スリランカで結婚式に招かれて

2009/01/04 - 2009/01/09

かって日本に住んでいた友人が帰国し、しばらくして結婚をするので、式に出席してほしいとの連絡をもらいました。喜んで出席することにしました。
これまで何度かスリランカ人の結婚式に出たことはあり、多少は慣れていましたが、今度はどんな風に行われるのか大変興味を覚え、出席しました。
彼らはキリスト教徒なので、式は教会で、キリスト教式のやり方で行われました。スリランカには伝統的なキャンディアン・スタイルの結婚式もあります。こちらもかって出席したこともありますので、合わせて紹介したいと思います。

　　　　　　　　

エリア スリランカ

友人の結婚式は、コロンボから車で１時間位南へ行ったモラトゥワ(Moratuwa)という町のカトリック教会で行われました。

この日は結婚式のために教会へ入る門から会堂玄関まで美しい花で奇麗に飾られていました。

式は２時から始まると聞いていましたので、私たちは３０分ぐらい前に到着しました。しかし、教会には式の準備をしている人だけしかいません。２時すぎても始まる様子はありません。
やっと３時位になって、人が集まリ始め、結局３時半になって式が開始されました。このようなことはスリランカでは常にあることで、驚くことではありません。外国人はよく「スリランカ・タイム」などと言っています。
さて、やっと１時間半もたって式が始まるようです。右側の２人は花嫁の介添えをする Bride Maidｓ、そして前の４人の女の子はFlower Girls です。みんな花嫁の到着を待っています。

花嫁が到着しました。これから式が開始されます。

父親にエスコートされ、Flower Girls を先頭にして教会堂に入るところです。

式が終わり、新郎新婦が退場するところです。

新郎新婦の友人たちが歌で２人の結婚式を祝っています。

式を終えて、2人の結婚式の介添えをしてくれた友人とたちとの記念写真を教会前で撮っています。

結婚式の数日後、花嫁側の Home Coming Day のパーティがホテルで行われました。新郎・新婦が花婿の両親と挨拶をしています。

パーティの最後に２人がいったん退室し、衣装を変えて登場しました。
花嫁は日本の着物を着ていますが、この着物は日本に滞在している時にこの日のために購入したそうです。

ここからは別の友人たちの、伝統的なキャンディアン・スタイルによる結婚式です。
もう数年前に２人がネゴンボ（Negombo)で式を挙げた時の写真です。右端の人が今日の主役である花婿です。

指輪の交換が行われました。伝統的な中にも、西欧式なやり方を取リ入れています。

新郎から新婦へ金のアクセサリーを贈っています。これは重要な儀式のひとつです。

このような２人だけの写真をたくさん取り、後で額に入れて家に飾ったリ、アルバムを作ったリします。

親戚の子供たちが歌を歌って、お祝いをしています。

ケーキカットが行われました。これもおそらく西洋からの影響でしょう。

何度も写真撮影が行われ、2人ともお疲れのようです。
スリランカでは、式の最中に婚礼写真を撮ります。2人だけの写真から親戚や友人との集合写真まで、何十回も撮ります。その間参列者は待つような形になります。

ジュースをお互いに飲ませています。

１時間半ほどの式がやっと終え、新郎・新婦とも緊張が解けたのか、今まで式の間見られなかった笑みを浮かべています。