エジプト旅行記-7(ハルガダ) 旅のホコリは紅海で流せ

2009/03/14 - 2009/03/23

エジプト旅行記-6(ルクソール) カルトゥーシュの解読はお任せあれ！
　http://4travel.jp/traveler/hisae/album/10322108/
のつづきです

最後の1.5日はハルガダで過ごしました。
遺跡漬けの一週間から一転、
ビーチリゾートで、旅のホコリを落としてから
日本に帰りました。

エリア ハルガダ(エジプト)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: エジプト航空

この日は、朝からダイビング。
そのため、写真がありません。
(船の上に持っていくのがこわかったため。
この写真はダイビング後、ホテルで撮ったもの ）

昨日の夜、ハルガダについた時点から風が強く、
その後寝てる間も強いなーと思ったけど、
朝起きてもそのまま。
ボートダイブ大丈夫かなぁと思いながら朝食。

いつもの細長いパンとチーズとジャム。
飲み物は途中でお土産用に買った
ハイビスカスティー。

8時には２階のドミトリーから
下の機材室へ降りました。
まずはウェットスーツとBCDをあわせます。

ここは5mmのツーピース。
フード付。
まだこの時期寒いです。

その後バンに乗って港へ。
日本人のインストラクターがいるのかなと
思ったけど、今回は全員エジプト人の様子。
このショップのお客さんは私と友達のみ。

途中で果物屋さんによって、
イチゴを買ったインストラクター。
車の中でイチゴを渡してくれました。
洗ってないイチゴだけど、、とおもいつつ、
まぁ洗ってもエジプトの水だしと思って
そのまま食べる。

エジプトイチゴ、思った以上においしかったです。

港について船に乗り込んで。
でもなかなか出航しません。

聞いて見ると、風が強くて
出航許可がおりないとのこと。

だいじょうぶかなぁーー


1時間ほどしてやっと出発。
よかった。でもやっぱり風は強い。
酔い止め飲んでたので大丈夫だったけど、
このゆれ方は普通はやばい。

事前に聞いてたのは、
風が強いからポイントが限られ、
近い場所だと30分以内、
遠いところで45分くらいとのこと。

でも1時間くらいかかったように思われました。

船の上ではインストラクターからの説明。
もちろん英語。
でもダイビングサインは同じ。
(でも私が習ってないサインもあったような)


ポイントは、たぶん
　Gota　Abu Ramada
　　または
　Gotta Abramada
(Gotaまでは覚えてたけど、あとは忘れてて、
インターネットで出てきた名前です)


カメとか、ナポレオンとか
魚の群れとかにも合えるかもという話。


さて、いよいよ海の中へ。

今回はインストラクターと1対1。
今まで初だなぁ。
でエントリーした時点で、
入り方下手といわれる。。。

しかも沈めない。。。
5mmツーピースでフード付だからか。
ウェイト見積もり間違えたらしい。
引っ張ってもらって潜行。

水はやはり少し冷たい。
透明度は20〜25mくらいかな。
沖縄でよく潜るけど、雰囲気は似ています。

見たものはこんな感じ
-------
　クマノミ(2本線)　大きめ。子どももいた
　うつぼ(特大。黒いの、グレーの)
　カサゴ
　ヤガラ
　エイ(Spotted Ray) 岩陰や砂地
　ウニ
　海へび(白に黒い縞)
-------

あとはサンゴもきれいでした。

とりあえず途中で浮きそうになって
引っ張ってもらって沈められたり、
最後は寒かったりでちょっと苦労。

ボートにあがっても風が強いので、寒い〜。
なるべく風が当たらない日向で
少しあったまり、その後ランチ。
ランチはビュッフェ形式でおいしかったです。

2本目は、ウェイト重くしました。
で、インストラクターが1本目友達と
潜った人の方に交代。
ウェイト重くしたから大丈夫なはずだけど、
有無を言わせず手を引っ張って連れて行かれました。。
途中で写真撮ってくれたり、
貝殻拾ってくれてその辺はとても親切。

見たものとしてはほぼ同じでした。
(ポイント変わってないし)

2本終わって港へ。

でも風が向かい風のため
なかなかつかない。
行きよりも相当遠く感じました。

港に着いたのが17時近くです。
その後ショップに戻りました。

ショップでしばらくダイビングにいかなかった
日本人オーナーさんとおしゃべり。
ダイビング中の写真を友達のSDに入れてもらいました。

そしてタクシーを呼んでもらい、ホテルへ。

今まで2人で2000円程度の宿だったけど、
最後だけ2人で1万円ほどのマリオットホテル。

タクシーで15分くらいでした。

後で思えば、ここが最大のトラブルポイント。

このときは普通にタクシー代払って
ホテルの中へ。

チェックインもスムーズで、
お部屋はやっぱりとても豪華。
(３枚目の写真)

ところが、ふと気づくと
荷物が足りません。
ダイビング中に船に持っていった袋です。
脱いだ水着、バスタオル、
ログブック、日焼け止めなどが入ってたはず。

でも周り見回してもやっぱりない。

忘れた可能性として、
ショップとタクシーかなと思い、
まずはショップに電話。
探してもらったけど、無いようです。

これはやっぱりタクシーかな。。
ホテルのフロントに、もし荷物届けに来た
タクシーが来たら教えてねと頼みましたが、
望み薄いだろうなぁ。


あー、やってしまった。

大きな荷物とリュックとポシェットまでが
普通持ち歩く荷物。
それに今回もう一つバッグを別に持って
タクシー乗ったのでした。

旅の教訓
　「荷物はなるべくまとめて、数を減らして持つべし」
　「多くても
　　　大きい荷物、リュック、ポシェットまで」
です。

さて、気を取り直して
ホテル近くのお店へディナーに。

ここまでの一番豪華な食事が
マックというような旅。

最後はマリオットホテルの近くなので、
そもそもそんな安い店がありません。

海の近くなのでシーフード、
特にカラマリが食べたいということになり、
メニューにカラマリがあるかどうかが
判断基準。ホテルから3分ほどのお店に入りました。

ドリンクは
フレッシュマンゴージュースと
ヘルシースペシャル。
ヘルシースペシャルはハイビスカス＋フルーツでした。

最初に来たのは
マッシュルームのスープとカラマリ。
普通においしい。


メインはシュリンプファフィータ。
エジプトっぽくないですね。


夕食後、お店を出ると、
近くのお土産屋さんの客引き。

お菓子のお土産が買いたいと相談すると、
近くに大きなスーパーがあるから、
そこに行って見ろ、そこで自分の名前出すと
安くしてくれるはず、だからその後自分の
お店に来てねとのこと。


少しあるくと、すごく小さなスーパー発見。
ここじゃないよね？と思ってもう少し歩いたけど、
何もない。戻ってその小さいスーパーに。

たしかにお菓子はいっぱいありました。
そして探していたDatesBarも。
2種類あったので、お店の人にお勧めを聞いて、
それを3つ買いました。
一つ5ポンドのところ、4.5ポンドにおまけしてくれました。


そして、さっきのおじさんのところに、
安くしてくれたよと報告に。
そのお店も一応入って見るけど、
特にめぼしいものはなく、すぐに出てしまいました。


最後、一番ホテルに近いおみやげ屋さん。
また声をかけられたので、
入るだけ入って見る。

ここのおじさんがまた面白い。
いくつか値段聞いて、
値切るときにアラビア語で数字を言うと喜んでくれ、
パピルスのしおりを出してきて、
名前を教えてくれと言います。
教えると、しおりの裏にヒエログリフで
名前を書いてくれました。
すばらしい顧客サービス。

友達はカレンダーを買ったけど、
私は何も買わず。でもちゃんとしおりくれました。

エジプトは、買い物難しい面もあるけど、
コミュニケーションしてみると
とても親切だったり、サービス精神旺盛だったりします。

お土産屋さんから帰るとすぐに就寝。
あとエジプト旅行も残すは半日。


翌日はまず5時半に起きました。
目的は海に上る日の出を見るため。

この旅では、日の出やサンセットをよく見ました。

5時半の時点では、そとはぼんやり赤くなってきています。

ウィンドブレーカー羽織って外に出ると、
やっぱり空気はヒヤッとしています。

おっと危ない、
もうすぐ日が昇ってしまう。

写真撮るのにいい場所をさがしました。

そして、すぐ1分後くらい、
太陽が顔を出しはじめました。

日の出も日の入りも、
すごく早いのですよね。

あっという間に太陽出現。

光の筋ができ始めました。

これだけみると、
夕焼けにも見えてきます。

すっかり日も昇ったところで、
部屋に戻り、、、
そして２度寝。

さすがに寝心地がよいベッドです。

8時過ぎに朝食に。

豪華ビュッフェ。

オムレツ久々だなぁ。

そして、細長いパンからやっと解放された(笑)

エジプト料理も並んでたので、
いろいろ取ってきます。

旅の前半お世話になったターメイヤ。
あとは、豆の煮込みや、ペースト類。

そして、これがデーツ(なつめやし)。

昨日買ったお菓子の真ん中に入っているものの
生バージョン。

見た目同様、プルーンに似ています。
繊維質でとても甘かった。

一度部屋に戻ったあと、
最後にビーチを楽しみます。

ビーチに向かう途中で出会ったカラスは
木片を運びたいみたいだけど、
どうしても途中で落としてしまう。
悔しそうな顔してました(笑)

そしてバスタオルをもらってビーチへ。
まずチェアを確保して、
それから海へ足を踏み込みました。

ホテルのプライベートビーチはとても穏やか。

向こう側に小島があります。

朝から散歩中の人もいるし、
海に入っている人もいました。

沖には船がいっぱいいます

小島からホテルを眺めるとこんな感じ。

水の色はずっと見てても飽きないですね。

空も青いし。

この日は風もそんなになかった。
(うーん、前日の強風はなんだったんだ。。)

パラソルの下で旅の日記を仕上げました。
(水着無くて泳げず)

11時に引き上げて、帰る前にシャワーを浴びて、
忘れ物無いようによーく確認してから
チェックアウト。


空港までは、飛行機に合わせてホテルから
無料シャトルバスが出ているので、それに乗ります。
13時発の飛行機だとホテル12時発。
でも、なかなか来ません。

ホテルの係りの人も
首をひねり始め、10分待っても来ないので、
ホテルの人がタクシーをとめて、
この人たちからはお金をもらわずに
空港に言ってくれと頼んでくれました。


空港の入り口では、駐車料金か入場料を払います。
タクシーを降りるとき、結局そのお金は
払わされることになりました。

無料シャトルバスのはずだったんだけど、、

空港到着は飛行機出発40分前。
でも充分間に合いました。
ハルガダの空港(国内線)はとても小さいです。

カイロまでは1時間のフライト。
少し出発が遅れて、到着も20分遅れ。

もともとカイロで3時間以上あったので、
時間は余裕です。

国内線を降りて荷物を受け取り、
次は国際線ターミナルを探します。

インフォメーションにきいてみると、
このエレベーター上がればあるよということで、
上がります。でもあるのはドメスティックという
看板のみ。

ん？
ということで少しきれいそうな建物があるほうへ
動いてみます。
中に入るとそこは到着ロビー。

もう一度インフォメーションに行くと、
エジプト航空の出発は、あのドメスティックの
建物入って、その更に奥とのこと。

分かりにくい、、、


戻ってやっとチェックインカウンターを発見。
チェックインで、ANAのマイレージカードを出すと、
お兄さんはなにやら手間取っています。
ここでもしばらく時間がかかりました。

その後、出国手続きして、出発ロビーへ。

残ったポンドはお互い100ポンド未満。
まずはランチ。スタバでキッシュとコーヒー。
あと、マックでポテト。
ここまでで約40ポンド消費。

残りを使おうと免税店へ。
昨日買ったDatesBar以外の
Datesのお菓子を発見。
US6ドル(30ポンド)で購入。
あとは、ハイビスカスティーの
ティーバックを2つで2ドル(10ポンド)。
で残り3ポンド。

ほぼ使い切りました。

残ったコイン。

50ピアストル(0.5ポンド)と1ポンド。
でも硬貨はめったに使わなかった。
(おつりとしてもあまり出てこない)

そして、ヒエログリフのHisae。

左のしおりは、ルクソールのLittle Garden Hotelで
もらったもの。
右はハルガダのお土産屋さんで
名前を書いてもらったもの。

折っても折り目がつかないのが、
本物パピルスらしいです。
(バナナの葉で作った偽者もあって、
そっちは折り目がついてしまうらしい)

帰りの飛行機は順調で、11時間で到着。
行きが15時間だったので、すごく短い時間に
感じました。

機内は空いていて、
2つ分の席を使って少し寝ることができました。

この日、成田では貨物機の墜落事故があったみたい
ですが、私たちのターミナルは全く普通。
事故は家に帰ってから知りました。


ということで、
行く前の不安がうそのように、
いつもそれなりのトラブルがあるのに、
それもなく、
おなかも壊さず帰ってこれました。

ログブックや水着を失くしたのは
残念だったけど、
エジプトで得たものはたくさんあったので、
おつりは十分くるでしょう。

そうそう、後日談ですが、
ダイビングショップ(Sara Diversさん)から
ログブックと絵葉書を送っていただきました。
感謝です。(←これは絶対失くしません)

全部個別手配の個人旅行でも
とても旅行しやすい国でした。

遺跡やナイル川や青い海。
そしてあったかい人々。

エジプトもいい国でした〜

行きたい国リストもいっぱいだけど、
再訪したい国リストも次々追加中。

次にエジプトに行ったら
　砂漠ツアー
　アレキサンドリア
　ファルーカでルクソールからアスワンクルーズ
かなぁ〜

では、また次の旅行記で！


ショクラン(ありがとう)
マッサラーマ！(さようなら)