2009/09/19 - 2009/09/20
863位(同エリア1142件中)
もろずみさん
一年ぶりの赤坂散歩。昨年と同様に氷川神社の祭礼です。
今年は2年に一度の本祭なので大賑わいでした。
もはや都内ではここでしか見られない江戸型山車2台が巡行。
今回の人形は源氏の棟梁・頼義と頼朝でした。
さらに15基の神輿連合渡御もあって、赤坂・六本木界隈は祭り一色。
連休スタートの2日間、江戸の町に遊んでいるような気分で過ごしました。
昨年の赤坂散歩はこちらです。
http://4travel.jp/traveler/weekendwalker/album/10271618/
- 交通手段
- 私鉄
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【9/19 一日目】
赤坂駅を下りると、お祭りとは縁がないTBSのキャラクターがお出迎え。
名前は『BooBo』と言いますが、これって全国区じゃないですよね。
外人さんがツーショットで写真を撮ってましたけど・・・。
もしかしてワールドワイド? -
秋の赤坂界隈はイベントがたくさんあります。
赤坂サカスの広場では「サカス・マルシェ」という農水省主催のマルシェ・ジャポン・プロジェクトの一環。
要は道の駅にあるような産直品の出張市場です。 -
と道草ばかりになりそうですが、今日の目的は氷川神社の大祭。
ポスター見つけて適当に神輿を探しに出ます。 -
今日は子供神輿の渡御の日です。
早速、一ツ木の小神輿を見つけました。
一応肩入って担いでますね。 -
神輿について行くと、途中からお目当ての山車が合流。
とりあえず神輿と山車のツーショット。 -
赤坂氷川神社には昔の人形が何体も残っていたので、一昨年に山車を作って曳くようになりました。
昨年もう一台新調してそのお披露目がありました。
2台の山車の巡行風景を見るのは、これで2度目です。 -
赤坂の山車は人形を乗せかえることができます。
去年は団十郎の「猩々」と「二人翁」でした。
山車は町会でなく保存会の所有で、人形のサイズがほぼ同じだから使い回せるわけです。 -
まずは「源頼義」の人形。
修復したとは言え綺麗な顔立ちの武者人形です。
以前人形だけの展示もあったので見るのは4回目ですが、山車に乗るとその華麗さが際立ちます。 -
ビルの谷間で山車を曳く様子はいつもながら不思議な感覚。
赤坂通りは電線がないので実現したのでしょう。
人形を上げながら曳かれていきます。 -
2台目は「源頼朝」です。
頼義の直系の曾孫に当たるご存じ征夷大将軍。
将軍ともなれば甲冑姿でなく衣冠束帯です。 -
高張り提灯が先導して山車が動き出します。
お祭りの緊迫感みたいなものを感じられます。 -
山車曳きを仕切る「ま組」の頭の後ろ姿。
坂の多い赤坂を曳くわけですから、一つ間違えると非常に危険です。
頭も気が抜けません。 -
見せ場の一つの山車の方向転換。
赤坂の山車は操舵輪があるので、引きずったりジャッキアップしたりせずに回せます。
それでも木製の車輪は悲鳴をあげるような音を出します。 -
堂々と進む二連の山車巡行。
もっとたくさんの山車巡行は地方に行けば見られますが、都心で見られるというのが素晴らしい! -
舞台の上ではお囃子連が休みなく演奏しています。
山車祭りはいろいろな見所があって神輿より様々な絵を撮れます。 -
踊りがあったり、獅子舞があったりと見物人を楽しませてくれます。
お囃子や踊りは、地域や祭礼で微妙に違っていたりするので研究材料としても面白いです。 -
ということで、初日の山車見物は終了。
ひと休みするためにミッドタウンに行ってみます。
檜町公園にあるエミリオ・グレコの「ネレイス(海の精)」。
このところ丸の内、仙台とグレコ作品を見ることが多いなぁ。今月もう3つ目です。 -
ミッドタウンのイベントは「PARK LIBRARY」です。
要するに芝生の上で気ままに読書というだけのイベントです。
曇り空なのでオープンエアの開放感は今ひとつですが、結構人は出てました。 -
もう一つは「Infiorata di Genzano」。
六本木に出現したインフィオラータの花絵です。
かなり凝った絵を花びらで描いていました。 -
規模はトリトンスクエアに比べたら小さいです。
でも、ここは上から見下ろすことができるのが良いです。
一番手前の北斎先生の「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」が凄い。
氷川神社の祭礼と同時に、近くでイタリアの花の祭典をやっているのも面白かったです。 -
【9/20 二日目】
午前中から氷川神社境内には神輿が大集合してました。
その中に巨大な山車庫が建てられて、2台の山車が納まっています。 -
さて、神事を終えていよいよ出発です。
まずは鳶頭衆の木遣りから。 -
神輿は15基ですが大小あります。
駒番順に宮出しですが、凄いのは上げてすぐに石段を下りること。
ほんの数段とは言え、見ていてヒヤヒヤすることもあります。 -
赤坂でも氷川神社の周囲は森なので緑がいっぱい。
木漏れ日の中を順番に神輿が出ていきます。
直線路なのでここが最初の撮影スポット。 -
担ぎ手も100人に満たない小さな神輿もありますが、ちゃんと底抜け屋台のお囃子付きで200人くらいの大神輿集団もあります。
見物人より担ぎ手の方が確実に多いです。 -
ですから全員参加の和やかな雰囲気の連合渡御です。
ワンちゃんも半纏さえ着ていれば立派な参加者。(^^) -
だんだん盛り上がってきました。
このまま神輿は連なってサカスに向かっていきます。 -
サカス広場で神輿は下ろされてセレモニーがあります。
ここまで来ると見物人が数倍に膨れあがりました。
神輿が大集結できる広場ができて、赤坂の街も良くなりましたね。 -
さて、ここからは神輿は二手に分かれて再出発です。
宮出しする山車を見なかったので、まずは山車を追っかけましょう。 -
今日は頼朝の山車だけが神輿を先導しています。
天気が良くなってお祭り日和ですね。
頼朝の人形も眩しそう。 -
山車の後には一層盛り上がった神輿が続きます。
このまま夕方まで町中が神輿天国になりますね。 -
しばらく追っかけて、疲れたしお腹も空いたのでアークヒルズに向かいました。
カラヤン広場に食べもの屋台が出ています。
屋台と言っても本格的なレストランが出店しているので毎回楽しみ。(^^)v
スタバの屋台で一服というのもここならでは。 -
おっと、湯島の白梅太鼓のお姉さんたちです。
残念ながら神輿を追っかけていたので演奏を聴き逃しました。 -
はい、ここは「アークヒルズ秋祭り」会場になってます。
アークヒルズも氷川神社の氏子ですから、連動イベントということで後で神輿が戻ってきてここで担がれます。
ということで、様々なイベントをハシゴできる秋の赤坂でした。
2日間たっぷり楽しみました。また再来年も・・・
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