2008/09/28 - 2008/09/28
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riverwillさん
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2008年9月23日~10月6日までのトルコ・シリア・ヨルダンの中近東3ヵ国をバス・タクシーを駆使して渡り歩いた放浪記です。
今回はカッパドキアを滞在した第6日目編です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス タクシー
- 航空会社
- カタール航空
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-
ここは、カッパドキアで宿泊した
『Dream Cave hotel&pansiyon』の外観。
右手は確かに洞窟。
しかし、私が宿泊したのは左手の普通の建物・・・おい。
早起きしてギョレメ村の展望台から日の出を見る予定が、
うっかり寝坊して見逃しました。残念。
せっかくなので、それでも展望台に向かいました。 -
ホテルから徒歩20分ぐらい。
ギョレメ村の中心地でシャヒンさんにばったり遭遇。
帰りがけに店に寄ることを約束しひとまず別れる。
そして、ようやく展望台に到着。天気は若干曇り気味。
すでに先約がいたと思ったら、東北なまりの威勢のいい日本人のおばちゃん3人組。
なんだかとても懐かしくも、やっぱり声はかけられず。
これはギョレメ村の全貌。四方、奇岩地帯に囲まれています。 -
丘を挟んだ反対側の景色。奇岩地帯が広がる荒野です。
てっぺんにいた雑種の野良犬2匹が私に妙になついて
くっついて歩いてきました。
何か感じるものがあったのでしょうか。
それともにおったのでしょうか。
食い物は持っていなかったけど・・・ -
遠くに見えるのは、おそらくローズバレー。
結局、今回の滞在では行けませんでした。残念。
展望台でずっと写真を撮っていたら、待ちくたびれたシャヒンさんがわざわざ車で迎えに来てくれました。
下山して、朝一番のアップルティー(チャイ)の洗礼。
トルコのチャイは砂糖たっぷりでとっても甘い。
でも癖になる甘さ。太りそうだけど、私は好きです。
このあと、宿に戻って朝食タイム。
そして、日帰りツアーの迎えを待つこと30分。
9:30にお迎え、大きな荷物は宿に預かってもらい、
9:45からツアーがスタートしました。 -
はじめに立ち寄ったポイントにて。
お土産物屋がひしめいていました。
石灰岩を削って作ったオーナメントは定番のお土産品。
例に漏れず、私も買ってきました。
何となく、ジブリの世界、
特に風の谷かラピュタを想起させます。 -
同じ場所にて。
トルコ名物、水パイプ。
さすがに試してはみませんでした。
タバコ、嫌いなので。
でも、イチゴ味とか、いろいろ楽しめるみたいですね。 -
これがツアーバス。
というか、20人乗りぐらいのワンボックス。
大概の日帰りツアーはこうしたワンボックス車で廻ってます。
似たようなツアーバスが多いので、
事前のナンバープレート控えは必須です。
今回のツアーは、ドイツ人、フランス人、オーストラリア人、カナダ人などが参加していました。アジアは私だけ。 -
ここは「デリンクユ」の地下都市入り口。
カッパドキアには、このデリンクユとカイマクリの二大地下都市が有名です。
固い岩盤ぶち抜いて、古代の人は根性で地下8階以上も掘り下げました。驚異的です。圧巻。
入場料 団体割引で5YTL。
通常の大人は15YTLぐらい取られるので、これは確かにツアーがお得。 -
一応、電球が渡っています。
デリンクユは地下8階まで観光可能とか。
でも今回は3階ぐらいまでもぐりました。
しかし、ガイドがいないと絶対迷います。
矢印のサインは要所要所でありますが、本当に薄暗くて狭くて分かりにくい。方向感覚なくなります。
ツアーに参加してよかったと、このときばかりは心底思いました。
下手なお化け屋敷よりスリルがあります。 -
かつて4万人の人がこの地下都市に住んでいたそうです。
地下暮らしでも何不自由ないよう、生活に必要なものはすべてそろっていたようです。
ワイナリーまであって驚き。
こんな地下で、突如英語のガイドが合図をかけてフリータイムにするときほど怖い事はありませんでした。
全部をうまく聞き取れないので、いったい何分フリーなのか、どこに集合するのかわからず、仕方ないので同じツアーの人を探してはぐれないよう、必死で追っていました。 -
これは、確かワイナリーの部屋。
醸造の工程ごとにちゃんと部屋や仕切りが分かれています。
見事なモンです。
自由行動のとき、たまに、人ひとり、一方通行でしか通れない長い通路の部屋に行く時は、妙に勇気が要りました。
たどり着いた先に同じツアーの人がいたときはひどくほっとしました。 -
確か、これは学校だった気がします。
天井も高く、かなり規模はでかいです。
地下都市では、約30分ぐらい観光していました。 -
地下都市を後にし、次なる目的地は「ウフララ渓谷」
トルコのグランドキャニオン的存在です。
全長12km、切り立つ崖の高さは約100mという緑の渓谷に、
ここにも岩窟教会や5000もの住居跡が残っているそうです。
トルコの古代人は何故そんなに苦労してまで岩に穴掘り
住もうとしたのか、やっぱり分かりません。 -
ただ・・・
世界中の偉大なる秘境的世界自然遺産を見て
目が肥えている私にとって、
この程度の渓谷ではイマイチインパクトが弱く。
カメラに収める意欲も今ひとつ・・・ちょっぴり退屈。
というわけで、結構枚数少ないです。 -
これから約1時間程度のトレッキングルート。
はじめにたどり着いた、アーチアルトゥ岩窟教会。
これも色鮮やかなフレスコ画が残っていることで有名。
小さい穴なので、1団体しか入れず、
前のガイドが終わるまで、次の団体は外で並んで待機。 -
教会の中。
キリスト昇天の場面が描かれているそうです。
正直なところ、英語が分かりにくい以前にキリスト教の歴史にはさほど興味がなく、ありがたい説明は耳から耳へ。 -
こんな感じでトレッキングが続きます。
午後には晴れ渡り、
トレッキング日和になってきました。
日ごろの行いですね。 -
比較対象がないので、写真では分かりにくいですが、
かなり巨大な洞穴です。
トレッキングルートからは外れているので行く事はできませんでした。 -
休憩ポイントにて。
なんて絵画的な風景。心があらわれるようです。
何となく、雰囲気がアメリカのヨセミテ国立公園に似ています。
もちろん、アメリカの方がスケール上ですが。 -
休憩ポイントにて。
優しいおじいさんがカシューナッツを配り歩いていました。
ツアー客の半数以上はシニア世代の老夫婦。
みな、老齢にして気が若く、そして何より仲がいい。
あまり日本では見かけない光景に微笑ましい限りです。 -
休憩ポイントの前の小川のせせらぎ。
透明で冷たくて気持ちいい
マイナスイオンたっぷりの風景です。 -
住居跡。
ボコボコ無数に穴が開いていました。
英語のガイドさんは特にこれらには触れることなく素通り。
いや、触れていたのかな?聞き逃しただけか?!
私の英語力が足りないのか? -
いまさらですが、ウフララ渓谷の全体図。
ここは別の登山ルート入り口。
観光バスも入れます。
ここにあるレストランでランチタイム。 -
ランチタイムのレストラン。
渓流の上に建っています。
ここで大体のツアー客が昼食を取ります。
日本人はとても多いようで、大体スタッフの人に
「コンニチハ!」「アリガト!」と笑顔で言われます。
ここのトイレはお金を取らないのでいいですね。
通常、トルコは0.5YTL(約40円)支払うので。 -
メニューから自分の好きなコースが選べます。
私が選んだのは焼き魚のコース。
これは前菜のトルコの伝統的定番スープ。
「エンゲリン・チョルバス」
レンズ豆のスープだそうです。
味は、普通。 -
何の魚かはよく分かりませんが、
ガイドブックで似たのを見ると、マスのフライのようです。
白身の肉はふっくら甘く、
ライスはタイ米のようにパサパサですが、私は結構好きなタイプです。
日本のモチモチお米が好きな人はちょっと苦手かも。
中央の唐辛子みたいな野菜は、辛くありません。
トルコではトマトが丸ごと出ることがよくあります。 -
ランチを終え、次の目的地へ。
ここも岩窟教会、シェリム教会。
ここは、まさにこれぞカッパドキアという奇岩を
大胆にくりぬいた岩窟教会。
ようやくカメラマンの血が沸く対象物が現れて
興奮しました。 -
風の谷だ!
-
結構な高さまで登ります。
-
やはりここにも教会や学校、住居跡があります。
-
滑落したら間違いなく死にます。
日本のように、危険防止に手すりなどないので
自分の身は自分で守りましょう。
すべりにくい靴を履いていくのがお勧めです。 -
穴からのぞいた外の風景。
-
たくさんの観光客でひしめいています。
日本人は少なかったですね。 -
-
修道院だったかな。
-
これはカテドラル(礼拝堂)でした。
-
天井は丸く掘られ、列柱があり、
神々しい光が入る窓がくり貫かれています。 -
窓から見たまちの風景。
茶色いまちですね。 -
教会を後にして、帰路の途中に立ち寄った
ウチヒサルという有名な城塞のむらを一望できる
ギョレメ・パノラマへ。
例に漏れず、お土産物売りが軒を並べていました。
ナッツ系の露店が美味しそうだった・・・
これは、大小のトルコの伝統的お守り
「ナザール・ボンジュウ」で飾られたツリー。 -
ウチヒサルという小さな村。
ガイドブックで写真載っている撮影ポイントです。
ウチヒサルは「尖った岩」と言う意味で、巨大な一枚岩の城塞が中心になっている小さな小さな村。
岩の表面には無数の穴が開いていて、その穴には鳩の巣があるそうです。
ブドウ畑の肥料とする鳩の糞を集めるための住民の知恵、とか。 -
違う角度から。
-
崖の向こう側でバルーン(気球)が上がっていました。
ここ最近風が強く中止が続いていたと言う気球ツアー。
上がってよかったね、とうらやむ一方で、
今回気球では嫌な思いをさせられた私としては複雑な心境。 -
最後に立ち寄ったカッパドキアのジュエリー卸工場。
関係ないところは立ち寄らないと旅行会社の人は言っていたのに。ちゃっかり最後にプログラムに組みこまれ。
トルコ石をメインに、加工工程を見せてくれます。
また、さまざまなジュエリーが卸値価格で販売しています。
小池鉄平君をもっとオリエンタルにしたような、とても男前で日本語が堪能なスタッフにつかまり、しつこく勧められましたが、最後は逃げました。
宝石関係は、やはり女性の関心物。連れの男性はみなあまり感心なさげに上の空。これは万国共通ですね。 -
日帰りツアーが終了し、ギョレメ村へ。
最後に、自分が参加していたツアーが、あの気球ツアーで話がこじれた「NESE TOUR」のツアーに勝手に回されていたことを知り、愕然。
最後の最後でもやもやが残る。
そして、不本意ながらもあの嫌味なおっさんオーナーに全額返金を交渉しに向かう。
そしたらなぜか、昨日はUS$35返すと言っていたのに、今日はUS$30だと言って聞かず、意味不明な理由を押し付けて一歩も譲らず、バス時間が迫っていたので、泣く泣くその額を、しかもトルコリラで返してもらう。
慣れない英語での口論は疲れます。
宿に戻ってシリア行きのバスの手配を待っていると、今度は「Rock Town」旅行会社の手配が怠慢で、バスのチケットは取っていない、今夜は満席で無理といった非情な連絡。
途方に暮れていると、ホテルのオーナーが憤ってくれて、私の代わりに電話して「警察に訴えるぞ」と脅してくれて、どうにかこうにか、深夜発のバスチケットをゲットしてくれたようだった。
「君も不用意にお金を先払いするのはやめなさい。こういうトラブルはしょっちゅう起こっているんだよ。
それに、現地で自分で調達すればもっと安くなるのに。
特にこのROCK TOWNはいつもトラブルを持ってくる。毎日毎日、大変迷惑しているんだ。日本に帰ったらこの旅行会社は危険だ、クレイジーだと伝えてくれ」と頼まれました。
ので、一応書いておきます。
おかげで、深夜の1時半までROCK TOWNのオフィスでバスが来るまで待機。
会社から案内を押し付けられたのだろう会社のドライバーの兄ちゃんは、とても気のいいやつで終始気を遣ってくれて、DVDの映画を見せてくれ、インターネットも貸してくれた。でも、その後ソファーでひとり爆睡。
結局バスが来たのは1時50分。しかも、バスターミナルではなく道端で拾われる。本当に彼らが予約したのか不明。最後までチケットももらえず。
踏んだり蹴ったりながらも、ひとまずバスに乗れてホッと一安心。
これは途中のドライブインで食べた、トルコの伝統的飲み物「アイラン」。甘くないプレーンの飲むヨーグルト。あと、スナック菓子感覚のチーズトースト。各1YTL。
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