マジソン郡の橋風、否、健全家族の橋

2009/04/05 - 2009/04/05

今年の桜の開花予報はズレズレ、待ち切れなくて我が町より南下、高速道路料金1000円解放に釣られて、何故か料金表示1550円、なぬぅ？「日本の百名山」著者、深田久弥のふるさと、大聖寺を花見・散策。メリル　ストリープにもクリント　イーストウッドにも出会わなかったけど。（屋根つき橋）

エリア 加賀(石川)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩

お屋根のついた橋の中から外を望む

失礼しました
所は石川県の南部の大聖寺です。
県境の福井県はすぐ近くです。

橋の中に、ベンチと椅子が

ふれあい広場
お役人さま、「ふれあい」の言葉がお好み！
何でも「ふれあい」を付けたがる。安直が実直、優秀な官吏、さすが！

石川県九谷焼美術館

公園を出て、熊坂川の両岸に桜並木。
古ぅっそ！

川の中に木道
川に沿って歩けない箇所では、川の中を歩くことに。
コンクリート製ではなく、本当の木道。
管理が大変だろうな！（素直に思う）

川の中を歩く。
満開になれば、桜の花息？で息が詰まるかも！

街の中心地辺り。
両岸から延びた桜の枝が川を覆い尽くしている。

熊坂川が終わる所に江沼神社
大聖寺川の合流地点

神社内の深田久弥の文学碑がひっそりと

碑の傍に佇む奥さん
彫りこんである詩の文字が解らない？
したがって
意味も解らない？

神社本殿
天満宮、おお！学問の神様
子供の為の俄か信者に何回なったことか！
その時の非礼をまとめてお詫び。

長流亭
大聖寺3代当主の別邸
小堀遠州の流れを受けた設計、造園に依り、書院や茶室の意匠には深い味わいがあるとのこと。

見学可（但し予約制）

河畔に建つ

大聖寺川
コンクリートが見当たらないところがgood!

対岸から見た長流亭　1

対岸から見た長流亭　2

お殿様の時代、こんな処に立って見ること叶わず。
「無礼者！」とバサッと斬られたかも。

恐れ多くも長流亭を眺めながら桜並木を歩きます。

枝垂れ桜？
老木が多いです。

お舟に乗ることも出来ます。

二人の船頭さんが付き（ボランティア）ます。
一人1000円は、ちょっと高いけど、街の観光事業につかうとか。

我が家にとっては、大分高い感じ、舟を眺めるだけに留める。

しばらく行くと
深田久弥（ふかだ　きゅうや）　山の文化館

因みに、先程の文学碑にあった詩

山の茜を顧みて
一つの山を終りけり
何の俘のわが心
早も急かるる次の山

（毛筆の俘の文字が解らなかった）

大分大きなお屋敷

立派な門構え！

立派な物、偉そうな人を見ると怖気着く性格。
前まで。

詳しくは

http://www1.kagacable.ne.jp/~yama/

をご覧あれ。

船着場
山の文化館のすぐ傍

今日歩いた所の地図

約7000歩

時鐘堂

昔のメインストリート

そう！北国街道

ふれあい広場に戻り、花見散策ももう終わります。

何でトイレなの？

中から外にも有りました。
勿論外で何しました。気分爽快でした。

ご婦人用はどうなのかしら？

男子用入口

公園外からのトイレ舎
それらしくなくてgood!

左から、バリアーフリー用、男子用、半分しか写っていませんがご婦人用

最後に

日本人はたいていふるさとの山を持っている。
山の大小遠近はあっても、
ふるさとの守護神のような山を持っている。
そしてその山を眺めながら育ち、
成人してふるさとを離れても、
その山の姿は心に残っている。
どんなに世相が変っても
その山だけは昔のままで、
あたたかく帰郷の人を迎えてくれる。
私のふるさとの山は白山であった。

　　　　　　　　深田久弥　「日本百名山」より

みなさんのお山は何処でしょうか？