2005/09 - 2005/09
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kojikojiさん
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大阪港を出て瀬戸内海のクルーズを満喫して1泊した翌日の朝に釜山に到着しました。港にはJTB手配のオモニガイドさんが待っていて、バスで半日観光します。この当時海外旅行で団体ツアーを利用したことが無かったので新鮮な気分でした。なんとなく高校の修学旅行以来だなと思いました。まずは近くのレストランに入って石焼きビビンパのランチです。さすが本場の韓国料理は美味しかったです。続いて港のチャガルチ市場に戻って、市場をブラブラ見学して歩きます。本当ならここで自由時間にしてもらって、港の食堂で海鮮でも食べたい気分ですがツアーなので仕方ありません。続く「龍頭山公園」はプサンタワー近くの公園で、年に一度の「朝鮮通信使」のお祭りが開催されていました。偶然とはいえ伝統衣装を着たお祭りに遭遇できて良い記念になりました。この当時NHKで大長今(デ・チャングム)という李英愛(イ・ヨンエ)主演の番組があり、それに夫婦ではまっていたので特に感慨深かったです。その後は怪しい偽ブランドショップに立ち寄りますが、興味が無かったので、近くの街並みの写真を撮っていました。宿泊はロイヤルというホテルで、ロビーにはイ・ビョンホン主演の「甘い生活」という映画の撮影が2004年の8月から11月に行われたとあり、サイン入りポスターが飾られていました。チェックイン後は自由行動で晩御飯もついていないので、3人で海雲台(ヘウンデ)まで地下鉄で移動しました。弟がニューヨークに住んでいた頃にルームシェアで知り合った女性がソウルに住んでいるのですが、わざわざソウルから妹さんと車を飛ばして来てくれていました。せっかくの釜山なので海鮮のレストランへ行き、ホテルのラウンジでお酒を飲んで、妹さんが車に乗って合流した後はスーパーマーケットに連れて行ってもらったり、大長今のサントラCDを探して周った末にホテルまで送ってもらいました。1泊だけでしたが充実していました。翌朝はピックアップをロッテホテルに変えてもらい、弟の友人と4人で食事をして、ロッテデパートの中のCD屋でようやく探していたCDを見つけることが出来ました。昼過ぎにバスで釜山南港に戻って往路と同じパンスタードリームに乗って大阪南港へ戻ります。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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船を下りて入国手続きを済ませるとJCBのプラカードを持ったオモニガイドさんが待っています。バスに乗ってお昼です。海外の団体ツアーなんて初めてなので、何かドキドキします。高校の修学旅行以来かもしれません。
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キムチなどをつまみにビールを飲んでいると石焼ビビンパが出てきます。一晩船に乗っていたためか体がユラユラします。ビール1本で心地よい世界へゆけそうです。
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この時のツアーは20人くらいだったと思います。初めて食べる韓国でのビビンパは美味しかったです。
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個人出来ていたらこんなの食べたいところでした。昔ソウルで生きたタコと鍋を食べたのを思い出します。
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食後はチャガルチ市場散策です。オモニのお昼のほうが美味しそうです。と同時に店番をしながらたくさんの食事が出来る効率の良さに感心します。
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アナゴの開きも美味しそうです。
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海ミミズ!!生きているときはプヨプヨしていますが、包丁を入れるとキュッと水を吐いてコリコリになります。美味しいと友人に聞いたことがあります。ユムシは韓国語ではケブル、日本では海ミミズとも呼ばれている磯に棲む軟体動物です。
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どれも新鮮で美味しそうです。石焼ビビンパよりこちらの市場で食事したかったです。
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新鮮なホヤは美味しいです。東京で食べても美味しく感じませんでしたが、青森の八戸で食べたときは美味しいなと思いました。
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エイの干物です。アンモニア臭が好きな人にはたまらないそうですが写真を撮るだけで充分です。
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僅かな距離でも食文化がこんなにも違うのかと感心させられます。
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これは食べたい衝動にかられませんでした。北京で見たヒトデの串揚げと同じです。海の中で見つけても触りたくないものは食べたくありません。
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お客も少なくてオモニたちも暇を持て余しています。
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立派なタコです。ここだけ見るとギリシャのアテネの市場のようです。
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沖縄の市場を思い出します。
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次はお土産物店に連れて行かれます。問屋街のような所で、一応店の中に入りますが偽ブランド品ばかりで興味が無いので表で一服しながら待ちます。
電線の向こうにプサンタワーが望めます。 -
バスに乗っての移動なので市内のどのあたりにいるのか分かりません。
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文字が読めなくてもなんだか分かります。
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エスカレータに乗って龍頭山公園に向かいます。
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プサンタワーの近くで自由時間がありました。この山を含む一帯は倭館の敷地であり、釜山開港後は日本人居留地となったそうです。龍頭山には倭館時代に社が建てられてのちに龍頭山神社となりますが、記念碑以外に面影はありません。
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年に一度の朝鮮通信使のお祭りの日でした。韓国から日本に向かった通信使を日本では「朝鮮通信使」と呼び、その後の通信使の訪日は1607年から1811年まで計12回に及んだそうで正式名称を「朝鮮聘礼使」と呼びます。
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準備万端祭りの開幕を待つばかりです。
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韓服は白を基調とすることが求められ、それ以降は身分や性別、年齢によって素材や色が区別されていきました。
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同じ衣装を着た人の集団がいくつもあります。これはクンボッと呼ばれる軍服だと思います。
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この頃「宮廷料理人チャングムの誓い」がNHKで放送されていたこともあり、興味深く見学できました。笠子帽カッはと呼ばれ朝鮮の伝統的な帽子の一種です。李氏朝鮮の服飾の1つで、両班が頭にかぶる冠帽の1種です。頭を覆う部分であるモジャと、顔を覆うつばの部分であるヤンテから成り立っています。
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色取り取りカラフルでとても綺麗です。これはトポと呼ばれる外出着の一種でしょうか。
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こちらは中国文化に起源がありそうな役人の衣装です。前年に行った北京郊外の明十三陵墓や清東陵の神道の石像生が甦ったようです。
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刺繍の模様は官位によって違うのでしょうか?
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舞台の上では伝統芸能「農楽」も披露されました。ケンガリ(小鉦)・チン(銅鑼)・チャンゴ(杖鼓)・プッ(太鼓)などの打楽器やテピョンソ(ラッパ)を鳴らしながら楽しく踊り、練り歩く農楽(ノンアッ)。農民たちが豊作を祈願したり、収穫を祝ったり、時には仕事の疲れを癒すなど、朝鮮半島の人々の生活と深く関わりながら発展してきた伝統芸能です。
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若いお嬢さんは艶やかです。こちらはキセンボッという妓女の外出服でしょうか。
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民族衣装はどこの国どこの民族のものも独特の美しさを感じます。
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ここからパレードが始まりそうですが、自由時間の終わりが迫っているので出発まで見られるかヤキモキします。
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かなりの人数が整列してい入るので、かなり長いパレードになるのでしょう。
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音楽が始まり通信使一行のパレードが始まりました。
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市内を練り歩くようです。
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先頭はもうスタートしたようです。
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大長今(デ・チャングム)の劇中で観るような衣装はかっこいいです。
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輿に乗った方が通信使だと思いますが暑そうです。
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先導する白バイ隊もスタンバイです。
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通信使のパレードを見ていたかったですが、団体行動では許されません。次はロッテの免税店です。有名ブランドのショップがたくさんありますが、百貨店で仕事をしているので全く興味がありません。ホテルにチェックインすると、ロビーにイ・ビョンホンのポスターがありました。
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イ・ビョンホン主演の「甘い生活」という映画の撮影が、2004年の8月から11月に行われたとあり、サイン入りポスターが飾られていました。
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部屋に荷物を置いて地下鉄を乗り継いで、晩御飯を食べに海雲台に向かいます。
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中国人向けの漢字表記が無かったらどこへも行けない気がします。アラビア語とハングルは全く読めません。
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弟がニューヨークに住んでいた頃の友人がソウルからわざわざ来てくれました。妹さんの車で来たそうです。我々はツアーの安いホテルでしたが彼、女たちはマリオットです。「釜山に来ると叔父がここをとってくれるの。」と屈託も無く話します。彼女たちの叔父さんは望ハンバーガーチェーンの韓国社の経営者とのことでした。
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海雲台なので海鮮の店を探して入ってみましたが、ものすごい量のお皿が出てきます。
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メインで選んだのはこの大きなヒラメの刺身で、エンガワがとても美味しかったです。
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パンチャン(飯饌)と呼ばれるご飯と一緒に食べる料理がたくさん出てきます。
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魚のスープはちょっと苦手でした。それ以外はとても美味しかったです。
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夜の海岸では魚釣りが人気のようです。
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夜の海雲台の海岸は恋人たちが多かったです。
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海岸線のパラダイスホテルに入ってみました。
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ホテルのラウンジでお酒をいただきました。
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ラウンジで飲んでいるとドンドンと音がしました。海岸側に出ると海上で花火が上がっていました。
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夏の終わりの花火は少し寂しげです。
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散発的に打ちあがるので余計そんな思いがしたのかもしれません。
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ホテルのロビーで記念写真。
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妹さんが車に乗って合流したので、乗せてもらって近くのスーパーへ連れて行ってもらいました。
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もう午前様です。でも釜山に滞在時間は24時間しかないので最大限楽しみましょう。スーパーの買い物はどこの国でも楽しいですね。パッケージの赤が辛さを想像させます。我々はホテルへ戻って寝ましたが、弟は彼女たちと一緒にお茶を飲みに行ってしまいました。
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翌朝はロイヤルホテルから地下鉄でロッテホテルに向かいました。
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ロッテホテルで朝ごはんを食べようと考えていました。と言ってもこんなとこれでではありません。
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ツアーの集合場所をロッテホテルに変えてもらい、弟の友人と待ち合せました。
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隣のロッテデパートのレストラン街に向かいます。
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大きなシネコンも入ったデパートです。日曜日なので若い人がたくさん来ていました。
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レストラン街でお昼御飯です。ここでも小皿の料理がたくさん出てきます。
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みんなでお別れの昼食です。昨晩は探していたチャングムのCDがどこにもありませんでしたが、弟の友人と妹さんは別れた後も探してくれたそうです。
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結果は食事の後に見たロッテデパートの小さなCDショップに立ち寄ったらありました。
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出発の時間になりました。バスに乗って港へ向かいます。弟の友人ともここでお別れです。
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港に着いて出国手続きをするとツアーは自然解散になります。まだこの先が長いのですが。この当時港にはターミナルのビルらしい物も無かったです。小さな免税店でビクトリノクスの小さなリュックががあったので、妻と色違いのお揃いで買いました。今回の旅でのこのリュックとCD1枚だけでした。
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大阪の出港と同じく乗船してからもしばらく荷物の積み込みで時間がかかるので、デッキで釜山とのお別れをします。
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カメリア号は博多と釜山を往復するフェリーです。我々はこれから1泊しながら大阪南港までのんびり帰ります。約30時間の釜山滞在が終わりました。
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