある工務店さん、イイですね〜。

    どんどん歩いて行くと千歳橋が見えた。

  • この下が千歳渡しだ。12時の出航まであとわずか。千歳渡しは20分毎やから、12時に乗りたい。しかも、千歳渡しの起点は大阪市大正区北恩加島やから、こっち側。1分のロスも許されない。

    この下が千歳渡しだ。12時の出航まであとわずか。千歳渡しは20分毎やから、12時に乗りたい。しかも、千歳渡しの起点は大阪市大正区北恩加島やから、こっち側。1分のロスも許されない。

  • ほらッ! もう少し!

    ほらッ! もう少し!

  • 千歳渡船場に着いた。<br />

    千歳渡船場に着いた。

  • よかった! 間に合ったョ!

    よかった! 間に合ったョ!

  • 船名はちづる。少し大きい船のようだ。<br />

    船名はちづる。少し大きい船のようだ。

  • 千歳渡しは大阪市大正区北恩加島2丁目と大阪市大正区鶴町3丁目を結びます。川幅371mの大正内港を航行する。千歳というのは旧地名で、現在の北恩加島のことだそうな。 晴れてきたので、遠くに天保山の大観覧車がうっすら見えている(矢印)。<br />

    千歳渡しは大阪市大正区北恩加島2丁目と大阪市大正区鶴町3丁目を結びます。川幅371mの大正内港を航行する。千歳というのは旧地名で、現在の北恩加島のことだそうな。 晴れてきたので、遠くに天保山の大観覧車がうっすら見えている(矢印)。

  • 千歳橋。車はこれでOKやけど、人間が歩いて渡るには少ししんどい感じです。だから千歳渡しが必要なんやろなあ。<br />

    千歳橋。車はこれでOKやけど、人間が歩いて渡るには少ししんどい感じです。だから千歳渡しが必要なんやろなあ。

  • 鶴町側で待っていた人を乗せて・・・

    鶴町側で待っていた人を乗せて・・・

  • 飛び出すように出航した。

    飛び出すように出航した。

  • 船が小さくなり・・・

    船が小さくなり・・・

  • 対岸の北恩加島に着岸するところ。

    対岸の北恩加島に着岸するところ。

  • 千歳渡船場鶴町待合所の入り口付近。(また待合所の写真を撮るの忘れたョ)<br /><br />直進し、つきあたりを左折して、すぐ右折し、そのまま直進。<br /><br />広い道に出たところが鶴町4丁目の交差点。<br />目の前にバスが停まっていた。鶴町4丁目バス停はいろんな路線の起点になっているので、目的地鶴町1丁目に行くにはほとんどのバスに乗れる。 ちょうど停まっていた80系統あべの橋行きに飛び乗りました(一応、運転手さんに鶴町1丁目に行くことを確認しました)。<br /><br /><つづく>

    千歳渡船場鶴町待合所の入り口付近。(また待合所の写真を撮るの忘れたョ)

    直進し、つきあたりを左折して、すぐ右折し、そのまま直進。

    広い道に出たところが鶴町4丁目の交差点。
    目の前にバスが停まっていた。鶴町4丁目バス停はいろんな路線の起点になっているので、目的地鶴町1丁目に行くにはほとんどのバスに乗れる。 ちょうど停まっていた80系統あべの橋行きに飛び乗りました(一応、運転手さんに鶴町1丁目に行くことを確認しました)。

    <つづく>

この旅行記のタグ

1いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP