直島を歩く

2009/09/19 - 2009/09/19

瀬戸内海の小さな島、直島を半日ブラブラしてみました。

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

• 交通手段: 自家用車

晴れ女健在！

ってことで、今日も澄みきった晴天
岡山県の宇野港から船に乗って直島に渡ります。

ほんとはフェリーで渡るつもりが、時間的に小さい船の方が先だったので、車は宇野に置いて身一つで島に渡ることに。

小型のブルーバード号は、宮浦港ではなく、家プロジェクトがある、本村港に直接到着するので、便利っちゃー便利です。
しかし、そのおかげでレンタサイクルも利用できず＞＜

同じ船にのってた地元の方のアドバイスに従い、とりあえず、待つこと必至の「南寺」へ。

ジェームズ・タレル
安藤忠雄（設計）

整理券待ち？
と思いきや、「今から入れます」と言われ、拍子抜け。
1回に16人ずつ入場できるようです。

真っ暗な建物内部に、ＬＥＤ証明がボヤーンと浮かんできて、目がだんだん慣れてきて、空間を認識するって感じでしょうか？

目が慣れるまで、幻覚？何？？って、錯乱しました。
一発目がこれだと、ちょっときついかも。

２つ目は「角屋」
宮島達男

水をはった床に、カラフルな数字が点灯されてます。
数字が０から９へとずっとカウントされてるのをボーッと見ます。

すりガラスの窓にも数字が浮かんでてカウント。
電気を通して、透明にしたり、曇らせたりするんだとか。

屋外から写してみたが、ようわからんね。

３つ目「護王神社」
杉本博司

普通に狛犬とかいて

お社の階段がガラス？クリスタル？になってます。
氷みたいに見えます。

高台になってるので、樹木の間から、海の絶景が見渡せます。

護王神社から高原城跡の方へ抜ける道

高原城跡。
戦国時代、江戸時代、同じ海の景色を見ていたのでしょうか？

暑いけど、秋の空

本村ラウンジ＆アーカイブでちょっと一休み

４つ目「碁会所」
須田悦弘

いちばん印象薄いかな。
新しいし。
町の休憩所って感じの建物でした。

町は、小道が、こんな感じで続きます。
隠れ家的カフェもたくさんできてるみたい。

５つ目「石橋」
千住博

石橋って、橋かと思いきや。石橋さんち？
でも、よくよく見たら、庭に小さい石橋ありました。
このこと？けっきょくよくわからず。

壁の隙間から日の光がやわらかに差し込んでる感じの建物でした。

６つ目　ラスト　「はいしゃ」
大竹伸朗

歯医者と廃舎をかけてるんかな？

トタンとか廃材を貼り付けた建物

内部の白壁には子どもの落書みたいなのが塗りたぐってて。
三角の空間があったり。
で、なぜか、自由の女神の部屋があって。

いちばんわかりやすい感じでした。

地中美術館

蓮の花が咲いてた
なんだかアリガタイ感じ

美術館の中はもちろん撮影不可なんで
中にある地中カフェの写真

アメリカの果汁サイダーは瓶がかわいい

この景色です

ベネッセハウスが左手に見えます
山の上にあるのが、オーバルか？

カフェの外。

青空の下で飲むのもいいね

ベネッセハウス

ここには、ベネッセの美術館と、宿泊施設があります。

スタッフの方に「美術館はどうでしたか？待ち時間とか大丈夫でしたか？」と聞かれ、
「とても良かったです。人も少なかったし。」と答えると、
「それは良かったです。明日はもっと多いと思いますから。」
とのことでした。
宿泊客も多そうだしね。

ベネッセビーチ周囲のオブジェを散策

「三枚の正方形」ジョージ・リッキー

そのままじゃね。
風でゆらゆら揺れます。

「茶のめ」片瀬和夫

「シップヤード･ワークス　船尾と穴」大竹伸朗

「腰掛」ニキ・ド・サンファール

「猫」ニキ・ド・サンファール

奥の背の高いのは「かえると猫」カレル・アペル

「会話」ニキ・ド・サンファール

ヘビじゃないのかな？？

「象」ニキ・ド・サンファール

「らくだ」ニキ・ド・サンファール

「南瓜」草間彌生

待ってましたーーー！！

ヤヨイ様のこのカボチャに会いたくて、ここに来たと行っても過言ではない。

想像以上の迫力です。
そして君は美しい！

キャッチ　Ｔｈｅ　カボ

思わずそんな戯れもしたくなる

こんなんしながら、海辺をぶらぶら

夕日が笑う

君も笑う

そんなまたりとした幸せな一時です

カボチャに別れを告げ一路港へ。

が、しかし、本村から宮ノ浦へのバスが１時間近く無くて、でもどうしても宮ノ浦にも行きたいし。
３０分の道のりを歩いて港へ向かうことに。

「はいしゃ」もライティングされてる。
どんどん暮れてきて、大丈夫か？と焦る。

と、そこへ、救世主登場。
道を尋ねた地元のおじ様が、なんと、お車で宮ノ浦まで乗せて行ってくださいました。

感激！！

直島の人は、ええ人ばっかりじゃ。

救世主のおかげで、日没前に宮ノ浦に到着。

赤かぼちゃに会うことができたのでした。
もちろん草間彌生

赤かぼちゃは、中に入ることもできて。
丸い窓から、讃岐富士が見えました。

瀬戸内の夕日
綺麗だったよー

帰りは、フェリー「なおしま」で

ありがとう、直島の皆様！！

今度は、オーバルに泊まってみたいです。