2009/04/04 - 2009/04/04
1543位(同エリア4459件中)
みにくまさん
京都世界遺産めぐり? 「天龍寺」
1994年に古都京都の文化財として世界遺産に登録された。
約5ヶ月ぶりに京都の世界遺産めぐりを再開しました。
本当は去年のうちに全17か所をまわるつもりでしたが、年末にドタバタしていて叶わなかったので、桜の時期にあわせ、先ずは天龍寺にやってきました。
◎ 天龍寺
法堂参拝券(特別公開) 500円
本堂参拝券 100円
庭園参拝券 500円
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法堂(はっとう)
1900年の再建。寄棟造り、桟瓦葺きで、正面軒下に「選仏場」の大額が掲げられています。
もとの選仏場、つまり座禅堂を移して法堂としたものです。 -
法堂・庫裏
天龍寺は、1339年に後醍醐天皇の菩提を弔うため、夢窓国師を開山として、時の将軍足利尊氏によって建立された臨済宗の本山の一つです。
創建以来、8度も大火に逢ったと記録されていますが、明治維新の蛤御門の戦い(禁門の変)で薩摩藩の砲火により大打撃を受け、ほとんどの伽藍は焼失しました。
そのため、現存する伽藍のほとんどは、明治時代後半以降のものです。 -
法堂(はっとう)
法堂「雲龍図」加山又造画伯筆
特別公開 500円 -
渡り廊下
中央部が一段高くなった渡り廊下。 -
雲龍図
実物は撮影禁止なので、ポスターを。
法堂の天井に、直径9mの円形の枠いっぱいに描かれた雲龍図。
かつては鈴木松年によって明治期に描かれたものがあったが、傷みが激しく平成9年、現代の日本画の雄・加山又造画泊に依頼して新たに完成しました。
八方睨みの龍と言われ、どこから見ても、見る人の方を睨んでいます。 -
天龍寺
桜の時期に合わせて訪問した甲斐がありました(*^_^*) -
世界遺産のゴールドプレート
これを見ないと、世界遺産に来た気になりません(^_^;)
今まではほとんどみにくま君が同行していましたが、今回はなんと家に忘れてきてしまい(+_+)、かわりにみるく丸君がモデルをやっています。 -
庫裏(くり)
総門をくぐって、正面のつきあたりに建っています。
切妻造りで、大きな三角形の妻の部分に縦横に束(つか)、貫(ぬき)、梁、蟇股(かえるまた)などが組まれていて、白壁とのコントラストが美しい。
庫裏は台所であり、寺務所を兼ねています。屋根には煙出しを上げ、内部は正面に土間があります。 -
庫裏(くり)
屋根の上の鬼瓦、その周囲の瓦には「天龍寺」印がついていました。 -
達磨図
前菅長 平田精耕筆
正面は達磨図、あまり見る人はいませんが、裏はこんなことが書いてありました↓ -
龍吟虎嘯(りょうぎんこしょう)
前菅長 平田精耕筆
同じ考えや心をもった者は、相手の言動に気持ちが通じ合い、互いに相応じ合うということ。また、人の歌声や笛・琴の音などが、あたかも竜やとらのさけび声が天空にとどろき渡るように響くことをいう。 -
大方丈
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大方丈
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大方丈
曹源池を眺め、しばし休憩。 -
大方丈
寝転ぶ事を禁ず
こんな立札を見たら、寝転ぶしかないですよねー(・o・)
みるく丸君は、寝っ転がってる姿がおまぬけで可愛いんだわ〜(*^_^*) -
雲龍図
若狭物外画伯筆 -
雲龍図
若狭物外画伯筆 -
曹源池
嵐山・亀山を借景に取り入れた回遊式庭園で、国の史跡、特別名勝に指定されています。
行けの前には州浜形の汀(なぎさ)や島を配し、白砂と松の緑がきわだち、大和絵さながらの景観をみせる。
写真中央にある滝は「龍門の滝」と言います。
二つの巨岩を中心とした滝の石組み。
龍門は中国黄河中流の急流。「後漢書」の登龍門の故事にちなむ滝です。
滝の前には自然石の石橋が架かり、日本最古の石橋と伝えられています。 -
曹源池
左手少し上の方には、けっこう大きな桜が満開になっていました。 -
曹源池
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唐門?
法堂と大方丈の間に位置する門です。
後方に見える大きな建物が、法堂です。 -
大方丈
額縁のように庭を眺める。 -
書院(小方丈)
1924年の建築です。 -
書院(小方丈)より
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大方丈
書院から大方丈を眺めます。 -
多宝殿へ向かう回廊
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回廊
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回廊
石の通路の上に、茣蓙が敷いてあり、そこを歩くのですが、幅が狭いので人とすれ違うのも気を使います。
途中、階段など、多少の起伏がありました。 -
大堰川
回廊の下には川が流れていました。 -
大堰川
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名前不明
回廊をテクテク歩いていると、右手にこんな建物が見えました。
建物や植木、桜など、全ての配置を計算し尽くされたような美しさです。 -
多宝殿
この周辺にある枝垂れ桜が満開になっていて、とっても綺麗でした。
私たちは多宝殿の中を歩いて撮影していますが、外へはまた別のコースで歩くことになります。 -
多宝殿
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多宝殿
多宝殿はもともとは後嵯峨天皇と亀山天皇が離宮を造営した場所とも言われ、また後醍醐天皇が幼少の頃にここで勉学に勤しんだとも言われるところで、現在では後醍醐天皇の聖廟として像が安置されています。
現在の建物は1934年建立と比較的新しく、建築様式は吉野朝時代の紫宸殿造りです。 -
多宝殿
後醍醐天皇御尊像 -
多宝殿より
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大方丈
本堂参拝コースを終え、次は庭園からの参拝に行ってきます。
まずは大方丈わきを通って、曹源池へ。 -
曹源池
天龍寺十境 史跡特別名勝
当寺開山夢窓国師(1339)の作庭。
正面に亀山、左手に嵐山等を借景した池泉回遊式庭園です。 -
曹源池
斜めに伸びた松の木。 -
曹源池
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曹源池と大方丈
今回のトップ写真です。
本当は桜の写真が良かったのですが、あまり良い絵で撮れたものが無かったので、無難なこちらに落ち着きました。 -
多宝殿と枝垂れ桜
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多宝殿と枝垂れ桜
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枝垂れ桜
頭上に広がる桜〜〜。 -
枝垂れ桜
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愛の泉と平和観音
枝垂れ桜が滝のように泉に降り注いでいるように見えました。 -
多宝殿と桜
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平和観音と桜
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ソメイヨシノ
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百花苑
多宝殿からさらに北へ、北門を目指して進むと、百花苑があります。
その名の通り、四季折々、様々な花が咲き乱れる庭園のようです。 -
百花苑
連翹 -
百花苑
木瓜(ぼけ)の花?
一つの木に3色の花が咲いていました。 -
百花苑
白とピンクに -
百花苑
赤い花も。 -
百花苑
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竹林
天龍寺に行ったら、その後でこの竹林を見ないとダメだと旅館の方に言われたので、少し歩いて来てみました。
北門から出て、トロッコ電車の乗り場の方に歩いて行く道が竹林になっているみたいです。
百花苑からこちらに向かう人も多いのですぐ分かると思います。 -
竹林
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竹林
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竹林
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竹林
みるく丸との記念撮影 -
トロッコ 嵐山駅
天龍寺の北門から、竹林を通って行くとありました、トロッコ嵐山駅です。
有名なトロッコ電車ですね〜。
せっかくなので、トロッコ電車にも乗ってみたかったのですが、予約?が一杯だか、なんだかで乗れないみたいでした。
すぐ乗れるなら、往復してもいいかな〜と思ったのですが、待ち時間とかあるなら別の機会にしようと思いました。
★ おしまい ★
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この旅行記へのコメント (2)
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- 一歩人さん 2009/04/22 05:07:47
- やっぱ、龍!う!なんと、転がってる姿かわいいです。
- みにくまさんへ
旅の忘れ物はつきもの、
でもなんとかなりますよね。
ドンマイ!
天龍寺は、学生時代に友達と行きましたが、
改めてへ拝見すると、記憶がかすんでいて、
ああ、こうだったんだと、感激します。
ありがとうございました。
龍の爪の数をたしかめに中国へ行った
一歩人です。
(あ!このネタ2度目??かな
中国皇帝5本、日本の将軍象徴は3〜4本、
ちゃんこ朝青龍は、5本てか)
失礼しま〜す。
- みにくまさん からの返信 2009/04/22 12:49:38
- RE: やっぱ、龍!う!なんと、転がってる姿かわいいです。
一歩人さん、こんにちは〜。
泊まりの旅行に、みにくま君を忘れていったのは、これが初めてかもしれません。本当に珍しいことです。
替わりにみるく丸君が頑張っていましたが、なかなかサマになってるでしょw
天龍寺は私たちは初めて行きました。
もう少し登録する写真があるので、しばらくお待ち下さい。
龍の爪、確か上海の旅行記のところで話題になったような気がします。
天龍寺の龍は爪5本ありますね〜。
この龍が描かれたのは、つい最近なので、そういった昔の時代考証とかはしていないのかも?
では〜
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