津市　結城神社の枝垂れ梅　満開！

2009/02/26 - 2009/02/26

津市八幡町に鎮座する「結城神社」の梅が満開だった。

　「結城神社」は、南北朝時代に南朝方の北畠親房に従い、義良親王(後村上天皇)を奉じて海路を陸奥国へ航行途中に、伊勢安濃津（現在の津市）で難破し、この地で没した「結城宗弘」を祀った神社である。
　近年、梅園の造営に丹精し、毎年この季節には境内の３００本の枝垂れ梅が見事な花をつける。

エリア 津(三重)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

　梅の花に囲まれた社殿

　結城神社は、南朝の忠臣「結城宗弘」公を祀っています。

　僕は今日も　ちゃんと賽銭を上げ　２礼２拍手１礼のお参りをしてきましたよ。

境内の梅は、８〜９割の開花でちょうど見ごろでした。

　
　まだ　散り始めていない木の花は　はち切れんばかりの勢いがありました。

　この狛犬くんは　日本一の大きさだとか。

社務所前の枝垂れ梅…。

　降り注ぐばかりの枝垂れ梅です。

　
　舞い踊る舞妓さんの姿のよう…言ってた人がいました。

　ホント　艶やかですね。

　うーん　絢爛…。

　咲き零れる白梅も　そこはかとない風情です。。

　

　梅は、「万葉集」の昔から、桜よりもはるかに多くの歌に詠まれています。

　中国が原産で、遣隋使や遣唐使が苗木を持ち帰って伝えたとか。

　東風吹かば　匂いおこせよ

　　梅の花

　　　主なきとて　春な忘れそ

　　　　　　　　　【菅原道真】

　梅一輪

　　　一輪ずつの　あたたかさ

　　　　　　　　　【服部嵐雪】

　この簾（すだれ）の向こうは、拝観料５００円を要する梅園です。

　毎年訪れている僕は、今年は無料の境内で失礼して来ました。


　結城さんの梅の香りに誘われて、春はもうすぐそこまで来ているようです。