樽見鉄道と桜

2009/04/06 - 2009/04/06

根尾　淡墨桜の帰りに樽見鉄道の線路沿いにきれいに咲いている桜を見つけ、樽見鉄道と桜のコラボ写真を撮ってきました。

天気も良かったし、最高の条件でした。

エリア 本巣・山県(岐阜)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

淡墨桜の帰り道、近くのこんな所に寄ってみました。

なぜかピラミッド型の建物が・・・。
さて、その中身は？


国指定特別天然記念物　　根尾谷断層
地震断層観察館

という建物です。

ようは、濃尾地震の時にできた根尾谷断層を観察してみよう　という地方によくある博物館です。

で、根尾谷断層とは・・・

正面にある草ボウボウの段差です・・・。


う〜ん・・・。
岐阜生まれのdrakenは、小学生のときに『根尾谷断層』の事を習っていて、ずっとすごい物だと思っていたのに、この日、実際の根尾谷断層を見てガッカリでした。

表示がないと、普通の段差にしか見えないですね。

国指定　特別天然記念物　　根尾谷断層

根尾谷断層は、明治２４年１０月２８日早朝、日本内陸部に起こった過去最大の濃尾地震に際して生じた断層であり、その規模は、福井県今立郡池田町野尻から可児市帷子地区まで、総延長８０ｋｍにもおよぶ、世界でも最大級の地震断層である。


以下略・・・


こう説明されると、スゴイと言う気もするが、見た目のインパクトは薄いなぁ〜。

帰り道の途中に桜がきれいな駅を見つけたので、駅前の駐車スペースに車を停めて、立ち寄ってみました。

樽見鉄道　日当（ひなた）駅　です。

日当駅のホームから大垣方面に向かって

樽見方面

桜と駅の木造の建物がローカル線の雰囲気を醸し出していいですね〜。

桜が咲くこの時期が、この駅の一番華やかな季節なんだろうな〜。

一年で一番いい時期にこの駅に来られて嬉しいです。

運転しながら、見つけたこのスポット。
右折ができなかったため、少し先の道の駅で折り返してやってきました。

さて駅まで行って、電車の時刻をチェックだ〜。

駅に向かいながら、写真のアングルチェックです。

このあたりだと、桜と電車が入りそうだな〜。

木知原（こちぼら）駅のホームにやってきました。

時刻表を見ると、上り列車が来るまであと１０分くらいでした。本数が少ないローカル線でこんなバッチリのタイミングになるとは、行き過ぎて道の駅で時間潰しをしたのが正解だったかも。

右斜め後の方にある踏切から望遠レンズで写真を撮ろうとしていたおじさんに言われて、写真に入らないように後に下がりました。

下がったところで、おじさんの方に振り返り確認してＯＫをもらいました。

こちらの方が、自分のほうに向かってくる電車も撮れていいかも。

電車がやってきました〜。

まずは広角で駅と電車と桜とバックの青空の風景を

今度はズームで　桜と電車を目立たせました。

力強いディーゼルエンジンのうなりをあげて、カラフルな列車が走ってきました。

列車はすぐ目の前を走っていきます。

ローカル路線じゃないと、なかなかこんなアングルは撮れないよな〜。

背景が澄み切った青空で、列車が目立っていいですね。

列車が行ってしまったので、みんな撤収の準備です。


ローカル線は、列車が来る数少ないタイミングを確実にモノにできるよう綿密な準備が必要ですね。

僕は下調べもなしで、列車が来る１０分前、しかも写真がきれいに撮れる順光となる上り列車の写真が取れたのは、ラッキーとしかいいようがないですね。

この雲ひとつない青空の下、桜並木は線路に沿って続いています。

列車に乗って、ここを走るのも気持ちいいだろうな〜。


じゃ、次の谷汲山に向かうかな　っと。