2006夏休み　北九州ひとり旅★②別府編

2006/09/09 - 2006/09/10

本格的なひとり旅デビューになった旅行。
まだおひとりさまって言葉もなかった頃だったけど、
若い娘の行動力は止まらず。
思い立ったが吉日とばかり、
一人九州旅行を実行した社会人３年目の夏旅の記録。

空路で福岡入り。
水郷の有名な町、柳川へ行き、川下りと鰻を楽しんだあと、福岡から別府へ。
その後、'ゆふ号'(湯布院にふさわしいすてきな電車)に乗って湯布院を満喫してきました。

地元の人が声をかけてくださったり、ちょっとしたサービスをしてもらえたり、楽しい発見や出会いもいっぱい。
一人だと泊まりたい旅館やお部屋に泊まらせてもらえなかったり、お食事のお店が限られたりするのがちょっと残念だったけど、
独身時代のいい思い出です。

エリア 別府温泉(大分)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ JR特急

いったん柳川から福岡へ戻り、特急電車で別府へ向かいます
取手が木製だったりする赤いシートのかわいらしい電車でした

別府の北浜にあるいけすのある魚料理のお店に入ってみました
関サバを食べたくて・・

お店の方にアジをお勧めされ、関アジのお造りを頂きました
盛り付けも綺麗、味もnice

他、さざえのつぼ焼きとご飯、お味噌汁で定食風に頂きました

お会計をお願いしたら、7000円(!)とだけ書かれた紙を渡されて驚き--
適当にアレンジしてもらったのでお値段のついていないお料理だったわけですが、お店に書いてあるメニューなどの相場からするとちょっと高すぎます

女ひとりだと(まだ若かったし‥)なめられちゃうこともありますね〜
勉強になりました

お夕飯もいただいたところで、別府のお宿’杉乃井ホテル’にチェックイン

あまり詳しく調べずにひとりでも泊まれるホテルを選んだのですが、マンモスホテルでお風呂が充実していてよかったです

別府の市街からは少し離れるのですが、高台に立っているため、景色がとにかくすばらしい

お風呂自体もリゾート地のプールのような段々になった露天でとても素敵だったし、ライトアップされた別府の市街とその先にある海が一面に広がって見えるのが最高によかった！
このお風呂からの景色はかなり素敵でした

お風呂の写真がとれなかったのが残念（当たり前だけど）

この２枚は、お部屋からの景色

さて、１夜あけて別府の地獄めぐりをします
これがほんとに楽しかった！

【白池地獄】

最初は、白池地獄
和風庭園内に白い湯気をもくもく立てながら白池が広がっています

【白池地獄】

近寄ると湯気がすごいです
看板には'危険99度'と
すごく近寄らなければ、意外に熱くはないです

【鬼山地獄】

続いて、鬼山地獄へ
鬼のオブジェがあるんですけれども、この池にはワニがいっぱいいるんです

【鬼山地獄】

こんなワニが

【鬼山地獄】

いーっぱい^^;

【かまど地獄】

おとなりのかまど地獄へ
岩に湯気の出口があり(かまど？)

【かまど地獄】

その上に、鬼がいます‥
いいんでしょうか、これでかまどって（笑

【かまど地獄】

実はここに来るまで、地獄めぐりってお風呂に入れるものだと思っていたんです
見るだけだったとは‥と最初がっかりしたのですが、回ってみたら楽しい！

【かまど地獄】

泥が湧き出すところ
あとで行く鬼石坊主地獄でもこの色違いが出てくるんですが、すごく不思議な光景です
動画で載せたいです

【かまど地獄】

チョコレートフォンデュみたに中から泥がふつふつと

【山地獄】

続いて山地獄へ

湯気の噴出し口のところに温度計があります
地獄によって温度はかなり違うようでした

【山地獄】

ここの湯気が一番迫力ありました
池の周りを歩いていると湯気につつまれそうになります

【山地獄】

視界がさえぎられる程

【山地獄】

私は行きませんでしたが、
ここは温泉の熱を利用した小さな動物園が併設されていました

【山地獄】

トロピカルな雰囲気の木もそばにあったりするのが面白いです

【海地獄】

地獄の中で一番大きな海地獄へ
この地獄間の移動が結構いい運動になりました

【海地獄】

敷地内には蓮池があります

【海地獄】

蓮池や松などのある庭園が広がっていて、すごく景色のよいところでした

【海地獄】

池の奥でもくもくしているのが海地獄です

【海地獄】

もっくもくで見えない‥

【海地獄】

風が吹くと、池面のブルーが見えてきます

【海地獄】

この色はもちろん故意につけているわけではなく、温泉成分の硫酸鉄がこのような色になるんだそうです

【海地獄】

蓮の花

【海地獄】

蓮って、花も葉っぱも実も好きです

【鬼石坊主地獄】

つづいて、鬼石坊主地獄へ
この'鬼石坊主'にはほんとに驚いた‥

【鬼石坊主地獄】

この丸のひとつひとつから、ぐつぐつと泥が湧き出続けているんです

【鬼石坊主地獄】

何もみえない‥
実際場所によっては視界はこんな感じです

【鬼石坊主地獄】

ろくろを思い起こさせるグレーの滑らかな泥です
生きてるような動きなんですよね
つい触ってみたくなる〜

ここまでは徒歩でめぐることができますが、少し距離のある竜巻地獄と血の池地獄のエリアまではバスで移動です

【竜巻地獄】

この’竜巻’は30分に１回ぐらいしか噴出しないので、入口のところに信号がついています
青信号と赤信号で、もうすぐ噴出するかどうかが分かるようになっているんです

【竜巻地獄】

バス停を降りたら、ちょうどそろそろ噴出しそうだったので、血の池地獄より先に竜巻地獄へ行きました

【竜巻地獄】

噴出していないときはこんな感じ
この向かい側に昔の遊園地のステージみたいな観客席が用意してあって、みん
なで噴出を待ちます
ちょっと面白い光景です

【血の池地獄】

最後の地獄、血の池地獄です
名前は一番有名ですよね

【血の池地獄】

地獄ってこんなに綺麗なんでしょうか
この血の色も酸化鉄や酸化マグネシウムなどの天然の色だそうです

【血の池地獄】

温度は意外に高くないようでした

【血の池地獄】

すぐそばにある小川はこんなに澄んでいて、鯉が泳いでいます

地獄めぐりを終えて、別府を立ち湯布院へ向かいます

杉乃井ホテルの露天風呂といい、地獄めぐりといい、別府滞在は思っていたよりとっても楽しかったです

すごく年をとってからまた来てみたいなぁ