2009/02/11 - 2009/02/11
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CANさん
梅の花がチラホラ咲き始めた東京は新宿の街中を歩く「新宿山ノ手 七福神めぐり」に出かけてみました。
本当はお正月なんでしょうが、ここは年間を通じて、七福神めぐりができ、ご朱印・宝船・ご尊像さまを購入することもできます。私はかわいい宝船と七福神を集めることにしました。
?毘沙門天(鎮護山善国寺)
?大黒天(大乗山経王寺)
?弁財天(厳嶋神社)
?福禄寿(大久保山永福寺)
?寿老人(春時山法善寺)
?布袋和尚(霞関山太宗寺)
?恵比寿神(稲荷鬼王神社)
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本当はお正月に行く予定でしたがちょっと風邪気味だったのであきらめた「新宿山ノ手七福神めぐり」に出かけてみました。まずは飯田橋から徒歩3・4分のところにある神楽坂の善国寺「毘沙門天」からスタートです。
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初代住職の日惺上人が徳川家康のために毘沙門天像じ天下泰平を祈り、それに感謝した徳川家康が建立したのが日蓮宗善国寺といわれているそうです。神楽坂のシンボル的な存在です。
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各神社・仏閣ではご朱印がいただけるほか、こんなかわいいミニご尊像様(300円)を購入することができます。こちらはみに毘沙門天様。インド出身の神様で多くの人々の願いを聞いてそれをかなえてくれる神様です。ここで宝船1,000円も購入しました。地図はどのお寺でも無料でいただけます。
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善国寺を背にして真っ直ぐ進み最初の交差点を左に曲がり、大久保通りをぐんぐん進んでいきます。次は大黒天をめざします。歩いてだいたい15分位です。
ちなみにこの七福神巡りはだいたい2時間半位だそうです。途中にはピンクが可愛い寒桜が咲いていました。 -
牛込警察署や牛込郵便局の前をずんずん進み,
左側に経王寺「大黒天」があります。こちらの大黒天像は日蓮上人の弟子の日法上人が霊木から日蓮上人像を彫る際に残った木で作ったのだそうです。火事にも焼け残ったそうで「火伏せの大黒天」として新宿区の有形文化財にも指定されれているそうです。 -
この先に大黒天様がいるみたいです。
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お庭にいた大黒天様
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中に入ると「うち手の小槌を3回ふってください。幸福が訪れます」みたいなことが書いてあったので振っておきました。
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大黒天様はインド出身の神様。難民の救済をかってでた心の優しい神様です。慶応三年に現在の地に安置され、霊験も多く大願成就のご利益があると庶民の間で親しまれています。
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大黒天からさらにゆるやかな上り坂の大久保通りを歩いて行き、大きく二又になった若松町の交差点を左に曲がります。この通りは団子坂です。団子坂をさらにすすむとあるのが厳嶋神社「弁財天」です。通称「抜け弁天」。
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ここ元旦から7日まではご開帳で、普段は無人のためご朱印や人形はここから少しあるいた「西向天神社」にあるということが入口に書かれていました。西向天神への入口は一度、通りを渡り、左に少し歩いたところにある「まねき通り」に入り3・4分ぐらい歩いたところにあります。
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ここが新宿???というようなちょっと寂れた商店街の街並みをすすむと右手に法善寺があります。ここは帰りによるとして先に人形を買いに西向天神社へ向かいます。西向天神社はこんなところにこんな天神様があったんだ〜!!といった感じの趣ある感じです。すでに紅白の梅が咲き始めていました。
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木の造りが歴史を感じる神殿です。
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そして「弁財天」を購入です。弁財天はもともと水の神様で五穀豊穣の守り神とされていました。のちに芸術学問の守護神となった七福神唯一の女性です。
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そして元に少し戻り、先ほど通り過ぎた法善寺「寿老人」へ立ち寄ります。日蓮宗のお寺で「七面天女像」が祀られています。町人が個人的に祀っていた寿老人像を霊夢にみたことを機に寄進した物とさせれいます。
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白い髭が印象的な寿老人は中国宋代の仙人である寿星の化身とされるが、福緑寿と異名同神との説もある。不老不死の霊薬を所持し、長寿の象徴とされています。
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つづいて厳嶋神社の斜め前あたりにあるのが、永福寺「福禄寿」です曹洞宗のお寺で、南極星の化身といわれる福禄寿が祀られています。
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山門を入り左手にある小さなお堂に福禄寿が祀られています。
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尖がり頭が目印の福禄寿様。中国出身の神様で南極星の化身。短身・長頭。福(幸福)、禄(俸禄)、寿(長寿)の三徳を授けるものとされています。
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そして次に訪れたのは歌舞伎町という場所にありながら木々に囲まれた稲荷鬼王神社です。ここに来る前ちょうど東新宿の交差点あたりでちょっとコーヒーを飲んで休憩しました。この寺社は鬼王権現という神を祀っていて、日本で唯一”鬼王”の名を持つ寺社です。境内に祭られている恵比寿神は「開運恵比寿」と呼ばれているそうです。
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ここにはちょっと面白いものがありました。手前にでている竹筒に耳を当てると、なんともいえない素敵な音色が聞こえてきます。下に甕があり水が少しづつ垂れて音を奏でるとか・・すこし金管系の優しい音色です。
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こちらも別の音が聞こえます。手を洗うためにある水場ですがここも手を洗ったり水を飲んだりした後、竹筒に耳を傾けると、その水が垂れる音がまた違った音色を奏でます。なんともいえない落ち着く音色。
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恵比寿神様です。日本古来の神様で海の守護と豊漁の神でしたがのちに商売繁盛の神様となりました。左手には古来から福を表すものとされてきた鯛を抱え、右手には福を釣るという意味で釣リ竿を持っています。
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七福神めぐりのラスト太宗寺「布袋尊」を目指します。が、ちょうど12時30分過ぎということでラーメンで昼食にすることにしました。立ち寄ったのは新宿三丁目にある豚骨ラーメンのお店「三代目 ○助」です。実はこの近くに会社の事務所があり昨年までこの側に勤めていたので、このお店には結構立ち寄っていました。私が頼んだのは「黒ラーメン」卵トッピングです。麺の固さやスープの濃さなどを自由に選択できます。平日のランチタイムはライスも無料でついてきますよ。豚骨ラーメンの中では結構お薦め!!美味しいです!!↓
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13000983/ -
新宿三丁目の駅前を通過し、新宿御苑が見えてきたら手前の新宿通りを左へ真っ直ぐ進み、交番の手前を曲がると見えてくるのが太宗寺「布袋尊」です。直ぐ裏は新宿2丁目ですが、とっても広い敷地にポツリポツリと寺社や建物が同居しています。
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入口に大きな大仏様。後ろのマンションがリアルです。
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門を入って左側に布袋尊を祀るお堂があります。
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白梅が綺麗に咲いていました。2・3分ってところでしょうか・・
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布袋尊様です。中国出身の禅僧で、七福神の中で唯一実在の人物だそうです。常に布の袋を背負い、その中に福財が入っていたという説もなり笑顔を浮かべた福福しい容姿・容貌から福徳円満の神とされています。確かにどこかにいそうな神様ですね・・・。
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帰りにふと気がついたのですが、「百度石」とありました。お百度参りとかに使うのかな・・・ということでこのお寺で「新宿山ノ手七福神巡り」は終了です!!普段はなかなか歩かない新宿の街を歩きながらの七福神巡りはとっても楽しかったです。東京には他にも七福神巡りがあるようでまた別の場所でチャレンジしたいと思いました。
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そしてこちらが宝船に乗り、勢ぞろいした「七福神」です!とっても可愛い!!!
今回の七福神巡りを見つけたのは神楽坂物語というホームページです。↓
http://kagurazakamonogatari.jp/
可愛い七福神さんに会いに出かけてみてはいかがでしょう。。。新宿の違った顔が見れてとても楽しかった東京散歩でした。
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