再びの終着駅‐横川‐　夏の終わりのツーデートリップ‐１‐

2009/08/25 - 2009/08/25

久しぶりにあんな旅をしてみようか…。
僕の初めての一人旅は、２年前の夏でした。
青春１８きっぷを使って、関東近郊を巡ったのです。
伊豆、銚子、横川、日光、野辺山…、旅の情景を思い出すと懐かしいようなそうでもないような不思議な気分になります。
いずれにせよ、あの夏が僕の旅の「原点」でした。
もう一度、原点に近い旅をしてみよう、そこから次の旅へのヒントが見えてくるかもしれない！
僕はＪＲのツーデーパスと時刻表を手に、終わろうとする夏に飛び込んでいきました。

エリア 安中・妙義(群馬)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル

使用する切符はＪＲ東日本のツーデーパスです。
２日間、一定域内の普通列車が乗り放題で、特急料金を払えば新幹線にも乗れます。
さらに、上田電鉄や富士急行線、会津鉄道、東京湾フェリーなどにも乗ることができるすごくお得な切符なのです。
今回はわずか２日間の旅なので、まさにぴったりの切符です。

スタートは藤沢駅。
まだ６時前で眠い…。
でも２年前の１８きっぷ旅もこんな感じでした。
ちなみに、ツーデーパスは自動改札対応です。

今回は１泊２日で、長野・山梨を巡ります。
この夏は沖縄で綺麗な海を思う存分見てきたので、今度は山のほうへ行こう！と思い立ったのです。

６時５分発の湘南新宿ラインで一気に高崎まで行きます。
確かこの列車は去年も乗ったような…。
車内はけっこう混んでて、池袋でやっと座れました。

やっと高崎駅に到着。
高崎までの３時間、随分と長く感じました。
最近、鉄道の旅をしてなかったからかな。

ちょっと時間があったので、外に出てみることに。

だるま関連の土産がいっぱいです。

高崎駅の東口。
何度も来てる高崎だけど、東口側に来たのは初めて。

東口の駅前にはヤマダ電機の本社がありました。
あ、そういえば、沖縄で壊れてヤマダ電機に修理に出していた我がＦｉｎｅＰｉｘがようやく戻ってきて、今日から復帰です〜！
やっぱり愛用してるこのデジカメが一番使いやすい。

しばらく街の風景を見たあと、駅へ戻りました。

信越本線の横川行きに乗ります。
相変わらず全部ロングシートの列車でした。
意外にもビジネス風の人が多かったです。

ここは温泉のある磯部駅。
寂れてますが、悪くないところですよ。

終着の横川駅に到着。
駅から望む山の景色が好きです。

今日は買いませんが、ホームでも峠の釜めしを売ってます。

昔は軽井沢までつづいてたらしいんだけど、現在ではここが終着点。

横川駅の駅舎。
２年前の初めての一人旅でも、この横川は訪れました。
そのときは、アプトの道を歩いてめがね橋を見に行ったんだ。

かつて走っていた機関車の動輪。

峠の釜めしのおぎのや本店。
そうだ、あのときはここでお昼を食べたんだ。
どうしても、あの夏の光景が思い浮かんでしまいます。

でも駅前の風景はまったく変わってなくて、２年前の夏の日が昨日のことのように思えました。
あのときと違うのは、猛暑ではなくて涼しさを感じることくらい。
旅に対する思いは、あの頃から何も変わってないのだ…。

軽井沢行きのバスに乗ります。
もちろんツーデーパスは使えず、５００円を払います。
このコースを取る人は多いようで、けっこう混んでました。

最後部の真ん中の席だったので、車窓の景色をあんまり楽しめず…。
山々の風景がなかなか良かったのに残念。

あっという間にバスは軽井沢に到着。
実は軽井沢は初めてです！
まずは高原の風を感じることにしました。