何とかなるヨルダン一人旅−死海

2008/05/22 - 2008/05/27

　一度は浮いてみたかった死海に挑戦する事ができる。スパなどにある作り物のお風呂ではなく、本物の死海に。浮かびながら本を読もうと考えて文庫本を用意していく。

エリア その他の都市(ヨルダン)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: エミレーツ航空

　今回お世話になったドライバー。終わりの方でやたらと翌日のツアーを紹介してきたけど断る。小さな子は自分の子供との事。死海に向かう途中に一緒に連れて行っていいか？と聞かれたので、問題ないと伝えたところ、家に立寄って連れてくる。泳げないのか浮き輪持参でかわいい。しかも服はペトラになっているので、以前、同じように旅人と一緒に連れて行ってもらったときに購入したんだなと勝手に判断。
　このドライバーさんは、英語も通じて良いドライバーであった。サンライズホテルで良かったと思う。
　

　キングス・ハイウェイにある町マダバで取った写真。町自体の見所はすごくまとまっていて、歩いて回れる感じ。聖ジョージ教会などの面だったところを見て出発。死海に向けてテンションが上がっていたので、あまりモザイクを見ても感動は少なかった。

　マダバの次はネボ山。ここから死海・パレスチナが見れるとの事で立寄る。写真はモーゼの記念碑。

　モーゼの記念碑の前から見える死海とパレスチナ。意外と小さく見えるけど、実際にはだいぶ大きな湖。回りには何も無いのがわかる。

　いよいよネボ山を出発。すぐある看板を見るだけでテンションが上がりっぱなし。

　ネボ山から死海に向かっていくキングス・ハイウェー。高度がドンドン下がっていき、いかに死海が低いところにあるかわかる。まわりは乾燥した大地で窓から入ってくる風が心地よい。

　高度0ｍの記念碑。

　見て頂くとわかると思いますが、どれだけ死海が低い位置にあるのか。こうして見ると改めてびっくりした。

　ついに死海に到着。まわりには数件のホテルが建っているだけで、このビーチがある。ビーチは手前にプールやレストランがあり、旅行者や地元の人たちで賑わっていた。死海とプールの間にもシャワーや傘がある椅子もあり、貧乏旅行者にも一時の安らぎがもらえる場所であった。

　死海はやっぱり凄かった。そのまま入っていくと普通の海と変わらない感じで「本当に浮くのかよ？」って思いましたが、いざ足を投げ出してみると「プカー」って浮きました。こんな体験は初めてでうれしくってずっと浮かびっぱなしで、バタ足をしてみたりして楽しみました。ドライバー（ムハンマド）は子供と楽しそうにプールで泳いでいたり、食事をしたりしていたので、一緒にきてよかったと感じました。
　自分の浮いている姿の写真を撮ろうと思ったところ、これが難しい。一人旅だと、どうしてもセルフタイマーか他の人に撮って貰うようになるけど、他の人は死海で浮かびっぱなしなので、セルフタイマーをMAXの10秒にセットし、スイッチを押したと同時にダッシュで死海に飛び込み、何食わぬ顔で浮くという高度な事を3回繰り返し、ようやく写真を撮ることができ大満足できました。
　ここで1時間位浮いてはプールで泳ぎ、本を読んだりする事を繰り返し、3時間位いて有意義な時間をすごす事ができました。待ち合わせの時間にムハンマドと落ち合い、帰路につきました。
　死海サイコーです。