潮干狩り（アリ）とバーベキュー（キリギリス）　兵庫県たつの市御津町某所

2009/04/26 - 2009/04/26

全く何を考えているのか、バーベキューと潮干狩りをするために２名の友人が名古屋からわざわざ来るとのこと。幸か不幸か、前日の雨も上がり、バーベキューをするには風が強く、潮干狩りをするには寒いというなんか中途半端な天候でしたが、なんとか両方こなすことができました。

バーベキューと潮干狩りの場所となったのは姫路の西隣のたつの市御津町のとある浜。風がかなり強かったので、風裏に当たる海岸を探して辿り着いた浜です。この日は大潮で干潮が夕方と潮干狩りにはもってこいの潮回りであったため、潮干狩りは当初バーベキューのあと移動して確実にアサリをゲットできる有料の潮干狩り場を考えていましたが、我々がバーベキューを楽しんでいる浜には、潮が引くにつれ続々と潮干狩り客らしき人がやってきました。どうやら天然アサリが取れるらしい。黙々と食材を求めて穴を掘る人たち（＝アリ）を横目に、金に糸目をつけず？サザエやカキ、クルマエビｅｔｃの高級食材？を食い荒らす我々（＝キリギリス）の対比に笑ってしまいました。最後に私だけアリとなって、持ち前のホスピタリティを発揮して？？？、わざわざ名古屋から来た友人のためにアサリをちょっとだけゲットしました。その代償が、この旅行記をアップしている潮干狩りの翌日の腰痛です。ホンマに痛い。

エリア たつの・揖保川・御津(兵庫)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

近海で取れた食材をゲットした後、何箇所かの海岸をチェックしてやってきた海岸。この場所は風も弱く、この日のコンディションとしてはほぼベスト。昼過ぎに着きましたが、まだ潮は引いておらず、他に誰もいません。

早速バーベキューの準備に取り掛かります。

このあたりの砂浜には薄紫の花を咲かせている浜大根が群生しています。掘り起こしてみると、立派に大根でした。食べてみましたが、ちょっぴり甘みがあるものの不味い…

火を起こすのに苦労しています。

そうこうしているうちに、見る見る潮が引き、アリさんたちが続々とやってきました。

ようやくバーベキュースタート。まずはタケノコから。

そしてお待ちかねの高級食材、カキとサザエの登場です。

身の良く詰まったカキにレモンをしゅっとかけて食すると非常に美味でした。もちろん、サザエの壷焼きも最高。

アナゴの登場です。

そしてクルマエビ。

クルマエビも良い色になってきました。

タコです。墨を吐いてエライことになりました。この後、キリギリスたちはワインを２本あけて、もう大変。あ、私はドライバーですから一滴も飲んでいませんよ。

ほぼ干潮時の浜の様子。私はひとりだけアリとなってアサリをゲット。さすがに天然物だけあって、宝探し状態でした。

これがこの日の収穫。２５個くらいでしょうか。このアサリはすべて名古屋行きとなりました。

潮干狩りは小学生の時以来です。腰は痛いけど楽しかった。男はつくづく狩猟本能があるということがわかりました。