宇都宮旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ちょっと早いかなと思いながらも、3月上旬同慶寺へ梅を見に行ってきました。梅の名所として、栃木県では足利市の西渓園が有名ですがこの同慶寺の梅林も古くから梅の名所として有名です。この日は6〜7分咲きってところでしたがいい匂いが漂っていました(^◇^)。本堂の前庭の方が100年を超す古木の梅が30本あり、こちらの方が少し遅咲き。本堂左奥の梅林が早めで、この梅たちは先代の住職が35年程前に植樹したそうです。<br /><br /><br />同慶寺は宇都宮市の東、飛山城址公園の近くにあるお寺です。現在の本堂は平成十六年に再建されたものです。宗派は臨済宗にあたる古刹です。<br /><br /><br />同慶寺は、大同妙哲禅師が開創したと伝えられています。妙哲禅師は黒羽の雲巌寺を開いた仏国国師の高弟です。<br /><br />永仁年間の1293〜1298年に芳賀高俊が飛山城を築きました。その時に子孫繁栄を願って伽藍を現在の同慶寺に建立したと言われています。<br /> <br />永仁六年(1298)に芳賀高俊が亡くなり、同慶寺を菩提寺として定めました。同慶寺は飛山城の一角を支える城としての役割も担っていました。同慶寺から飛山城は直線距離にして1km程ですが、昔からこの2点をつなぐ抜け道が秘密裏に作られているとの噂がありました。<br /><br />繁栄時には七塔伽藍を配した広大な寺院として勢力を持っていましたが、永禄年間に炎上焼失しそして宇都宮氏が勢力を落とし没落していくと共に衰退の道をたどりました。<br /><br />その後、明治十二年(1879)の火災において古くからの寺の記録等も焼失してしまいました。

宇都宮市・同慶寺の梅です。

6いいね!

2009/03/05 - 2009/03/05

577位(同エリア917件中)

0

10

フロッガー

フロッガーさん

ちょっと早いかなと思いながらも、3月上旬同慶寺へ梅を見に行ってきました。梅の名所として、栃木県では足利市の西渓園が有名ですがこの同慶寺の梅林も古くから梅の名所として有名です。この日は6〜7分咲きってところでしたがいい匂いが漂っていました(^◇^)。本堂の前庭の方が100年を超す古木の梅が30本あり、こちらの方が少し遅咲き。本堂左奥の梅林が早めで、この梅たちは先代の住職が35年程前に植樹したそうです。


同慶寺は宇都宮市の東、飛山城址公園の近くにあるお寺です。現在の本堂は平成十六年に再建されたものです。宗派は臨済宗にあたる古刹です。


同慶寺は、大同妙哲禅師が開創したと伝えられています。妙哲禅師は黒羽の雲巌寺を開いた仏国国師の高弟です。

永仁年間の1293〜1298年に芳賀高俊が飛山城を築きました。その時に子孫繁栄を願って伽藍を現在の同慶寺に建立したと言われています。
 
永仁六年(1298)に芳賀高俊が亡くなり、同慶寺を菩提寺として定めました。同慶寺は飛山城の一角を支える城としての役割も担っていました。同慶寺から飛山城は直線距離にして1km程ですが、昔からこの2点をつなぐ抜け道が秘密裏に作られているとの噂がありました。

繁栄時には七塔伽藍を配した広大な寺院として勢力を持っていましたが、永禄年間に炎上焼失しそして宇都宮氏が勢力を落とし没落していくと共に衰退の道をたどりました。

その後、明治十二年(1879)の火災において古くからの寺の記録等も焼失してしまいました。

PR

  • 駐車場から。

    駐車場から。

  • 同慶寺本堂。

    同慶寺本堂。

  • 本堂脇から梅林へ。

    本堂脇から梅林へ。

  • ちょっと早めですが遠目から見るとかなり咲きそろっていました。

    ちょっと早めですが遠目から見るとかなり咲きそろっていました。

  • うめ。

    うめ。

  • 墓地側。

    墓地側。

  • うめ。

    うめ。

  • うめ。

    うめ。

  • うめ。

    うめ。

  • うめ。。

    うめ。。

この旅行記のタグ

関連タグ

6いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP