2009/01/15 - 2009/01/15
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Weiwojingさん
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年に2回(1月15・16日、12月15・16日)開催される世田谷ボロ市は、今から430年前に開かれた楽市にさかのぼります。
楽市というのは、市場税を一切免除して自由な行商販売を認めるというもので、当時世田谷は江戸と小田原を結ぶ相州街道の重要な地点として栄えていました。ところが、この地を治めていた北条氏が滅ぼされ、楽市がなくなってしまいましたが、その伝統は根強く続き、近郷の農村の需要を満たす農具市・古着市・正月用品市として毎年12月15日に開かれる歳の市として行われるようになりました。
明治になって新暦が使われるようになってから正月15日にも開かれ、やがて12月15、16日の両日、正月にも15、16日の両日開かれるようになり、現在に至っています。
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世田谷ボロ市には渋谷から田園都市線で「三軒茶屋駅」まで来て、ここで東急世田谷線に乗り換えます。そして、「上町駅」で下車すればすぐです。たくさんの人がボロ市の方向へ向かっていますので、すぐ分かります。
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ボロ市には地元世田谷区のボランティアの皆さんが出て、道案内やパンフレットを配ったり、様々な質問に答えていました。
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このおやじさん、いかにも骨董屋の主といった感じですね。陶器について何でも聞いてみると、即答えが返って来ました。
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ボロ市で圧倒的に多かったのは骨董を扱う店ではなかったでしょうか。
店によって出している商品はそれぞれ異なりますが、共通する点は今でも日常生活に使えるということです。古伊万里などいいものがたくさんありました。 -
こちらも骨董屋の店先ですが、かなりいいものが置かれていますね。欲しいものがたくさんありました。
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2番目に多かったのは古着を扱う店です。着物や帯など、あるいは端切れの布を販売していました。
このようなものは実際に使用するのではなく、インテリアとして使う人が多いです。 -
古い着物地をジャケツト、コート、ベストなどに再利用して売られています。
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植木や盆栽を売る店がいくつかでていました。小さな植木や盆栽を見ていると心が和みますね。
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招き猫がたくさん売られていて、思わず猫に引き寄せられてしまいました。
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寒い時期なので、あちこちで甘酒を売る店が出ています。
歩き疲れたので一杯飲んでみましたが、体が温ったまって、元気になりました。 -
地元の神社に奉納されている神輿でしょうか。ボロ市の会場に展示されていました。
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餅をつくためのうすときねが売られていますが、近年都会ではこのような道具で餅をつく家庭はほとんどないでしょう。
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ボロ市が行われている通りの中央にはかっての「代官屋敷」があります。これはその入口です。
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表通りのボロ市の賑やかさが代官屋敷の中までは聞こえてきません。長い時を刻んだ静寂さが漂っていました。
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代官屋敷の南側に来ました。内部は戸が閉っているので見ることはできませんが、かなり広いようです。
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代官屋敷の表玄関です。
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ボロ市は外国人の間でもよく知られいるようです。
たくさんの外国の方々が日本の珍しいものを探している姿を見ました。 -
こちらでも外国人の方々が古い絣の布地を手に、何度も何度も見ています。
このような布に興味を持つ外国の方が多いですね。 -
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ボロ市が開催されている世田谷通りです。そんなに大きな道路ではないので、道の両側に店舗が出ると、人混みで歩くのが大変です。
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アジアの布地を扱っている店もあり、中国、インド、カンボジア等の製品が置かれていました。
今この女性が手にしているのは中国雲南省の少数民族が作られた藍染の布地です。 -
家紋が彫られたスタンプが売られています。
たくさんありすぎて、我が家の家紋が彫られたものを見つけるのができませんでした。 -
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ボロ市で大変有名なものに「代官餅」があります。
このボロ市の開催されている期間しか作られていません。そのためこれを買おうと長蛇の列が100メートルも続いていたでしょうか。 -
代官餅を作っている現場です。たくさんの人が携わっていますが、数をこなすのは大変なようです。
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たくさんの食べ物の屋台が出ていました。これは焼きそばを作っているところですが、いかにも食欲をそそリますね。
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職人がのし餅を機械で切っていますが、こんな場面を見るのは初めてです。
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こんなかわいらしい和菓子が売られています。彩りが大変きれいです。
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こちらでも甘酒が売られていて、たくさんの人が次から次へと買い求めていました。
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甘酒がこんな大きな鍋で作られているのですね。
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野沢菜のような漬物なども売られています。
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魚を扱う店も何軒か出ていました。この店ではくら海老、丸干しイワシ、塩辛などが売られていました。
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この店も魚を扱っています。シャケの半身を6〜7枚におろして(大きな切り身で)、しかも頭付きで1000円で売っていました。かなりの安さではないでしょうか。
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新潟から持って来られた笹餅も売られています。
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中国のお焼き「シャーピン」を売る屋台が出ています。
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唐辛子の形をした魔除けがつりさげられています。唐辛子が魔除けだなんて、面白いですね。
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何十種類ものサボテンが売られていますが、どれも同じものはありません。みんな違います(よく見てください)。
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こちらの人がサボテンを販売していますが、売れるとすぐ新しいものを補充しています。
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これは「トンボ玉」です。
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竹で出来た貯金箱も売られています。
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いかにも日本的な手ぬぐいが売られており、外国人観光客には好評のようです。
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明治・大正時代を彷彿させるこのような服装をした男性に出会いました。いかにもこの人にぴったリの装いです。
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着物美人と言ってもよいような女性が店先で応対していました。
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道端では托鉢をしている仏教僧がいました。
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たくさんのぐい飲みが並べて、売られています。こんなぐい飲みでお酒を飲むのもいいでしょうね。
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