2008/10/01 - 2008/10/01
467位(同エリア818件中)
かたまねさん
秋の一日、、、
東京都23区西隣り三鷹市、 (大きな池や鬱蒼とした雑木林でかつての'武蔵野’の面影色濃い、
井の頭恩賜公園の一角に建つアニメでお馴染みの) 「三鷹の森ジブリ美術館」で遊んで来ました。
この美術館は2001年に開館した宮崎駿監督の企画・立案の美術館です。
大ヒットした「となりのトトロ」の舞台も東京の西部、狭山丘陵に近い、
淵の森緑地の雑木林が舞台になったともいわれています。
美術館の入口は車の行き交う吉祥寺通りに面していますが、
敷地内に入るや、すっかり緑の世界。
カラフルな建物が自然たっぷりの森の中に見え隠れして
時空を越えた異空間の雰囲気です。
子供は勿論、大人も充分見ごたえのある内容で、
大半が親子連れでしたが、年配のグループや若いカップルも多くて
それぞれに楽しんでいる様子でした。
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三鷹の駅から美術館まで5分のバスが運行されている。
駅南口に出ると専用バス停あり。
美術館デザインのアニメがおどる黄色いバスも待っていたりでもう宮崎ワールドが感じられる。
停留所は控えめながら深緑色の素敵なデザイン。
徒歩でも15分程度、途中にこのバス停とほぼ同じ色の真鍮?の案内板が立っている。この画像は美術館の案内から借用しました。 -
駅を背にして井の頭公園を左に見ながら吉祥寺通りを行くと、左手に美術館の緑色のシックな看板。
奥を見ると、大きなトトロが座っている丸いチケットブース(「きっぷうりば」と書いてある)。
思わず駆け入る。
んん?誰も居ない。
トトロと一緒に真っ黒クロスケが沢山いるが、、。
でも本物の入口はもうちょっと先。
実はこのトトロも展示物の一つ。
美術館に入場する前のお遊びのようです。 -
皆さん立派な「三鷹の森ジブリ美術館」門と、
目立つトトロの姿にだまされて??、
チケットブースまで入ってきて、、やっとここが入口でないことに気づくが、
先ずは、このトトロの前で記念写真撮ってから、
ニコニコしながら通りに戻り、数m先の「本物の入口」へ移動。 -
こちらが本物の入場場所。
受付で予め入手済みのチケットと交換で、
館内案内パンフと、
'数コマの写真35mmフィルム'がそのまま、鑑賞券になる館内で放映中の
オリジナルアニメの入場券とを貰う。
あっ、奥の高台に見える屋上への螺旋階段脇に,この美術館の守り主,ロボット兵(5m)の上半身が見えてきて
ちょっとドキドキしてくる。
さあ、いよいよ地下1階、地上2階建ての美術館へ。 -
入口(白いテントの向こう)から少し歩いて入っただけで、大きな木々に囲まれた緑一杯の薄暗い「森の中」に迷い込みそうな雰囲気。
三鷹駅などへの方向を示す道路標識があって、方向感覚がもどり、一瞬ほっとする気持ちになった。 -
緑色の木製階段を上ると、パティオ風広場。
大きな松の木がある。
丁度お昼時になったのでカフェで軽いランチを。
順番待ちする椅子は松の木のしたのテント。
真ん中に絵本がおいてあって、
こども連れが待ちながら読み聞かせしている。 -
足元を見ると、あっ、この強面、サングラスの豚は、
「紅の豚」のポルコ・ロッソ。
これって!!蚊遣り!!だ。
海賊とドンパチ渡り合ったイタリア空軍のエースパイロットの彼が
この森の中では子供達を蚊から守っているのか!
周囲を見るとこのポルコ・ロッソさん、あちこちに立って?いて、いいムードを出している。。
上の写真の松の大木の根元にも。
スタジオジブリの何気ない演出。
平日だった性か、長く待つこともなく直ぐにカフエェへ。 -
飲食できるカフェ「麦わらぼうし」
あんまりキレイな建物なので、しばらく眺めました。
緑一色の中で鮮やかな配色。 -
カフェ「麦わら帽子」の正面。
明るい店内はゆったりとしたレイアウトで気持ちいい。
メニューは多くないが、9月中旬からは「食欲の秋」ヴァージョンとか。
私達はとても迷った挙句に、
「ごろっとグリル野菜とヒナ鶏のポトフ(バケット付き)」、
「吉野さんの卵とタップリキノコのクリームパスタ」、
「畑のポタージュ」。
デザートには「ふぞろいのイチゴのショートケーキ」、
ドリンクは「ふわふわミルク入りコーヒー」をチョイス。 -
どのお皿も自然の香りがするシンプルな味付けで,中でも「ごろっとグリル野菜と〜〜〜」は、
ネーミング通りにグリルされた皮付きのままの
大ぶり人参、大根、蓮根、茄子などの野菜が
大皿に盛られていて、見事な姿に思わず歓声。
ほろほろに煮込んだひな鳥もきれいに平らげました。
イチゴのショートケーキは巨大でびっくり。
食べきれるかしら?の心配は全く杞憂。ペロリ。
目にも素敵なお料理の写真は、周囲が撮る雰囲気になかったので、最後の「ふあふあミルク入りコーヒ」だけ.
あんまりカワイかったので失礼してそっと゚チリ。
白いミルクの上に、この店の名前の”麦わら帽子”がチョコレートでおしゃれに描いてありました。 -
広いきれいなお手洗い
カフェにある1人専用。
後ろのステンドグラスが鏡に映っている。
石鹸も大き目。木製のドアがいい。
足元にも小さい丸い色ガラスが埋め込まれている。
気持ちのいい空間。 -
展示室の内部は撮影できないので、野外に出たらあちこち撮りました。
館内には地下1階から2階まで吹き抜けになった大空間もある。
天井のガラスドームには海を泳ぐ黄色いクジラが描かれ、大きな天井扇がゆっくりと舞っている。
大きな窓やランプには, ジブリの数々の人気キャラクターたちを初め、多種多様な草花、
架空の動物たちをモチーフにしたステンドグラスが嵌め込まれ、陽の光で床に鮮やかな色を映している。
館内の螺旋階段は2階まで上れて子供達が大喜びで上下している。
館外の螺旋階段(中央奥の巨大鳥籠みたい)で屋上へ出られる。 -
出入り口のガラスはステンドガラスになっていて
動物や植物が色鮮やかにデザインされている。
ここからお外にでると、 -
のぼり勾配でこんな風景。
-
地下のパティオには本物の手こぎポンプがあって、
武蔵野の地下水が汲み出せて飲めるようになってる。
排水溝も ニコニコ笑う円い顔のユーモラスなデザイン。
薪置き場もある。
色とりどりの色屋根瓦が周囲とマッチ。 -
屋外の螺旋階段を頂上まで上って、外の渡り橋を進むと
この美術館の守り主のロボット兵に出くわす。
背の高さ5m。
知らないで対面するときっとギョッと驚くはず。 -
近づくと大きさが実感できる。
このロボット兵もこの美術館の目玉。
地階から屋上まで、
数々の展示も美術館図書館も、
ねこバス(実寸より小さいが小学生以下の子供達がバスの中に入ったり屋根に登ったりして夢中になって遊ぶ姿はほほえましい。バスの中にはあの、まっくろクロスケが沢山)も、宮崎駿ワールドがぎっしり堪能できた。
ただ、
「ルーブル美術館の光と陰にスポットをあてた企画展示」がスタートしたとかで、
「フランス絵画の間」「廃墟の間」の2つあり。
"フランスの著名な絵画”が展示してあったが、
その中の一枚=「ジェーン・グレイの処刑」は、確かロンドンのナショナルギャラリー所蔵のイギリス人画家の手のはずだし、
”廃墟の間”の"ルーブルの城砦跡”とは近年発掘のドンジョン=天守閣=遺構のつもりか?いささか曖昧。
この美術館にはそぐわない気がしたのは残念だった。
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