３３００km　鉄道の旅　?札幌

2009/02 - 2009/02

《覚書》

19:03上野→翌11:15札幌（北斗星）1214.7km　16時間12分
14:20札幌→18:14釧路（スーパーおおぞら）348.5km　3時間54分
15:48釧路→18:06知床斜里（在来線普通）131.8km　2時間18分
8:55知床斜里→10:00網走（流氷ノロッコ号）37.3km　1時間05分
9:30網走→14:45札幌（オホーツク）374.5km　5時間15分
17:12札幌→翌9:41上野（北斗星）1214.7km　16時間29分

延べ乗車距離　3321.5km　
延べ乗車時間　45時間13分

エリア 札幌(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JR特急 JRローカル

上野駅13番線ホームから19時03分発の寝台列車“北斗星”に乗り込み一路札幌を目指す。
飛行機なら９０分で行ける今の御時世に敢えて１６時間かけて行く。

北行する列車の車窓からオリオンの煌きを仰ぎ見、踏み切りを通過する時のあの甲高い音を寝台で横になりながら聞くと、旅の実感が否応も無く盛り上がってくる。

２２時３０分　福島
２３時３０分　仙台
共に雪が全く無い状態。
２５時４５分　盛岡
若干の残雪を確認。
このあと記憶を無くす。

北斗星は順調なら６時３４分に函館駅に到着する。
食堂車のモーニングタイムが始まる時刻もちょうどそのあたり。
重連の気動車に付け替えられ、およそ２０分も走れば結氷した上に雪が積もった大沼に差し掛かる。
食後のコーヒーが供される頃には、車窓から雪化粧した駒ケ岳を眺められるという段取り。

北斗星は札幌に定刻通り11時15分に到着した。
釧路行きの特急列車が出るまでの時間はたっぷり３時間ある。

雪まつりが開催されている大通り公園に足を運んでみた。
札幌駅から大通り公園会場までは地下鉄で１区間（２００円）だが、歩いても１０分足らずで行ける。
今年で６０回目というそれは、７日間で２００万人近くを集客するらしい。

この日の札幌の天候は吹雪から一転晴天、そしてまた吹雪。
翌日には雪の為に空路は欠航便が相次ぎ、北斗星も２時間遅れの到着だったと聞く。

道路に積もった雪は多い交通量の為にシャーベット状の所もあるが、歩道はツルツルの凍結路になっている箇所も多い。
そして、所々に観光客の靴から脱落したと思われる簡易式の滑り止めが。

気温はマイナス２度だったが体感的にはそれほど寒くは感じなかった。
ただ、吹く風はやはり露出した肌を刺す。

巨大雪像『崇禮門』。

肘木、三斗といった細部まで手の込んだ造りは見事。



『３３００km　鉄道の旅　?釧路』　に続く。