紅葉リベンジのリベンジ　その３(佐賀県編)＋うしくいがゆく 第７回

2008/11/15 - 2008/11/18

　ジロさんとの楽しい逢瀬(笑)はあったものの、たいせつな目的・
紅葉は福岡県でも堪能できなかった。最後の望み、ＳＡＧＡへ。
ついでにうしも。うしがメインになりかねないけど(大笑)。

エリア 佐賀

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩

　翌朝の朝食は、昨日時間が余って買いに行った
「ＯＰＥＲＡ」の季節のタルト（和栗）に

　びっくりエクレア。

　ペン２本分の長さでなんと210円。もちろんおいしく、
お得です。冷蔵庫に入れておくのがたいへんだったけど。

　列車を待っていると、特急列車がやってきた。

　九州場所開催中だけど、休場しちゃいましたなぁ…。

　昼前から晴れの予報だけれど、朝方は少し雨が降って
いた。じきに雨は止んだけれども風が強い。
　当初は行く前にネットで調べた、佐賀・東与賀海岸の
シチメンソウを見に行こうと思っていたが、風が強い
海岸は逃げ場がなくてしんどいだろうと思えてきた。
それに、途中まではバスで行かれるけれど、最後は
タクシーに乗らなくてはならず、タクシー代もばかに
ならない。
　たまたま深耶馬渓でお昼ごはんを食べているときに
めくっていたガイドブックに「年に９日間しか公開
しない庵で、紅葉の名所」という記事を見つけた。
初志貫徹でシチメンソウにするかどうか迷ったが、
前述の諸事情により進路変更する。
　神埼駅からシャトルバスに乗り、「九年庵」へ。
庵の入り口に向かう道すがらにも紅葉があり、期待大。

　整理券をいただき、入場口で300円を払って庵に入る。
ちょうどいい感じの紅葉、かな？

　中には緑色のカエデもあるけれど

　陽が差すとなかなかいい感じになる。やっぱり紅葉は
陽差しがないと魅力は半分以下になってしまうなと実感。

　最終日にして、やっと紅葉らしい紅葉を見た気がする。

「限定」に弱い日本人が押し寄せるから、平日とはいえ
かなり混んでいるけれど、いい紅葉が見られるのであれば
多少の人は苦にならない。

　すでに色あせて散った葉も数多い。そんな葉と苔の中で
あざやかな紅が目立つ。

　こっちが本体の「九年庵」。

　陽差しを受けすぎ、かな？

　庵の中の様子。

　雪見障子とは、また風情がある。雪も降る
ところだもんなぁ。

　これなら「水の上にも織る錦」かな？

　それにしてもあざやか。人も多いけど…。

　庵そのものはひとまわりしたらおしまい。そのまま
仁比山神社に続く道に入る。
　こちらは神埼市の天然記念物の大クスノキ。高さ
34.5ｍ、御齢800歳以上にもなるそうだ。とても
全景は写真に収まらない。

　仁比山神社。鳥居の向こうに見える紅に、期待が
高まる。

　こちらの紅葉もあざやか。

　仁比山神社の本社にももちろんお詣りしたけれど、
その横にはお酒の神様を祀る松尾宮がある。ビール
コミュの今後のますますの発展、そしてコミュの
みなさんがおいしいビールとのおつきあいができる
ように、祈願。

　金剛水というお神水。胃腸が弱い人は、この水を
神社の神符と一緒に飲むと効き目があるのだとか。

　そしてこちらのお猿さんたちに金剛水をかけると
願いごとがかなうのだとか。自分も願かけしないと。

　よさげな１本を見つけた。陽が差すまでじっと待つ。

　やっぱり日が当たると、比じゃない美しさ。

　青空に映えるなぁ。

　カエデだけじゃなくて、銀杏もきれいだ。

　でもやっぱり青空とカエデの紅のコントラストは
すばらしい。紅葉を堪能して九年庵・仁比山神社を
後にする。来てほんとによかったと思う。なんとか
リベンジできた気分。

　参道にあった出店。椎の実を売っている屋台は
初めて見た。

　ちょっとしたお祭りになっていて、猿回しも
出ている。

　バーを横から縦にして、本日の最高跳躍に挑みます。

　見事、一発でクリア。

　神埼駅に戻ると、卑弥呼さんがいた。あっちが
私の国よと指さす方向には

　吉野ヶ里遺跡が。でも、ほんとに吉野ヶ里＝邪馬
台国なのだろうか？

　神埼市のマンホールもおさえ、一仕事終わり。

　タクシー代が浮きました。浮いたお金はうしに
使います。
　かつて同じ店をアップしたことはありますが、
「うしくいがゆく」シリーズには入れてないので、
ここであらためて「うしくいがゆく」ということで、
佐賀のＪＡが直営するレストラン「季楽」へ。

　今回もひとりでオーダー可能な「焼きしゃぶ」を
注文。ランチメニューにもステーキはあるけど、
「佐賀牛」ではないので、注文は残念ながら見送り。
ランチだと牛肉のたたきがついてないなぁ…。さしみ
こんにゃくになっている。

　肉のグレードも最高で肩ロース。でも値段は夜に
比べたら半額以下だし、肉の枚数も多い♪(夜は４枚)
あいかわらず、ほれぼれするくらいのサシの入り。

　ちゃんと野菜も食べます。

　じゅう〜♪

　いたらきま〜す♪　焼きしゃぶだと余計な脂は
落ちるというのもあるけど、脂もたれがしないのが
佐賀牛のいいところ。今回もうまうま。

　デザートはちゃんとついていた。胃の脂を和らげて
くれる。ひじょーに満足。

　佐賀市のマンホール。コミュにはアップ済みなので
説明は省略します。

　食後には「季楽」の向かいのＪＡ売店で買った牛乳。
うまい。

　佐賀からはＪＲ線に乗らず、バスに乗って久留米に
向かう。そして途中で下車。なんでこんなことをする
かというと、お気に入りの日本酒の醸造元があるから。

　花の酵母を使って醸す蔵元らしく、銅レリーフにも
花のつぼみが。

　いざ中に入る。入ると従業員の皆さんが、部外者の
私にもこんにちはと挨拶をしてくれて、きもちがいい。

　こちらの中が売店。

　売店の中には試飲用のグラス、

　そしていろいろな種類の酒が。こちらの蔵元は、
純米吟醸酒のカテゴリーにおいていろいろな種類の
米と酵母を使って醸している。

　プレミアム角打ち(500円)という有料試飲を所望。
ここにあるお酒を３種類試飲させてくださるという
もので、どんなに高い酒でもＯＫ。貧乏性なので、
純米大吟醸２種類と純米吟醸をいただく。一番右の
ものは、なんと４合で10,500円の代物。

　口あたりのやわらかさと華やかな香りがすばらしい。
そして鼻にぬけるときの辛口感。さすがに10,500円の
お酒だけあるとうなる味だった。もったいなかったのは、
たまたま慣れていない担当の人だったようで、高い酒を
最初に注いでしまい、あとの２つの印象がいまひとつに
なってしまったこと。でも、たぶんそちらを先に飲んで
いたら、そちらも「うまい」とうなったのだろうと思う。

　満足して久留米に向かうバスに乗る。その前に、
みやき町のマンホールを１枚。

　そして久留米に着いたら久留米でも１枚。

　九州の人はラーメンはおやつ感覚で食べるという。
佐賀牛を食べているのに、「ラーメンはおやつ、
ラーメンはおやつ」と自分に言い訳しながら、佐賀
出身のＫさんの「聖地」という沖食堂に向かう。

　店内にある、年期の入っていそうな看板。

　ラーメン。Ｋさんは「ラーメンはやさしい食べ物」
と口にして憚らないが、このラーメンでそのことが
たしかに理解できる。スープにとげとげしさがまったく
ない。これはうまいラーメンだ。

　最後は空港で夕食にＲＯＹＡＬの抹茶スイートポテト、
マロンパイで〆。４日間ごちそうさまでした。

この旅行記へのコメント （5）

• ジロさん 2008/12/20 03:19:27

  佐賀牛♪

  超おはようでありますなのだ♪
  
  天気が良くなって良かったのだ☆でもジロが朝戻った時は雨だったような｡｡｡
  お天道様はジロだけにいじわるしているのだろうか｡｡｡
  
  九年庵の紅葉はなかなか良いなぁ､､､ジロも行けばよかったかなぁ｡｡｡
  それにジロの好きなおサルさんもいたのか､､､サル見たかったのだ☆
  
  それにしてもやっぱり佐賀牛でありますなぁ♪ウマそうなのだ☆
  ジロもちょっと佐賀までウシ喰いに行きたくなってしまったのだ☆
  
  ジロ
  

  めもるさん からの返信 2008/12/20 17:52:23

  RE: 佐賀牛♪

  こんにちはなのだ。
  
  　出発時は確かに雨で、やっぱりダメかと思って
  いたのだが、晴れ男パワーでなんとかふんばった
  のだ。これで全滅だったらつらかったなあ…。
  
  　九年庵は出発時にはまったく知識などなくて、
  ほんとにたまたま知って行ってみたのだけれど、
  期待以上の色づき具合で満足だったのだ♪
  ジロさんは行きやすいから、来年ぜひ行ってみて
  くだされ。
  　でも、ジロさんは犬なのに猿好きなのだなぁ…。
  
  　佐賀牛は２回目だったけど、何度食べても上品な
  肉質と脂がたいへんけっこうなのだ。
  　次回はぜひがっつりステーキを攻めちゃおうと
  たくらんでいるのだ。
  
  めもる

• Noririnさん 2008/12/18 15:03:54

  祈願有難うございます

  めもるさん　こんにちは。
  
  やっと紅葉リベンジ出来ましたね！
  やっぱりお天気じゃないと！！
  どの写真もステキですが、これが１番気に入りました♪
  
  金剛水をかける所にいるお猿さん、たくさん居るんですね。
  こういう石像に物凄く反応してしまうんですが（笑）
  
  高いうしさんはランチに限りますね！
  焼きしゃぶが美味しそうなんですが。
  見事なサシに私もホレボレしました。
  
  Noririn

  めもるさん からの返信 2008/12/18 23:45:42

  RE: 祈願有難うございます

  Noririnさん、いつもお世話になっております。
  
  　ほんと、ようやく、ようやくでした。
  朝、ホテルを出たときは雨模様だったので
  今回もだめかと自分の紅葉運のなさを恨み
  かけましたが、青空に映えた美しい紅を
  見ることができました。
  　なかなか渋い１枚がお目にかなったようで。
  
  　おさるさんはたくさんいました。どの
  さるに水をかければどんな願いが叶うと
  までは書かれてなかったですけど。
  
  　ランチはやっぱりお手頃でありがたいです。
  うしはなるべく昼に攻略しておきたいもの
  ですね(笑)。
  　次回はアジトから足を伸ばしてぜひ佐賀へ
  お越しくださいませ。
  
  めもる

  Noririnさん からの返信 2009/11/28 12:01:02

  RE: 真似しました♪

  めもるさん　こんにちは。
  
  佐賀で何しよう・・・
  って猫屋敷で迷っていた時、ジロさんがこの旅行記を思い出して
  見せて下さいました。
  
  で、ウシもしっかりいただいて来ましたよん♪
  ここのランチは絶品！
  情報有難うございました。
  
  Noririn