2009/05/24 - 2009/05/24
463位(同エリア571件中)
まゆままさん
以前、家族と両親共々訪れた宝塚ガーデンフィールズで、途中抜けして一人で見に訪れた村野藤吾設計の宝塚カトリック教会。
ちょうどその訪れた5月当時は残念ながら外観が修復中のため、内部しかみることができなかったのだが、
今回、修復も終え、真っ白によみがえったということで、再び見に訪れた。
*カメラがおかしくなってしまい、写真の中に黒い斑点が写り込んでます;
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前回5月に訪れた時の、宝塚カトリック教会。
外観が補修工事のためシートに覆われて見られなかった。 -
そして、先日装いも新たになった修復後の宝塚カトリック教会へ訪れた。
線路伝いにやって来ると、独特なフォルムの白い鯨のような外観の教会が目に入った。 -
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この建物が鯨にたとえられるなら、この塔は鯨の尻尾?!
青空にそびえる三角の塔。天辺には十字架が。
礼拝堂の中からだとちょうど祭壇の後ろにあたる部分。 -
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正面から見た教会。
見る角度によって全く雰囲気が違う。
こっちからみると鯨には見えないなあ。 -
ここから礼拝堂内へ入る。
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入り口扉。
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格子戸が外からも見える窓ガラス。
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建物の外壁には小さなマリア様の像も。
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ここからは前回訪れた時に見た教会内部。
受付で内部見学したい旨を伝えると案内していただけた。 -
祭壇を頂点に二等辺三角形の形をした内部は天井がゆるやかなカーブを描いて波打ち、独特な美しい空間が造りだされていた。
教会の外観が鯨の形なら、その鯨の体内にいるかのような感じ。 -
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簡単な説明をして頂き、写真を撮りたい旨を伝えると、照明を全てつけて明るくしてもらえた。
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波打つ天井
波打ったようなこの天井を木で造るには幅が細く、長さも短い木を一枚一枚張り合わせていかねばならない。
とても手が込んだ作業! -
そしてここには教会でよく見られる木の長椅子がなく、一つ一つ独立した椅子が。
この椅子も設計者の村野藤吾がこだわってデザインしたものだそう。 -
格子柄も村野藤吾がこの教会の中で各所に用いたモチーフだそう。
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この格子も祭壇に使われてるものと同じデザイン。
格子柄や椅子の座面のデザインなどからは和の雰囲気が感じ取れる。 -
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向かって右側の壁面からは斜めに切り込まれた壁の間から光が取り込まれる。
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礼拝堂の後方、中二階には聖歌隊が立つスペースが設けられている。
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上から眺めた礼拝堂もまた違った雰囲気が良いのでどうぞ、見てくいってくださいと言われ、上がらせていただいた。
シンプルな螺旋階段。 -
波打つ天井が目の前に。
上から見ると天井のうねり具合がよく分かる。 -
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ほんとに上から眺めた礼拝堂もすばらしかった。
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線路沿いにあった赤煉瓦の倉庫らしきもの?!
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五月に家族、両親と訪れた時の宝塚ガーデンフィールズの英国風ナチュラルガーデン・シーズンズ。
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19世紀中頃から英国貴族の館で取り入れられた、このスタイルの庭園は、関西では初登場。
細部にこだわった設計・デザインは、雑誌等でも活躍する英国人ガーデン・デザイナー、ポール・スミザー氏の手によるものだそう。 -
小道を歩いていると奥に見えた明るい緑に惹きつけられた。
いろいろな緑の葉の重なりが美しい。 -
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このサマーハウスの屋根はこんな風に植栽がされている。
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昭和初期に建てられた温室。
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透き通るように薄い黄緑の葉「ロンビニア・アルトドルフ」
このアーチもすごくきれいで涼しげ。 -
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太陽の光に透ける緑がとてもきれいだった。
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こんなにやわらかく薄い繊細な葉は初めて見たかも?!
ふわふわと風に揺れる葉。 -
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コップを洗いたくなるような・・
ブラシの木 -
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隣接する建物の外壁を利用した素敵なコーナーも。
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このちょっと雑然とした雰囲気の庭が自然でいい感じ・・
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あの蔦の絡まる洋館も庭園の景色の一部に。
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バラはちょうど見頃
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アンティーク風の錆びたベンチが緑にしっくり馴染んでる。
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蔓が這うクレマチス
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敷地内にある中国采園龍坊(旧宝塚文芸図書館)は昭和6年築の近代建築。
緑の蔦が絡まり、庭の景観の一部にもなっていた。 -
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宝塚ガーデンフィールズにはペットと入れるペットパークがあり、立派な犬や猫を連れた人がたくさん。
この目つきのかわいい猫ちゃんは猫好きの我が家の家族がしばし相手していたら、飼い主から写真付き猫ちゃん専用の名刺を頂いた。
名前はレオンちゃんだそう。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ゆういちろうさん 2009/09/11 17:43:46
- 設計者
- まゆままさん、こんにちは! ご無沙汰しております。
宝塚カトリック教会の曲線のデザインが
日生劇場のものに似ているな〜って思って調べたら
やっぱり同じ設計者でした。
劇場は内装にガラスモザイクとか貝を使ってキラキラとして華やかですけど
教会はさすがに禁欲的ですね。
ゆういちろう
- まゆままさん からの返信 2009/09/11 21:12:49
- RE: 設計者
- ゆういちろうさん、こんばんは!
どうもいつもありがとうございます。
そうですか、日生劇場は見たことないんですが、
同じく村野藤吾設計でしたか。
コルビジェに影響を受けたそうなので、曲線的な独特なフォルムの建物が
多いですよね。
関西大学にも同じ設計者の建物があって、円形の博物館や
ホールの形も面白かったです。またよければ見てください。
http://4travel.jp/traveler/mayumama/album/10312201/
PCが昨日くらいから急におかしくなってさっきからついたり消えたりしてるので、
ビクビクしてます(汗)
次のコメントに返信できなかったらすみません〜
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- スーポンドイツさん 2009/09/04 07:49:26
- おはようございます。
- まゆママさん、お久し振りです。
まずは夏休みが終わってほっとしたところかな、おめでとう(o^。^o)
教会の天井のうねりに映し出される光と影、素敵です。木の美しさ・優しさがでていますね。
修復前もこの建物は鯨のような形だったのですか?中は木を使ってちょっと日本風なのに、外観はなんて斬新!!
以前手塚治虫記念館へ行ったとき、英国庭園はお休みでした。なかなか落ち着いたいい雰囲気ですね。何回か遠足で行ったファミリーランドがこんなに変貌するとは思ってもみませんでした。
睡蓮の咲く5月ごろ、また訪れたいものです。
すーぽん
- まゆままさん からの返信 2009/09/04 21:30:39
- RE: おはようございます。
- スーポンドイツさん、こんばんは!
いつもありがとうございます〜
やっと夏休みが終わって、エンジン全開活動中?!ですよ〜
でもいろいろと課題は山積みですが;
宝塚カトリック教会、ほんとに内部の天井が独特ですよね。
天井に反射した光がうねる天井を際立たせてますよね〜
外観も、ほんとに教会とは思えないような思いきった形です。
形は修復前から変わらず、色が元通り白く塗りなおされました〜
スーポンドイツさんが行かれた時は英国庭園の方が休みだったんですね。
我が家が行った時は手塚治記念館の方が休みでした。
私は昔行ったことあったんで私が途中抜けしてる間、子供たちに行って
もらおうと思ってたんですが休みで、ペットパークに行ってもらうことになりました;
英国庭園の雰囲気はとてもよかったですよ〜
植物に負担がかからないようにのびのび育てられているということでした。
新緑も美しく睡蓮もバラも見れる5月くらいがいいですよね。
別の季節のこの庭園も見てみたい気がしますが。
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