橿原市今井町

2009/07/04 - 2009/07/04

重要伝統的建造物群保存地区の今井町を訪ねてきました。
その始まりは室町時代に称念寺を中心に始まった寺内町で、現在８軒の民家が重要文化財に指定されています。
江戸時代の民家が町並みを形成していて、歴史の重みを感じさせてくれるところです。

エリア 橿原(奈良)

今井まちなみ交流センター「花甍（はないらか）」
この建物は明治３６年に建てられた物で、役場として使用されていたとのこと。現在は今井町散策の拠点とし解放されています。中に今井町に関する資料等が揃っています。
美しい明治時代の建物です。
近くに広い無料の駐車場があります。

今井まちなみ交流センター「花甍（はないらか）」

周りを環濠で囲まれた町の今井町です。

重要文化財「高木家」住宅

重要文化財「河合家」住宅
今も酒造業を営んでいます。

長屋の風景。
中でお土産を販売していました。

称念寺
このお寺を中心に寺内町が始まりました。

重要文化財　豊田家住宅
もとは材木商の所有で大名貸しや藩の蔵元を務めた豪商。白壁に「木」の字の意匠が見られます。

奉公人の拭き掃除で円弧状に削られた格子。
かつての繁盛ぶりが思い浮かびます。

電信柱が景観を損なっていることを実感しました。

重要文化財 今西家住宅

この通りには電信柱がありません。地中に埋められているとのこと。
すっきりしていて良い感じですねえ。

古い町並み、風情があり、また気持ちが落ち着くというか、癒されるというか
不思議な気持ちになりました。