2009/01/11 - 2009/01/19
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conejoさん
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スペイン・バルセロナへ一人旅に行ってきました。
☆Figueres & Girona
~フィゲラス & ジローナ~
バルセロナから北へ約1時間半。アルト・アンポルダ地方の首都であるフィゲラスは、フランスのカタローニュ地方とスペインのカタルーニャ地方を結ぶ道路の十字架に位置し、現在人口3万人ほどの静かな商業都市。
そして中世のただずまいを残す人口約7万人の地方都市、ジローナ。中世の城壁、ロマネスク様式とゴシック様式の建造物、バロック様式の建物、そして、ヨーロッパで一番きれいに保存された旧ユダヤ人街を尋ねることが出来ます。
バルセロナから日帰りで行けるオススメ観光スポットです!!!
【1ユーロ=127円(2009年1月11日現在】
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- KLMオランダ航空
PR
-
Pg.de.Gracia駅からバルセロナ国鉄近郊線 Cercaniasに乗って、まずはフィゲラスへ出発〜ぅ!
←切符売り場
注意:スペインでは入車してくる電車と電光掲示板、アナウンスが間違っていることが多々あるとか・・。もちろん!?遅れてくることは日常茶飯事なようなので、乗車時には周りの人に行き先を確認してから乗った方がいいですよ! -
ガタン・・ゴトン♪
気持ちよくゆれながら・・うとうと(−−)☆
各駅を出発するたびに車掌さんが切符のチェックに来ます。
←車内 -
Figueres
フィゲラスに到着〜ぅ!!!!!!
今日もいい天気!いっぱい歩くぞぉ!おぉ! -
駅前広場からの細い路地を歩いていきます。
-
小さな広場でマーケットが開かれていました。
朝からたくさんの人が集まっています! -
おきまりのお肉屋さん!
たくさんのお肉がぶーらぶ〜ら♪ -
カタルーニャ広場。
ここから4叉路になっていてどっち行けばいいの?
あ、ポリスマンに聞いてみよう!
・・・カタルーニャ語!?
でも、なんとかダリ美術館の写真を見せて
行く道は教えてもらいました・・・。ほっ! -
La Rambla
駅から迷いつつ15分。町の中心地、
ランブラ広場に着きました。
プラタナスの木陰が並ぶ憩いの場。 -
Museu de I`Enporda
アルト・アンポルタ地方で見つかった新石器時代やローマ時代の考古学品からカタルーニャ美術や現代美術を展示する、アンポルタ美術館。 -
細い路地を進むと・・・
-
Teatre-Museu Dali
1974年9月28日、ダリ70歳の時に開館した、
ダリ美術館(正式名称はダリ劇場美術館)。
←わぁぁぁぁ〜 (感動のため息)
ひときわ目立つ外観!!!
これが!これを見たくてやって来ました! -
屋根の上にはタマゴとトロフィー?!(^−^)
ダリ美術館はダリが生涯こよなく愛したガラと共に考え創り上げた美術館です。
たくさんの不思議の世界に遊ぶ、ダリ・ランド! -
壁にはずら〜〜〜りパンが並ぶ!
(^−^)(^−^)
ダリは外が固くて中がやわらかいものが好きでした。
たとえば、タマゴ、パン、ウニ、イセエビ、アリ、ハエ、バッタなど。
ダリ美術館にはダリの大好物のこれらがたくさんの作品となっています。 -
ちなみにパンの大きさは・・
手と比べてこのぐらい! -
美術館の隣の広場にはCafe.
広場にはハンバーガー!? -
美術館の壁面にはこんなアート!!!
ダリの大好きなタマゴの上におじさん!?
そして目にはなんとキューピーちゃん!!!
すでにダリワールド炸裂!BOOMB! -
ここがダリ美術館の正面。
夏のシーズンには長蛇の列で2時間待ちは覚悟で!
しかーし、オフシーズンの今日はすんなり入れました♪るん♪ -
そっそく中へ・・・
←取っ手も変わったデザイン。
入場料:11ユーロ -
まず入ってすぐ目に入ってくるのが、
広場中央にある「雨降りタクシー」。
車のフロント部分には大きな胸をした女性像が立っています。 -
この美術館は円形劇場を改築したのもで、
天井からそそぐ光に囲まれたこの中央広場はその名残を思わせます。
←壁に飾られている金のオブジェは、生の叫びを上げている人間の顔を持つ人。 -
1901年にサルバドール・ダリという名前の子供がカタルーニャ地方の北部にあるフィゲラスという町で生まれましたが、21ヶ月後に亡くなりました。公証人の仕事をしていたその子の父親が権威主義的性格で、幼い息子を虐待したからだと言われています。
1904年5月11日に同じフィゲラスで、サルバドール・ダリが(再び)生まれました。その子は少し前に亡くなった兄と同じ名前が付けられ、その後世界的に有名な画家になります。
同じ名前、同じ服、同じおもちゃ、ダリの両親は亡くなった長男の生まれ変わりと彼をみなしました。このことは画家のサルバドール・ダリの頭にずっとあり、彼の人生、性格、作品などに大きな影響を与えています。
←天井には‘パン‘ -
ダリは夏休みを、映画人ブニュエルと詩人ガルシア・ロルカと一緒にフィゲラスの近くにあるカダケスという漁村でよく過ごしました。
また、1925年バルセロナのダルマウ・ギャラリーで最初の個展を開き、ダリの絵を見たパブロ・ピカソやジョアン・ミロが興味を持ってくれました。1926年に初めてフランスに行き、パリでパブロ・ピカソに出会います。
←円形を利用した展示がぐるり並びます。 -
1929年にカダケスでダリはガラ(ダリの10歳上)と運命的な出会いをして恋に陥ってしまいます。それ以後1982年6月10日に88歳でガラが病気で亡くなるまで、二人は離れることはありませんでした。
←ガラをモデルに描いた作品が多くあります。 -
1989年1月23日、天才のサルバドール・ダリはフィゲラスで永眠し、彼の希望で、彼の遺体はやって来た人達が彼のお墓の上を踏むようにダリ美術館の地下室に埋葬されました。お金が大好きだったダリは彼の財産をスペイン政府に全部寄付しました。
←1階の広場。 -
ダリの遺言とおり、謹んでお悔やみを祈りつつ、お墓の上を踏みました。
‘天国でもガラとずっと一緒にね!‘ -
ちょうどこの白い四角の床の下にダリが眠っています。
←入り口から入って右迂回、地下にはダリがデザインした宝石の展示の奥の部屋にダリの墓石が見れます。
結構スルーしてしまう人が多いので、見逃さないように注意ですよ!^^! -
広場にあるリンカーンのだまし絵。
遠くから見るとリンカーン、
近くでみると、地中海を見つめるガラの後姿。
み・・見えた(T T) ←感動の号泣
あなどれないゾ!ダリ!! -
やさしい光を注ぐ大きな天窓。
-
1858年にダリとガラはスペインの教会で結婚しました。
ハプニングでパリのエトワール劇場において長さ12メートルのパンを紹介したそう・・・。
ダリは本当にパンが大好きだったんですね!
←「パン籠」 -
広場から2階にあがると、唇型のソファが置いてある部屋。
しかーし、焦点レンズから除くと(@@)!!
女優メイ・ウエストの顔に変わる!!!!! -
この部屋には他にも仕掛けが!
天井を見上げるのをお見逃し無く!!!
←なぜか浴槽が天井に!
ダリ・ワールド炸裂のお部屋に心臓バクバクの私。 -
他にも・・・
紙に描かれたギリシャ風の筋肉マンが棒を持ち上げていたり・・・ -
キレイな女の人の顔には、たくさんのアリが描かれていたり・・・
-
階段を上ると、こーーーぉんな入り口になっていたり・・・。
ちなみに鼻は頭をとった人形の後姿。 -
ふと、天井を見ると、
椅子に座った子供がぶら下がっていたり、
こうもりに見立てた麻の袋が天井いっぱいにしきつめられていたりします。
※各部屋の天井も見るのもお忘れなく!
たくさんの仕掛けがありますよぉ♪ -
トラ。
-
同じようで微妙に違う絵。
-
お気に入りの一枚!
-
←ダリが昼寝をしていたベット
その上にはダリの代表作ともいえる「やわらかい時計」が飾られています。
この‘やわらかい‘時計が出来上がった由来の一つに、ある夏の日、ガラはダリにランチとして‘ブルーチーズ‘を渡しました。お昼にダリが食べようとあけると、ブルーチーズは真夏の暑さでみごとにドロンドロンに溶けていました。それを見て‘やわらかい時計‘が世に生まれた素となっているとも言われています。
・・・ガラ!お手柄!(ダジャレ 笑) -
ベットの土台にはナマズのような顔が付いています。
-
-
3階から見た、「雨降りタクシー」(入り口正面にあった)
雨が降ってます!!! -
中庭。
←またまた‘パン‘が壁にいっぱい! -
併設ショップ。
ダリ・グッズがたっくさん並んでいます。
何買おうぉぉ!わっ! -
メイ・ウエストの唇ソファーのクッションだぁっ!
こんなものを発見してしまったら
やらざるを得ません!
↓ ↓ ↓ -
口が・・
こぉーんなにおっきくなっちゃいましたぁ! -
ダリがデザインしたアクセサリーもあります☆
-
気を取り直して、
ダリが好きなロブスターのぬいぐるみと
アリの絵が描いてあるお皿。 -
迷いにまよった挙句、
メイ・ウエストの唇型のバッチ5ユーロ と
やわらかい時計のキーホルダー 4ユーロ
購入、決定〜♪! -
ダリ美術館の隣にある教会。
-
色とりどりのステンドグラスが礼拝堂を囲みます。
-
-
市庁舎。
手前の広場にはおしゃれなCafeがたくさんあります。 -
ギュル・・♪
お腹すいた・・。
次の電車まで時間があるので、
ランブラ広場の角にあるパン屋さんでランチ! -
レーズンパンと紅茶。
es bo! 美味しい!
←まるで急須のような紅茶ポット。 -
フィゲラス駅に戻ってきました。
次はジローナを目指します! -
Girona
フィゲラスから電車で40分、
バルセロナから北へ90?、ジローナに到着。
人口7万5千人、標高70メートル。ピレネー山脈と地中海の間にあるジローナはローマ人によって創設されました。 -
駅を出てNou通りへ・・・。
-
橋が見えてきたぁ!
南北に流れるPiu Onyar オニャール川のこの橋を挟んで、現代的な建築がある新市街と旧市街に分かれます。 -
オニャー川の東側に広がるジローナの旧市街。
川の上にせり出すように並んだ黄色やオレンジ色のカラフルな建物が水面に映ってキレイ!!! -
カテドラルの塔がひときわ高く目立ちます!
-
橋の反対側、新市街にもおしゃれな建物が並ぶ。
-
橋を渡ると左手にInfoセンターがあります。
近くに大学があるせいか、
学生がわんさかいっぱい! -
川に沿った通り、Rambla de la Libertat
ランブラ・デ・ラ・リベルタット。
カフェの椅子がたくさん並んでいて、
午後のTeaタイムにはぴったり!☆ -
一本隣の道に入ると・・・
アーケードの付いた石畳の道。 -
-
ふと、石壁に飾ってあるレストランの看板。
お腹が一杯になること間違いなさそうなお店^^☆ -
狭く細い路地が迷路みたいになっています。
・・・とりあえず、カテドラルのあるほうへ歩いてみよう・・ぉ・・・・
てくてく、てくてく・・・。 -
くんクン・・♪^^
なんだかとってもいいにおい。
ワッフルだぁ!
せっかくなので、
‘Un, si us plau!`
‘一つ下さい‘
カタルーニャ語で言ってみた→通じた→美味しい! -
9世紀から15世紀にかけてのユダヤ人が住んでいた地区 、Forca フォルサ通り。
まるで中世にタイムスリップしたような趣。 -
細い石畳の路地。
中世への階段・・・。 -
Catedral
フォルサ通りを抜けると、
ばばーーーぁん! 長い階段の上には
11世紀から18世紀にかけた建てられた大聖堂、
カテドラル。
もっとも古い部分は中庭回廊(1038年)と鐘楼です。15世紀に改装された身廊はカタルーニャ・ゴシック様式で世界でもっとも広いゴシック様式の柱を置かない一身廊建築です。 -
-
カテドラルの中に入ってみる・・・
受付のお姉さん3人のうち1人のお姉さんは
なんと日本語で対応してくれました!!!
こんなところで日本語が通じるとは(☆☆)感激!
←キレイなステンドグラスがたくさん!!! -
これを観るだけでもジローナに来る価値がある!とされている「天地創造のタペストリー」は
左、宝石館の奥の部屋に展示されています。
撮影禁止なのであしからず・・・。 -
カテドラルの隣にある美術館。
-
前を歩いていた4人組が入っていった長〜いトンネルに入ってみた。
-
すると、そこは階段がとどろき建つ旧市街を囲む市壁。
ぜいぜぃ=3 -
市壁の石窓からの眺め☆☆☆
-
-
帰りは違う道を通ろうとした挙句、また迷った・・。
トホホ・・。
やっとオニャー川に戻り、駅が見えてきたぁ。 -
駅近くの広場にあった遊園地!?
-
ジローナの街で見かけたオモシロ壁画!
その? -
ジローナの街で見かけたオモシロ壁画!
その?
電車からの車窓でもたくさんの楽しい壁画が見られました。さすがアートの街、カタルーニャ!!! -
ジローナ駅に戻ってきました。
←駅構内にはこんなオブジェというか紙の家。
線路もペラペラ紙で作ったもの。 -
夕方5時。これからバルセロナへ帰ります。
電車を待っていると・・・。
`Hola! Como estas?`とおじいちゃん達。
何年ぶりかの再会をした様子で大盛り上がり♪
‘元気だったかぁ?‘に始まり、‘孫は元気かい?‘・・・のような会話をしていました(たぶん)
なんだか優しい気分になりました(笑^^)
Gracias!
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この旅行記へのコメント (6)
-
- まみさん 2009/04/02 08:58:47
- なつかしい!
- conejoさん、こんにちは。
私もバルセロナから日帰りでフィゲラスとジローナに行きました。
フィゲラスはもちろん、ダリ博物館。
それ以外は全然覚えていません。
ダリ博物館、conejoさんの写真を見せてもらって、ああ、あったね、あったねと記憶が戻りました。
行ったのは10年前。
いやぁなつかしかったです。
ジローナの旧市街も記憶が蘇りました@
- conejoさん からの返信 2009/04/02 20:45:31
- RE: なつかしい!
- まみさん、はじめまして。
私の旅行記をご覧頂き、
また投票もしていただいたようで、有難うございます〜☆
フィゲラスでは駅からかなり道に迷いましたが、
ピンクの壁にパンとたまごのダリ美術館を見つけたときは
嬉しさのあまりダッシュしてしまいました!
1月だったこともあり、館内はあまり客がいなくて
ゆっくりダリワールドを満喫できました。
一度見たら忘れない、インパクト大ですよネ!!!
ジローナは本当に美しい街でした☆
きっと何十年後に訪れても
変わらぬ景色を見せてくれる所なんでしょうねぇ〜(^−^)
今度はゆっくり川沿いのCafeでお茶でもしたいです。
コメント頂き有難うございました。
conejo(コネホ)
-
- とんちゃん健康一番さん 2009/02/24 18:55:39
- はじめまして。
- conejoさんへ♪
フィゲラス&ジローナ☆
懐かしいですぅ☆
川の水辺に移るジローナの街並み!
素敵ですねぇ☆
また、ゆっくりお邪魔させて頂きます!!
- conejoさん からの返信 2009/02/24 21:23:23
- RE: はじめまして。
- とんちゃん健康一番さん
こんばんわ。
書き込み有難うございます♪
今年4月にカンボジア・アンコールワットへ旅行の計画を立てていて、
とんちゃん健康一番さんの旅行記を参考にさせていただきました。
プノン・バケンの夕日!すごくステキですね〜☆
私もオレンジ色に輝くサンセットが見れるように祈るばかりです・・。
今度はドイツに行かれるとのこと・・
NEW安らぎ旅行記を楽しみしています。
♪(^−^)♪
conejo
-
- churros さん 2009/02/24 10:08:34
- !Hola!Buenas tardes sen~orita conejo
- conejoさん、お帰りなさい。
ウサギ食べられました?南に下りられず北に行かれたのですね、フィゲーラスでダリですか、私は頭が硬いのでシュールリアリズムがあまり理解が出来ませんので、フィゲラスに行った事がないのですが、旅行記で楽しく拝見しました。
バルセローナは街中(まちじゅう)がmuseo de bellas artesですから見る処がいっぱい、私の好きな「ボテロ」や「ミロ」があちこちタダで鑑賞出来るお気に入りの街です、仕事でもciudad a la entradaなんで必ず寄る街です。
まだ、旅行記の続きを期待しています。
churros ひらた
- conejoさん からの返信 2009/02/24 13:13:34
- RE: !Hola!Buenas tardes sen~orita conejo
- churros ひらた さん
こんにちわ。
バルセロナ!とっても楽しかったです♪(^−^)♪
BCN市内だけでも見所がいっぱいでお昼も食べずに歩き回りました!
実は・・私は博物館や美術館がちょっと苦手なんですが、
ダリ美術館は単純な私には目で見て分かりやすくておもしろかったです。
バレンシアやグラダナへも行ってみたかったのですが、
今回タラゴナ&シッチェスまで行ってきました。
モンセラットも予想以上に美しいところでした!!
シッチェスは夏にまた訪れたいですね、セレブ気分で☆(笑)
バルセロナはまたぜったい訪れたい街です。
大ファンになりましたっ!!!
(ただし、スペイン語とカタルーニャ語をもっともっと勉強してからにします・・)
旅行記ご覧頂き有難うございました。Gracias!!!
conejo
追伸:残念ながら、conejoは食べませんでした^^・・・。次回!?
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