西都・川南旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今回の宮崎旅行は温泉と日食がメインだったが私にはもう一つ楽しみがあった。<br />それが新田原基地である。<br />ここはF4、F15の空自の主力機種を保有する有名な基地。<br />今回の旅行が平日にかかったこともあり是非見たかった。<br />私のブログを見ればわかるとおり航空マニアに間違いない。<br />嫁さんも知っているため、特に反対もされなかった。<br />宮崎市内から高速道を使って40分程度。<br />ICをおりて川を渡って坂を上っていくと台地の上に基地がある。<br />ポイントは2カ所、滑走路の東側と西側である。<br />宮崎空港も新田原も南北に広がる日向灘に面しているので<br />滑走路は09-27のほぼ東西にのびている。<br />初日は西側に行く。<br />西側は一望できるポイントはなく、道路を走っていると一カ所だけ金網が近づく場所がある。<br />そこも土手のしたにあたり道路から空港は望めない。<br />コンクリートの土手をよいしょとよじ登って金網に近づくとようやく滑走路が見えた。<br />最初についたときが11時過ぎ。<br />午前の訓練のF4が着陸するシーンに遭遇した。<br />F4は着陸時にパラシュートを開くので見ていて面白い。<br />ちなみにこのポイントからはスクランブル用の機体が収まるかまぼこ形の格納庫が見える。<br />ちなみにF4は<br />1950年代後半に開発、1960年代に配備が進んだなんと50歳になるクラシックな機体。<br />空自のF4EJは1966年から運用が始まり154機を保有した。<br />現在では新田原の他、百里、三沢で見ることができる。<br />那覇でも見られたのだが那覇基地所属のF4の老朽化を理由に、08年度中に<br />百里基地のF15部隊と入れ替え去年に運用が終わったとのこと。<br />F4は消えものである。機会があるうちに鑑賞することをお勧めする。<br />昼食をすませて再び滑走路西側に戻る。 <br />13時から午後の訓練が始まるようだ。 <br />間隔を置いて2機ずつ上がってくる。 <br />この日は夏には珍しい西風がやや強い。 <br />西側にいる私に向かって上がってくる。 <br />これはよい写真が撮れそうだと思ったのが甘かった。 <br />この写真のように多少距離があるときはとりやすいのだがこの次のショットはフレームアウト。 <br />とてもコンパクトデジカメで追える速さではなかった。 <br />低空の戦闘機をアップで狙うには一眼レフは必携だ。 <br />西側の方が滑走路に近いせいか東側より音が大きく感じられた。 <br />久しぶりに聴くアフターバーナーの音にしびれた私であった。<br />13時に離陸をした4機を見送るとクルマで南側に移動。<br />一度台地をおりて県道をしばらく東進した後左折して台地を上る。<br />この上り口の交差点には「新田原基地」の看板があった。<br />坂を登り切ると視界が開けて金網が見えてくる。<br />南側のポイントは滑走路中央、管制塔の対面。<br />基地が見渡せる。<br />ここはマニアの集合場所のようですでに何台かのクルマと人がうろうろしている。<br />平均年齢は極めて高そうだ。<br />ここで情報を聴くのも良さそうだ。<br />私はさらにクルマを走らせ滑走路東側に行く。<br />その途中にクルマを停められそうな草むらを発見してそこで見物することにした。<br />金網が車道に面していて路側帯もほとんど無いに等しいため<br />クルマの通行には注意を払う必要がある。<br />14時手前、13時に離陸したF15がかえってきた。<br />南側をパスしてから旋回して西向きにおりてきた。<br />タッチダウンの瞬間エンジン音が高まり再び上昇した。<br />タッチアンドゴーの訓練である。<br />TVなどでは見たことがあるが本物のタッチアンドゴーは初めてである。<br />有刺鉄線越しの真横からの撮影はコンパクトデジカメの限度を超えていて撮影は困難を極める。<br />コンパクトデジカメの反応の悪さのためすぐにフレームアウトしてしまう。<br />

F15イーグル、F4を新田原で見る

3いいね!

2009/07/21 - 2009/07/21

48位(同エリア51件中)

0

9

pasokonryoku

pasokonryokuさん

今回の宮崎旅行は温泉と日食がメインだったが私にはもう一つ楽しみがあった。
それが新田原基地である。
ここはF4、F15の空自の主力機種を保有する有名な基地。
今回の旅行が平日にかかったこともあり是非見たかった。
私のブログを見ればわかるとおり航空マニアに間違いない。
嫁さんも知っているため、特に反対もされなかった。
宮崎市内から高速道を使って40分程度。
ICをおりて川を渡って坂を上っていくと台地の上に基地がある。
ポイントは2カ所、滑走路の東側と西側である。
宮崎空港も新田原も南北に広がる日向灘に面しているので
滑走路は09-27のほぼ東西にのびている。
初日は西側に行く。
西側は一望できるポイントはなく、道路を走っていると一カ所だけ金網が近づく場所がある。
そこも土手のしたにあたり道路から空港は望めない。
コンクリートの土手をよいしょとよじ登って金網に近づくとようやく滑走路が見えた。
最初についたときが11時過ぎ。
午前の訓練のF4が着陸するシーンに遭遇した。
F4は着陸時にパラシュートを開くので見ていて面白い。
ちなみにこのポイントからはスクランブル用の機体が収まるかまぼこ形の格納庫が見える。
ちなみにF4は
1950年代後半に開発、1960年代に配備が進んだなんと50歳になるクラシックな機体。
空自のF4EJは1966年から運用が始まり154機を保有した。
現在では新田原の他、百里、三沢で見ることができる。
那覇でも見られたのだが那覇基地所属のF4の老朽化を理由に、08年度中に
百里基地のF15部隊と入れ替え去年に運用が終わったとのこと。
F4は消えものである。機会があるうちに鑑賞することをお勧めする。
昼食をすませて再び滑走路西側に戻る。
13時から午後の訓練が始まるようだ。
間隔を置いて2機ずつ上がってくる。
この日は夏には珍しい西風がやや強い。
西側にいる私に向かって上がってくる。
これはよい写真が撮れそうだと思ったのが甘かった。
この写真のように多少距離があるときはとりやすいのだがこの次のショットはフレームアウト。
とてもコンパクトデジカメで追える速さではなかった。
低空の戦闘機をアップで狙うには一眼レフは必携だ。
西側の方が滑走路に近いせいか東側より音が大きく感じられた。
久しぶりに聴くアフターバーナーの音にしびれた私であった。
13時に離陸をした4機を見送るとクルマで南側に移動。
一度台地をおりて県道をしばらく東進した後左折して台地を上る。
この上り口の交差点には「新田原基地」の看板があった。
坂を登り切ると視界が開けて金網が見えてくる。
南側のポイントは滑走路中央、管制塔の対面。
基地が見渡せる。
ここはマニアの集合場所のようですでに何台かのクルマと人がうろうろしている。
平均年齢は極めて高そうだ。
ここで情報を聴くのも良さそうだ。
私はさらにクルマを走らせ滑走路東側に行く。
その途中にクルマを停められそうな草むらを発見してそこで見物することにした。
金網が車道に面していて路側帯もほとんど無いに等しいため
クルマの通行には注意を払う必要がある。
14時手前、13時に離陸したF15がかえってきた。
南側をパスしてから旋回して西向きにおりてきた。
タッチダウンの瞬間エンジン音が高まり再び上昇した。
タッチアンドゴーの訓練である。
TVなどでは見たことがあるが本物のタッチアンドゴーは初めてである。
有刺鉄線越しの真横からの撮影はコンパクトデジカメの限度を超えていて撮影は困難を極める。
コンパクトデジカメの反応の悪さのためすぐにフレームアウトしてしまう。

同行者
家族旅行
交通手段
レンタカー ANAグループ

PR

  • パラシュートを開きながらの着陸はF4ならでは。

    パラシュートを開きながらの着陸はF4ならでは。

  • 戦闘機の旋回はやはり迫力がある。<br />90°近いバンク角で回り込む。

    戦闘機の旋回はやはり迫力がある。
    90°近いバンク角で回り込む。

  • F15イーグルの離陸は面白い。<br />この辺まで浅い上昇角で離陸するのだが<br />この直後、エンジンパワーにまかせてものすごい角度で上昇をはじめる。<br />

    F15イーグルの離陸は面白い。
    この辺まで浅い上昇角で離陸するのだが
    この直後、エンジンパワーにまかせてものすごい角度で上昇をはじめる。

  • F4がタキシングしてきた。<br />50歳の機体だが今なお美しい。

    F4がタキシングしてきた。
    50歳の機体だが今なお美しい。

  • 僚機と寄り添うように滑走路にはいる。

    僚機と寄り添うように滑走路にはいる。

  • 滑走路に待機するF4、4機。<br />大型機が並ぶと迫力満点。

    滑走路に待機するF4、4機。
    大型機が並ぶと迫力満点。

  • F15イーグル特有の大型エアブレーキ。<br />

    F15イーグル特有の大型エアブレーキ。

  • タッチアンドゴー直後のF15。<br />

    タッチアンドゴー直後のF15。

  • 戦闘機はとにかく速い。<br />コンパクトデジカメの能力では連写は難しい。<br />失敗した写真に次に離陸するT4が待機していた。

    戦闘機はとにかく速い。
    コンパクトデジカメの能力では連写は難しい。
    失敗した写真に次に離陸するT4が待機していた。

この旅行記のタグ

3いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP