青森で息抜きを　～浅虫温泉でいい湯だな♪～

2009/04/24 - 2009/04/25

雪が融けて、桜真盛りの青森に出張してきました。
県内はJRとレンタカーで移動するものですから、綺麗な桜は写真に収められず。夜は久々の温泉で、ゆったりと息抜きができました。
私にとっては2回目のブログですが、またお付合い願えますか？

ｽｰﾎﾟﾝ2号

エリア 浅虫温泉(青森)

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー

大阪伊丹空港からの青森行きの飛行機は、弘前の桜まつりを目指す観光客でいっぱいです。
バスで移動して、タラップを昇るローカル線の小型ジェットは何となく頼りなくて、好きになれません。

空港から青森駅前に出て、真っ先に撮ったのが、ねぶたを題材にしたこのカラーマンホール。
以前はモノクロしかなく、ヤッシーさんに「見つからなかった？」と言われていたので行って見ました。前回もこのすぐ近くまで行っているのに、足元にはなかなか気づかないものです。
それにしてもカラーは駅前の交番前以外には見つけられませんでしたよ。

よく晴れて暖かな日中です。目的地までまだ時間があるので、青森ベイブリッジを渡ってみることに。

橋はワイヤーで吊られているタイプ。明石大橋に比べると規模は格段に小さいですが、それでも立派な橋です。

橋の上からは、かつての青函連絡船「八甲田丸」が記念物として係留されています。
ペンキが剥げ落ちていますが、これでも青森を代表する昔の顔ですから、これからも大切に扱って欲しいものです。
青い空と黄色い船体は強烈なアクセントになっていました。

こちらも橋の上から眺めた観光物産館アスパム。ここでは青森の観光や物産を紹介している場所で、土産物屋も沢山あります。
が、今回は中に入らず。前に行ったことがありますが、他の自治体がやっている所とあまり変わり映えしません。青森県もイッショウケンメイやってま〜〜すって感じ。

昼は駅前のすし屋で。９貫で\1,900ほど。私は握りにｻｰﾓﾝが入ると機嫌が悪くなる方。新鮮なのかも知れませんが、どうしても冷凍のような気がして、両脇の鯛とホタテに申し訳ないm(__)mって感じ。
でも文句言いながらも最後は食べましたけど・・・・。

青森駅からはローカル線。青森駅では上り列車、下り列車と言われても頭が混乱する。
そもそも関西とは方角が逆だし、本州のどん詰まりにある青森を起点にすれば、上りも下りも同じ方角に向けて出発するし、ぐるっと回って、北へ行くのは全部下りのような気がするんですけど・・。
線路が繋がっているからヤヤこしいのです。

そんで、乗ろうとするとドアが閉まっている！「あっ！しまった」と思ってからすぐ思い出しました。ここの電車は乗車時には、自分でボタンを押してドアを開けなければならないことを。
でもこのステッカーのレンジャーみたいなのはナンジャー？

ガタゴト揺られて、しばらくは車窓の風景を楽しみます。山は八甲田あたりでしょうか？
もうすぐ5月というのに雪が残っています。あーさぶそぉ〜(+_+)!!

野辺地で降りてここからはひたすらレンタカーで北上。晴れてて良かった♪　車はなかなか来ないし、快適、快適(^_^)v

途中で満開の桜は何回も見ましたが、４トラメンバーの千鳥ケ淵や神田川の方が立派なので写真はパス。
変わりに蕗の薹をと思いましたが、このとおりすっかり塔が立っています。これじゃ、まず食べるのは無理。
桜と同じ時期にコブシも満開。北国は春がﾄﾞﾄﾞｯとやってくるのですかねー。

道中の畑も緑がいっぱい。春らしさを感じます。

これはヤマツツジでしょうか？背丈が高いのに下から上まで全部花をつけて見事です。

さらに北上すると風の強い地帯に入ります。ここでは沢山の風車が、発電のお仕事中でした。
写真では小さく見えますが、相当巨大で初めて見ればきっとびっくりしますよ。とてもドンキホーテがお相手できるような代物ではないんですから・・。

仕事を終えて、逆コースでひたすら南下。明日は土曜日仕事な〜し！
今夜は浅虫温泉で一泊することに。浅虫あたりでは、陸奥湾に浮かぶ「湯の島」が、ここの景観を作っています。もう遅い時間なので周りは何もありません。早々と旅館に入りましょう。

お決まりの宿屋の膳です。魚介類を中心に食べきれないほどの食事です。このほかにも何品か出てきてモーだめ。・・・・でも、完食したけど(~_~;)
食事を済ませて次は温泉。残念ながら写真は撮れませんけれど、夜の陸奥湾を眺めながらの露天風呂は最高です。（でもなんでここの地名は浅虫なんだ？）

旅館の玄関にあるねぶた。
国引と名づけられたこの作品は、ナントカの命が出雲の国を見て、「なんと小さい国だろう」と憂いて、新羅国に杭を打って「国来い、国来い」と引っ張って出雲の国を作りあげたとかの説明があったけど、なぜ青森にあるのか忘れました。すみません。(^^ゞ

翌日の土曜日はあいにくの曇りで、景色も冴えません。
陸奥湾の遥か向こうには、雪を戴いた岩木山が見えました。そういえば岩木山は、周りに連峰のない独立峰だとか。だから遠くからも立派に見えるのですね。

朝ごはんです。朝からホタテの玉子とじはちょっとキツイかな？
・・・・でも、完食しましたけど(^^ゞ。
（この旅館は秋田屋さんで、一泊二食で\10,500程。建物は少しくたびれていますが、サービスよし、料理が立派、温泉よしで◎です。）

青森までJR。空港に行くまでの間、この前の出張で見つけた朝6時からやっている市場へ。
冬に比べると魚介の種類も入れ替わったみたいです。巨大なタラはいなくなっていましたが、アンコウを捌いている店が結構ありました。
いつ来てもこの市場は活気があって、こっちまで元気になります。

大きめのハタハタは、一皿何尾あるかわかりませんが、これで\500ですって。

前回ホタテを買ったお店で、またも大きなホタテをGetです。おばさんが手際よくホタテと、魚、貝を箱に詰めてくれます。
あとは新鮮なホタテと飛行機に乗るだけと思いましたが、これが氷も入っているので、結構重いんです。
重さに耐えて持ち帰り、ご近所にもおすそ分けして喜んでもらったので、まぁ、いいか！

帰りの飛行機からの山々は、弘前や津軽は花盛りというのに、まだ雪をかぶって寒そうでした。
この雪が融けて山に春が来るのも、もう少しでしょう。
今回は温泉でゆっくり出来て満足。明日から頑張ろう！（でも、もうすぐＧＷなんですが・・・。）

この旅行記へのコメント （4）

• 吉備津彦さん 2009/07/30 06:49:29

  マンホールもねぶたですね。

  　本物のねぶたを観たいです。

  スーポンドイツさん からの返信 2009/07/30 07:14:39

  RE: マンホールもねぶたですね。

  吉備津彦さん、早朝からご訪問・投票いただき有難うございます。
  このマンホールは二度目の出張時に執念で撮ったものです(笑）
  東北のお祭にいらっしゃる計画がおありなのでしょうか？関西からだと海外旅行に行くより高くつきますね。
  昔の映画｢八甲田山死の彷徨」では、意識が薄れていく中でねぶたが走馬灯のようにかけめぐるシーンがあって、それ以来ちょっと怖く感じています。
  すーぽん

• Noririnさん 2009/05/15 22:14:20

  これからが良い季節ですよね

  スーポンさん　こんばんは
  
  少しずつ汗ばむ季節が近づいてくると、北の方へ逃げたくなって来ます。
  今年の夏は青森へと思っていたので参考にさせていただきまっす！
  
  浅虫温泉･･･有名ですよね。
  個人的に虫が苦手なんですが、虫には関係無いようで。
  昔は麻を蒸すことにのみ温泉が使われていたんですよね。
  何で麻蒸しが浅虫になったんでしょう？？
  
  秋田屋さんのお食事、美味しそうですね。
  宿の食事って何で朝からガッツリいけちゃうんでしょう。
  いつもは朝抜きなのに、私も完食しちゃいそうです。。。
  Noririn

  スーポンドイツさん からの返信 2009/05/17 11:04:59

  RE: これからが良い季節ですよね

  Noririnさん、ご訪問ありがとうございます。
  
  浅虫がもともとは麻蒸しだったことは、初めて知りました。今夏、青森方面をご計画とか。浅虫温泉はJRの駅から歩いてでも行けるので、その点はいいのですが、周りには陸奥湾の景色以外は何もないところで、宿泊以外ではイマイチ
  感が強いです。
  
  なんといってもレンタカーでふんだんに走り回るのなら、奥入瀬や八甲田方面がお奨めで、蔦温泉とかりっぱな温泉もたくさんありますよ。
  http://4travel.jp/traveler/ta_suzuki/album/10238674/
  
  最近はゆっくり観光できる地方出張がないので、ふてくさってます。今日日曜から3日間は東京です。来週の九州博多に期待しています。
  
  ｽｰﾎﾟﾝ2号