奥入瀬で昼食を摂って何度か休憩しながら五所川原に着いたのは夕方の６時頃でした。小さい町なので駅の東側でバスを降りて全員で歩きました。クラブツーリズムだけでも添乗員の持つ旗が５〜６本見えました。他にも旅行社の旗が立ち、まるでお祭りのようです。<br />運行コースまで到着して解散です。出発は９時１５分なので、３０分前には駅近くにいなければなりません。<br />最初に人の流れに身を任せて立佞武多の館に行きました。地図や資料を貰って一休みしました。<br />さてどこで見学するのが良いのか考えながら東に向かうと、最初のカーブの手前が空いていました。ここに場所を取って時間を待ちました。７時に狼煙が上がって祭りの開始です。<br />最初に大太鼓が通り、囃子方と跳ね人とねぶたが通り過ぎます。<br />ねぶたは段々大きくなり高さが高くなります。立佞武多は３基と聞いていたのであまり大したことがなかったと思っていると次から次に大きな物が現れます。五高と五農が最後かと思っているととうとう館の中から巨大なものが出て来ました。もうこれは圧巻です。それが３基連続で並びます。「ヤッテマエ！ヤッテマエ！」の掛け声と笛に太鼓そして鉦の金属を摺る音。脳の中がハイになって行くのを感じました。道行く人達の楽しそうな誇らしげな表情を見ていると我々二人の意見としては五所川原の祭りの方が感動しました。

平成２１年五所川原立ねぶた（立佞武多）(1)

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2009/08/06 - 2009/08/08

279位(同エリア335件中)

#イベント

旅行記グループ 2009　青森と五所川原ねぶたと仙台七夕の旅

kojikojiさん

奥入瀬で昼食を摂って何度か休憩しながら五所川原に着いたのは夕方の６時頃でした。小さい町なので駅の東側でバスを降りて全員で歩きました。クラブツーリズムだけでも添乗員の持つ旗が５〜６本見えました。他にも旅行社の旗が立ち、まるでお祭りのようです。
運行コースまで到着して解散です。出発は９時１５分なので、３０分前には駅近くにいなければなりません。
最初に人の流れに身を任せて立佞武多の館に行きました。地図や資料を貰って一休みしました。
さてどこで見学するのが良いのか考えながら東に向かうと、最初のカーブの手前が空いていました。ここに場所を取って時間を待ちました。７時に狼煙が上がって祭りの開始です。
最初に大太鼓が通り、囃子方と跳ね人とねぶたが通り過ぎます。
ねぶたは段々大きくなり高さが高くなります。立佞武多は３基と聞いていたのであまり大したことがなかったと思っていると次から次に大きな物が現れます。五高と五農が最後かと思っているととうとう館の中から巨大なものが出て来ました。もうこれは圧巻です。それが３基連続で並びます。「ヤッテマエ！ヤッテマエ！」の掛け声と笛に太鼓そして鉦の金属を摺る音。脳の中がハイになって行くのを感じました。道行く人達の楽しそうな誇らしげな表情を見ていると我々二人の意見としては五所川原の祭りの方が感動しました。

エリア

五所川原(青森)

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 観光バス徒歩

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

利用旅行会社: クラブツーリズム

五能線を越える橋の手前にりんごの並木がありました。こんな時期にと思いましたが、後で調べると実の中も枝も幹も根っ子さえも赤い変わったりんごだそうです。
真っ赤です。
高層ビルなど無い町で一際異様な建物が「立佞武多の館」です。未来少年コナンで言うとインダストリアルに立つ太陽塔のようです。
中には子供の造った金魚ねぶたが飾られていました。
１階には土産物の屋台が並んでいますが、６時１５分には撤去され吹き抜け奥の壁が開き、３０分には表の扉が開き、７時には３基の立佞武多が現れるそうです。
我々はコースの先の鄙びた所まで歩いて場所を取りました。
狼煙の後にドンドコドンドコ太鼓の音が聞こえてきます。遠目にも巨大な太鼓に女性が６人乗っています。
物凄い迫力でした。この太鼓の音だけで総毛立ちしました。
これがまた奇麗な方が乗っています。
青森の囃子方の太鼓はどんどん入れ替わっていましたが、これでは交代できません。
ねぶたは道路が広くないので大きな物はありません。青森に比べてコンパクトなのねと勘違いしていました。
太鼓がこれだけ大きいのです。それに見合ったねぶたがあるのです。

小さい子も大人顔負けの衣装です。
この大きさでも近いので迫力はあります。
外人さんもいらっしゃいました。
観客との距離感もちょうど良い風情のあるお祭りだねと話していましたが…。
夕暮れ時のブルーモーメントにねぶたの明りがとても幻想的です。
彼は本当は化け人をやりたくなかったのではと思います。沿道からは「がんばれ！」の掛け声と暖かい拍手がおくられていました。

ここの囃子方の人は白塗りをしていました。
五所川原の祭りの未来を担うであろう子供たちです。
中学生くらいの女の子を見ていて何かが気になりました。あったことも無いし何だろう？と思っていました。
衣装の色使いもそうですが、棟方志功の板画を思い出したのです。視線やまつ毛の感じがまるで版画が動いているように思えました。今まではただ美術品として素晴らしいなと思ったくらいですが、実際に青森に来て祭りに溢れる色の洪水やここに住む女性を見て、棟方志功の原点を感じました。

ここに自分が住んでいて同じような子供がいたら絶対にねぶたを作ってあげるなと思いました。
自分のねぶたを持っているなんて羨ましいです。
前を通り過ぎる女性の大半が美人というのはどういう事でしょう。青森でも流石津軽美人と思いましたが、五所川原の美人の多さは尋常ではありません。
ねぶたの題材も分かりやすくて良いです。
こんな手形を見ると本当に住んでいる人に密着したお祭りだと思いました。

おおこれが立佞武多かと思いました。ビルの７階って聞いたけど思ったより小さい感じがしました。
隅取りをしていますが、きっと美人だと思います。

巨大な立佞武多がやって来たと思いました。が後からは何台も続いてきます。嬉しい誤算ではありますが、どれが立佞武多かわかりません。
これでもビル４階以上はあります。
見返しです。
五所川原高校のねぶたがやってきました。
さらに巨大になりましたがこれも違います。
五高の生徒たちが跳ねます。
ここまでで立ちねぶたは現れませんでした。青森を見た後では見劣りするなどと聞いていましたが、こちらの方が個人的には好きです。もしどっちをもう一度見たいかと聞かれればこちらです。次は立ちねぶたが迫力のある姿を見せます。