少人数ツアーでトルコ周遊１０日間　（１）　アンカラ～カッパドキア

2008/08/12 - 2008/08/22

カッパドキア・パムッカレ・エフェソス・トロイ・イスタンブールなど、トルコの見どころ、西半分を見て回りました。
いつもなら個人旅行なのですが、広大な国土を効率よく回るために、ＪＴＢグランドの少人数制ツアーに参加しました。

エリア アンカラ(トルコ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ヨーロッパに続けて行っていると、どこか違う文化圏を見てみたくなるものです。で、トルコです。
今回は個人では効率的に移動することが難しいので、ツアーにしちゃいました。
大人数での移動が嫌な私たちは、ＪＴＢグランドという会社のツアーに参加です。正直、他の会社に比べてかなり高いです。でも、８〜１５名で行く小型ツアーです。おかげで行程はハードながらも、バスの中やホテル、食事などはのんびりとできました。
写真はトルコ航空のアメニティ。ロクシタン。意外といろんなものがあります。コロン、リップクリーム、ボディローション、歯ブラシにアイマスク、そしてなぜか靴下まであります。

深夜着でしたので、翌日から観光です。
アンカラのアナトリア歴史博物館です。古代の歴史は、興味がない人にはちょっと退屈かもしれません。
それでも、３０００年前とは思えないほど精巧な金属細工などがあり、面白く見られました。

アタチュルク廟です。トルコ建国の父、ケマル・パシャ（アタチュルク）が眠っています。衛兵が２４時間、交代で守っていました。
彼の肖像は町中のいたるところで目にします。大好きなんでしょうね。

アタチュルク廟です。花壇にはトルコの国土が表現されています。トルコ人は非常に愛国心が強いようで、自国が世界の中心だと思っている人が多いようです。
確かにヨーロッパ中心の世界史ですら、古代史〜近代にかけてはトルコは大きくかかわっていますからね。

昼食です。出ました、ケバブです。串に刺さっているものを想像していたのですが、ちゃんと抜いてくれているようです。唐辛子はそれほど辛くありませんでしたよ。辛いけど。

トルコのツアーはバス移動が基本です。とにかく走りまくります。一日２００〜３００キロはざらです。
そこで、バスの快適性が重要になるのですが、私達が乗ったバスは、大型バスなのに３０席くらいしか椅子がなく、かなりゆったり作ってありました。
そこにお客が１５名ですから、結構快適でした。

乾燥した大地は、いままで見てきたヨーロッパとは違います。ひたすら、ひたすら、同じ景色が続きます。

もちろん、バスはノンストップではありません。１時間に１回は途中、ドライブインに停まってくれます。トルコ名物、チャイで休憩です。普段紅茶には砂糖を入れないのですが、これは濃いのでさすがに砂糖加えちゃいました。

トゥズ湖。途中で立ち寄る塩湖です。白く見えるのはすべて塩。近寄って触ってみたかったのですが、あまりに道路から離れているのであきらめます。

別のドライブインでお菓子を発見です。どうやらナイフで削り取って、レジで精算するという、量り売りです。お店の人が、一口食べさせてくれました。
甘くてニチャニチャした砂糖菓子にナッツが入っていますよ。

ようやくカッパドキアに到着です。ガイドさんはこの岩を「三人姉妹」とか言っていましたが、私たちは「しめじ」と名付けることにしました。
岩にへばりついているオジサンのおかげで大きさがよくわかります。ちなみに、のぞいても何もありませ〜ん。

ホテル・アルフィナに到着しました。ここは岩をくり抜いて作った、いわゆる「洞窟ホテル」です。でも水周りもよく、結構快適でした。

翌朝、「カッパドキアに来たらこれ！」気球ツアーです。気球は風のない早朝しか飛ばせないそうです。てことで、朝５時にホテルに迎えがきました。しかもこれはツアーのオプション、一人１万５０００円ほどします。でも一生に一度、ここまで来たら乗るしかありません。

バーナーで空気を熱すると、ゴォーッ、とものすごい音がします。顔も熱くなります。しかしそれ以外は、音もなくスーッと静かに上昇をします。
気球がいっぱいです！

気球のパイロットは、上昇したり下降したり、しかも谷間を飛んでくれたりと、かなり多彩な操縦をしてくれました。ソフトクリーム機で出したみたいな、奇妙に風化した岩が手に取るように見えます。