上野･鷗外温泉　水月ホテル鷗外荘

2008/08/22 - 2008/08/22

東京都の上野鴎外温泉　水月ホテル鴎外荘へ見学に行きました。
温泉といえば山や海・・・と思いがちですが、都内にも温泉はあります。
なんと上野にも温泉が！！
しかも森鴎外ゆかりのホテル！！

文豪・森鴎外が「舞姫」を執筆した部屋があるのです(゜O゜)！
今この「舞姫の間」は、宴席などでご利用できます。
館内には鴎外の旧居が残っていて、文学碑などもありました。
実は上野は鴎外との繋がりが深く、「雁」の舞台とも言われているそうです。

都内の温泉もなかなかいいですよ〜

エリア 上野・御徒町(東京)

• 交通手段: 徒歩

都内なので建物に邪魔され、全景は撮れませんでしたが外観はこんな感じです。

こちらは入口がある東館。洋室館です。

入口には森鴎外についての説明がありました〜

東館から撮った新館の写真。渡り廊下で繋がっています。

弊社の提供部屋があるのは新館と隣接している本館。
どちらも和室館です。

本館客室一例です。
なんと広縁にマッサージチェアが！
驚きましたがこれって実はかなりラッキー☆
脱衣所で順番待ちをしなくてもいいのです。

都会の人ごみで疲れた体を温泉とマッサージチェアが癒してくれます。

こちらは和室館(新館)客室です。
テレビがすでに液晶なのが東京を感じますね(笑)

「福の湯」はなんと大理石の浴槽です！
小さく見えますが、実際は結構広いです。少し浅い感じはしましたが・・・

お湯はカルシウムやラジウムを含んだ重炭酸ソーダの温泉。
神経痛やリュウマチ、胃腸病に効果があるので女性に好評です。

洗い場です。
掃除が行き届いていて実にキレイでした。
個人的には椅子や桶の感じが良かったです。

「檜の湯」は東京初の古代檜漆塗り風呂は漆を丹念に塗り重ねた浴槽。

掃除中のためお湯がありませんが・・(＾＾；
皮膚の弱い方も安心してご入浴いただけます。

男湯と女湯は日替わりなので朝、晩で両方のお風呂を楽しめます。
ちなみに福の湯、檜の湯ともに夜は11時まで、朝は6時からです。

脱衣所にもマッサージチェアが。
東京は疲れるってことですかね(-O-；

多目的ホール「青葉の間」は最大で60名まで収容可能。

この他に120名収容できる和室タイプの「富士の間」もあるので、人数や目的によって会議や宴会など幅広くご利用出来ます。

中庭にある舞姫の間への入口。
2006年に復元が完成したそうです。
明治の雰囲気が漂う、趣たっぷりの玄関ですね。

入口を抜けると現れる舞姫の間の外観です。
今も文学の香りが残る明治19年のステキな建物ですね。
窓からは中庭の池が見えます。

この部屋で鴎外は壇処女作となる「舞姫」を執筆したんですね〜
中に入ると今も文学の香りが残る明治19年のステキな建物でした。

往時を偲ばせる庭園には「舞姫」「於母」二つの文学碑があります。
これは是非一見一読を！

館に囲まれた中庭に池があり、小さな橋が架かっています。

根津駅からは近いですが、上野駅から歩くと10分くらいかかります。
無料送迎がありますが、せっかくなら西郷さんを見たり、動物園に行ってみてはいかがでしょう。
上野公園を歩けばあっという間です♪