西の尾瀬沼と形容される「鯉ケ窪湿原」

2009/08/02 - 2009/08/02

朝からの大雨の中、西から次第に晴れてくるとの天気予報を信じて、サギソウがそろそろ咲き始めてるかと岡山県新見市哲西町の「鯉ケ窪湿原」へ行って来ました。
日頃の行いが良いのか心配していた雨は途中で止み、湿原に到着したころには青空。でさっそく湿原へ。
「鯉ケ池湿原」は西の尾瀬沼とも形容される湿原で、標高５５０ｍに多彩な植物が自生しており、国の天然記念物に指定されている。
中でもオグラセンノウ、ビッチュウフウロ、ミコシギクなど大陸と陸続きだったころ広く分布していた貴重な植物など３００種を超える植物が自生している。
入口を入ってすぐにさっそくオグラセンノウがお出迎え。ナデシコの仲間だが花は鮮やかな紅色。ここと北九州、朝鮮北部にだけ自生する貴重な植物だとか。
３００年前に灌漑用水池として築造された鯉ケ窪池周辺の林の中の遊歩道を珍しいキノコなどに驚きながら更に奥の湿原へ。すると今度はビッチュウフウロが咲き、お目当てのサギソウの姿も見える。ここのサギソウの花は自生種らしく極小さい。その他アギナシも３枚の花弁が可愛い。
サギソウや初めて見る花にも逢えて、楽しいひと時を過ごすことができた。

エリア 新見(岡山)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

鯉ケ窪湿原入口付近の風景

湿原入口となっている資料館

キンミズヒキ

ノアザミ

ヤブカンゾウ

シモツケソウ

チダケサシ

入口付近の湿原

エゾミソハギ

オグラセンノウ

ゲンノショウコ

サワヒヨドリ

オミナエシ

コバギボウシ

オカトラノオ

ヤマホトトギス

鯉ケ窪池の入口に建つ碑

鯉ケ窪池

鯉ケ窪池に泳ぐ鯉

コシアキトンボと鯉

林の中の遊歩道

キノコ色々

林越しに見える鯉ケ窪池

ハグロトンボ

コオニユリ

サワヒヨドリ

ドクゼリ

湿原の中の木道（一号橋）

オグラセンノウ咲く湿原

ビッチュウフウロ

ヒツジグサ

チダケサシ

アギナシ（オモダカ科）

クサレダマ

アオイトトンボ

顔ぐらいある超ビッグなキノコ

エゾミソハギ

ギンヤンマ

ヒツジグサ

シオヤトンボ

オニヤンマ

サギソウ

アギナシ

展望台

この旅行記へのコメント （1）

• 吉備津彦さん 2009/08/25 21:01:52

  鷺草の　健気な姿　君に似て

  　羽を精いっぱいひろげた健気な鷺草の花が大好きです。