2008/08/24 - 2008/08/31
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funasanさん
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ツアーの最後はエーゲ海1日クルーズ。遺跡巡りもいいが、ギリシャに来たからにはエーゲ海クルーズは外せない。朝8:30、アテネ近郊の港「ピレウス」から出航する。クルーズ船はサロニコス湾に浮かぶ3つの小島「イドラ島」「ポロス島」「エギナ島」を訪れ、19:30、ピレウス港に帰ってくる。
写真:美しいビーチを見下ろすイドラ島のレストラン
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
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アテネの朝(写真)。ギリシャの天気は毎日快晴で決して私の期待を裏切らない。今日はエーゲ海クルーズなので、この天気は何よりのプレゼント。朝7:30早くもホテルを出発。
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アテネ近郊にあるピレウス港に到着。早速、クルーズ船(写真)に乗り込む。エーゲ海クルーズと言っても1日だけの日帰りクルーズなので船も小さい。豪華客船とは訳が違う。(残念!)
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8:30出航。クルーズ船はピレウス港を後に、鏡のように静かなエーゲ海(写真)を沖へ進む。
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まずは、船内探検をする。船の先頭(写真)には沢山のラウンジチェアーが並び既に満席。早い者勝ちである。
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3階の展望デッキにあるバーカウンター(写真)。飲み物や軽食を販売している。
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屋根付きの2階のデッキにあるバーカウンター(写真)。ここでも飲み物と軽食の販売をしている。
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冷たい飲み物を手に、展望デッキ(写真)のお気に入りの席に座り、ひたすら青い海を眺める。しかも、ここはエーゲ海!これぞ、クルーズの醍醐味。
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デッキの1階にはレストラン兼ダンスホールがあり、陽気なクルー達のダンスや歌の披露(写真)がある。
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3時間ほど、洋上のクルーズを楽しんだ後、船は最初の寄港地「イドラ島」(写真)に到着。
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私はクルーズ船が寄港地に入港するシーンが大好きである。どんな景色が目の前に展開するかドキドキする。カメラを構えて写真を撮りまくる。写真:イドラ島
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イドラ島(写真)は東西20km南北5kmの細長い島で、人口は約2800人。18〜19世紀にかけて、イドラの商人達は海上貿易で成功し巨万の富を得たという。
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1821年からのギリシャ独立戦争で、彼らは自分達の船を武装し、海戦で大活躍する。写真:イドラ島に到着したクルーズ船
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イドラ島は自動車やバイクの乗り入れが禁止されており、観光客を乗せた馬がゆっくり島内を闊歩する。
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イドラ島の中心は船の着く「イドラ・タウン」(写真)この町は昔から世界中のアーティストの卵たちが集まり、「芸術家の島」とも言われる。
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芸術家の島らしく、おしゃれなレストラン(写真)が多い。それにしても、海が青く、水がきれい。さすがエーゲ海だけある。
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港から北方向へしばらく歩いていくと、素晴らしいビーチ(写真)に出会える。白砂のビーチではなく岩場である。それ故、海水の透明度は抜群。
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強烈な太陽光線が海に射しこみ、海底まで透けて見える。(写真)ここでシュノーケルをすればどんなに素晴らしいであろうか……。誠に残念ながら、ツアーではゆっくり泳いでる時間はない。
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イドラ島滞在時間はわずか70分。イドラ・タウン周辺を歩いて見て回っているだけで時間がたってしまう。岩場のビーチの上には絵に描いたような素敵なレストラン(写真)がある。
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透明度抜群の海で遊び、エーゲ海に突き出たテラス席(写真)で食事をする。そして、時間を気にせず、夕暮れまでひたすら群青色のエーゲ海を眺める。次回は(いつのことやら?)イドラ島滞在で決まり!
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午後1時頃、イドラ島出航。我々が島内観光をしている間にランチのテーブルセッティング(写真)がされていた。意外とちゃんとした雰囲気に驚く。
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まずは、サラダとパン(写真)。お腹が減っているのでうまい。
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次にトマト風味のパスタ(写真)。あまりうまくない。半分以上残す。
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メインの肉料理(写真)。肉と付け合わせはよかったのであるが、ご飯がダメ。
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デザート(写真)。エーゲ海1日クルーズなので食事はあまり期待していなかったが、(味はともかく)雰囲気はなかなかいい。
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誰もいないランチタイムの展望デッキ(写真)。船は静かにイドラ島を離れ、次の寄港地「ポロス島」に向かう。ポロス島まで約2時間。
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昼食後はお昼寝タイム。しかし、豪華客船と違ってベッドやリクライニングのチェアーもない。おまけに、2階の我々の席にはエアコンも無く、なま暖かい海風が吹いてくるのみ。条件が悪く快適さに欠ける。写真:ポロス島に接近
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新しい寄港地に近づくと、のんきに昼寝などしておれない。再び、展望デッキに出て周りの風景を眺める。ポロス島(写真)も実に美しい。
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ポロス島の丘一面に白い家やオレンジ色の屋根が広がり(写真)、どこを見ても美しい風景が展開する。こういう景色に出会うと嬉しくなる。
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ポロス島は東西に約10km、人口約4500人程度の小さな島。サロニコス諸島の中ではペロポネソス半島に最も近い場所にある。クルーズ船は狭い海峡(写真)を通って島の中心「ポロス・タウン」に入港する。
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クルーズ船は狭い海峡を通って、ポロス・タウンに入る。
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ポロス・タウンには大小様々なヨット、帆船(写真)、クルーズ船、高速船等が停泊しており、港周辺はすごい賑わいをみせている。
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ポロス島の対岸にはペロポネソス半島(写真)が見える。実に穏やかな海、まるで巨大な湖のよう。しかし、暑い!
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ポロス島滞在時間はわずか40分。ほとんどの乗客が下船して短いポロス島観光をする。
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乗客の中には下船せずに、展望デッキで周りの美しい風景を楽しむカップル(写真)もいる。これもいい。
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しかし、忙しい日本人、今度いつ来れるか分からない(恐らく来ないであろう…)よって、出来る限り見て回る。添乗員さんの勧めで丘の上にある「時計台」(写真)に上がる。
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港から10分も坂を登れば時計台に着く。ここからの眺めは絶景。真下に我々のクルーズ船(写真)が見える。
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角度を変えて、もう1枚の絶景写真。真下は他のクルーズ船。美しい風景に出会い、とても幸せなのであるが、暑い。汗が流れ落ちる。
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ポロス島の丘の斜面にびっしりと建ち並んだ家屋(写真)。青い空、緑のオリーブや松の木、白い壁、そしてオレンジ色の屋根。強烈な太陽の下でそれぞれの色が輝いている。目がくらみそう。
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午後3時頃ポロス島を出航し、最後の寄港地「エギナ島」に向かう。乗客の皆さん、そろそろお疲れの様子。会話も少なくなり、お昼寝タイム。1人エーゲ海を眺める金髪の美女(熟女?)(写真)
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エギナ島まで約1時間のクルーズ。午後の太陽の光が海面を照らす。
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私はこういう海の風景(写真)が大好きである。頭の中をからっぽにしてひたすら海を眺める。
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しかし、暑い。エアコンのない1日クルーズは結構疲れる。豪華客船であれば自分の客室に帰ってきて、シャワーを浴びてベッドで一休みが出来る。次回は「豪華客船によるエーゲ海クルーズ」。夢は限りなく広がる……。
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最後の寄港地「エギナ島」(写真)が見えてきた。エギナ島はピレウス港から約30kmの近い場所にあり、人口も約14000人と多く、街は活気にあふれている。
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クルーズ船はエギナ・タウンの港(写真)に到着。エギナ島滞在時間は約100分。
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エギナ・タウンのはずれにある「コロナ・ビーチ」(写真)
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見知らぬ寄港地に立ち寄る場合はバスにより現地ツアーに参加するのがいい。効率よく見所を回ってくれる。「アフェア神殿見学ツアー」に参加する。写真:アフェア神殿の前
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青い空をバックにした「アフェア神殿」(写真)。この神殿は紀元前6世紀末から紀元前5世紀にかけて建てられたもので、32本あった石柱のうち、24本が現存している。素材は大理石ではなく、エギナ島で取れる石灰岩。
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エギナ島は古代ギリシャ時代にはポリス(都市国家)として栄え、アテネとはライバル関係にあったほど巨大な勢力を誇示していたという。アフェア神殿はアテネのパルテノン神殿よりも前に建造された。写真:アフェア神殿前からの眺め
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アフェア神殿見学のあと、途中で立派な修道院「聖ネクタリウ修道院」に立ち寄る。100分間の滞在時間はいかにも短い。港周辺の土産物屋でエギナ島の特産品である「ピスタチオ」「アーモンド」等を購入して船にもどる。
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夕方6時、エギナ島を出航し一路ピレウス港に向かう。ピレウスまで約1時間半。太陽が西に沈みかけると同時に暑さが和らぎ、涼しい風が吹いてくる。再び展望デッキに人が集まってくる。
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夕陽に染まるピレウスの街(写真)。天気がいいので心ゆくまで夕陽が眺められる。
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エーゲ海に沈む夕陽(写真)。以上で、エーゲ海クルーズ並びにギリシャ世界遺産紀行終了。
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