中・老・越ジグザグ旅【42】　上海から太倉へ、そして下関へ

2009/03/30 - 2009/04/02

上海から太倉へバスで移動。太倉の安宿は臭くてはずれだった。
太倉で一泊後、上海下関フェリーに乗り３日目の朝、無事に下関に到着。
４７日間の旅が終わった。

44日目 上海 10:00 ⇒ 太倉 11:15(バス 60km,22元)

45日目 太倉 12:25 ⇒ 太倉港 13:50(バス 35km,10元)
　　　　 太倉港 17:00 ⇒ 下関 09:30(ﾌｪﾘｰ 1,000km )
47日目 帰国
　
旅のルート：太倉⇒上海⇒昆明⇒景洪⇒モンラー
　　　　　　⇒ルアンナムター⇒ムアンシン⇒ルアンナムター
　　　　　　⇒景洪⇒緑春⇒老猛⇒元陽⇒河口
　　　　　　⇒サパ⇒バックハー⇒ラオカイ⇒ハノイ⇒ドンダン
　　　　　　⇒凭祥⇒南寧⇒陽朔⇒杭州⇒上海⇒太倉

旅の始まりと地図⇒http://4travel.jp/traveler/halon/album/10323536/
レート：１元＝約１４円

エリア 中国

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 1.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 交通手段: 高速・路線バス 船

ユースの近くでは包子屋を見つけられなかったので、今日も別の食べ物にチャレンジ。
この店で丸くて少し甘い餅を２枚食べた。
１枚０．７元。油があまり使ってないのがありがたかい。

ユースで日本人と話す。
彼は１００円ショップの仕入れ担当として現地採用され、ここから会社へ通っているとのこと。

北京路から６４路バスで上海駅へ行き（２元）、その裏手のバスターミナルから太倉行きに乗る（２２元）。

１時間１５分後に太倉着。

バス停からすぐの旅館で２０元のシングル（シャワー共同）に落ち着く。

宿代が安いのはいいが、シーツが臭くて最悪だ。
シーツをはいで対策を取る。

隣の部屋には地方から出稼ぎにきたらしい娘たちが、数人一部屋に泊まっていた。

昼食は牛肉麺５元

街では編み物をする女性をよく見かけた。

市内にはスーパーと呼べるほどの店はなく、やや大きめの小売商店を見つけては、土産になりそうな食品を物色。
香瓜子、インスタント玉米粥、インスタント豆乳、青島缶ビール
各種即席めん、スナック菓子、李錦記のオイスターソースなど。
中でもオイスターソースは一本３元と安い。

３月３１日
次の日の朝食はこの店で食べる。

鹹豆花（１元）はえび入りで、ほどよい塩味でウマい！

２０３バスで国際埠頭（遠太港）へ向う（９．５元）。
１時間半ほどで到着。
時刻は２時。

国際埠頭に店が一軒もないのは予定外だ。
職員に聞いたら乗船手続きは５時半頃にしか始らないという。
もっと遅く来るべきだった。

乗船前に施設使用料３０元を払う。

帰りの船は結構揺れた。お風呂のお湯が傾いてあふれ落ちるほどだ。
船内では行きとは違い、乗客との交流もなく静かに旅の余韻に浸る。
３日目の朝、まず北九州が見えてきた。

続いて関門大橋、そして下関港が見えてきた。

下関での下船開始は９時半。

自己最長、４６泊４７日の旅が終わった。
これまでの最長は、学生時代に初めて行った海外旅行３週間。
２３年ぶりの記録更新だ。

３カ国の陸路移動距離＝７８２４ｋｍ
いちばん速かったのは二階建てのＮ７２２次で平均時速８０キロ
激安と思ったベトナムローカル列車も、中国の非空調硬座には及ばなかった。

旅の支出明細
国別の費用（円）
　　　　　　宿泊費　　　　 食費
中国１ 　平均 515　　　 197
ラオス 　平均 290 　　　262
中国２ 　平均 262 　　　163
ベトナム平均 360 　　　313
中国３ 　平均 473 　　　275
合計 　　平均 386 　　　248

中国は宿泊費は高いが食費は安い。
中国でも南に行けば東南アジアに近い宿泊費になる。
ベトナムはぼったくられた分だけ食費が高くなった。

最初はきままな一人旅が、途中でルームシェアをして更に面白くなった。
行き先さえ同じなら、誰かとつるんで旅するのも悪くない。
旅人と出会い、少数民族と出会い、思い出多い旅だった。
１０年後に同じ場所をまた訪ねられたらいいな。

この旅行記へのコメント （2）

• beijing-fanさん 2009/04/20 09:13:20

  全部読みました！

  halonさん
  
  お早うございます。
  全部読みました。長かったです。でも非常に面白かったです。
  御苦労様でした。
  これで最後なのでしょうか？
  
  
  日本へ帰る時の船のお風呂みたいの、僕も経験したことがあります。
  新潟ー小樽間のフェリーで、初めて銭湯みたいな大きなお風呂に入った時です。大きな浴槽に入ると湯量が三分の二くらいしか入っておらず、思わず、何や、けちり上がってお湯がまともに入っていないやないか、と思いました。しかし、暫くして船が揺れだして納得、お湯が前後に大きく行ったり来たり、お湯がこぼれなかったのです。
  そんな感じだったのでは？
  
  締めくくりとしては、少し寂しい気がします。
  まだ、何か有ることを期待しています。
  
  beijing-fan

  Halonさん からの返信 2009/04/20 20:37:18

  RE: 全部読みました！

  beijing-fanさん
  こんばんは。
  全部読んで頂いたんですね。
  うれしいです。
  
  で、一応これで最後なんです。
  最後の方、飛ばしすぎましたかね。
  実際の旅も帰りのフェリーでは乗客が少なく、ほとんど一人で過ごしていたので、簡単な終わり方になってしまいました。
  
  お風呂のお湯はまさにそのとおりで、湯船のお湯が少なかったので、僕も最初は、乗客が少ないから節約してるのか、と思ってました。