−−【福島】?ＪＲ只見線の旅−奥会津へ

2008/08/03 - 2008/08/09

夏休みに青春18切符を利用して東北一周・鉄道の旅をしました♪
テーマは、東北祭りの旅。
各県のご当地グルメも堪能してきました☆
地域別に全５冊でお届けします。

１冊目は、夜行・ムーンライトながらで名古屋から東京に移動し、ＪＲ高崎線、上越線と乗継ぎ、新潟の小出駅から車窓が人気のＪＲ只見線で奥会津を旅した模様を紹介します。

＜スケジュール＞

・08/03（日）　23:43　名古屋 出発（夜行ムーンライトながら）
●08/04（月）　東京⇒奥会津（東京→高崎→小出→奥会津）　[会津宮下泊]
●08/05（火）　奥会津⇒酒田（奥会津→会津若松→新津→酒田）　[酒田泊]
・08/06（水）　酒田⇒秋田（酒田→秋田）　[秋田泊]
・08/07（木）　秋田⇒青森（秋田→弘前→青森→弘前）　[弘前泊]

・08/08（金）　弘前⇒仙台（弘前→大館→盛岡→仙台）　[仙台泊]
・08/09（土）　仙台⇒名古屋（仙台→東京→名古屋）

※2011年の豪雨により、不通となり、このまま廃線にならないか心配です。

エリア 只見(福島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JRローカル

23:43　名古屋駅発
05:20　東京駅着

高崎線で初めてグリーン席を利用。
青春１８切符でもグリーン席券を購入すればＯＫです。

ホームでsuicaにグリーン券情報を記憶させ、
座った席(自由席でした)の上部にあるセンサーにピッとかざして認証。

ほー。

最近のシステムはすごいなあ。

8:00
高崎線の終点、高崎駅に到着！
平日の通勤ラッシュの中、
二階席で快適な旅でした♪

高崎駅で上越線に乗り換えます。
上越線、なんだか懐かしい電車でした。
驚いたことにドアが完全手動で、
ドアを左右に開いて乗車しました。

夏休みで部活か大会か、学生がたくさん。
もうイントネーションが名古屋とは違うなあと思って見ていると、床でトランプを始めました(！)
でも何故か嫌な感じはせず、
ほのぼのとした雰囲気。

高崎駅で駅弁と、かわばの飲むヨーグルトを購入。
過去最高に濃厚で、美味しかったです♪
今回の旅は、このヨーグルトによって、ヨーグルトの食べ比べが始まりました。

9:27
上越線で水上駅へ。
ここで、小出方面の電車に乗り換えます。
この隣の湯檜曽駅は、湯檜曽ループが見られる駅、
さらに隣の土合駅は、日本一長いトンネル駅として有名です。

土合駅を過ぎると、群馬県から新潟県に入ります。
やがてコシヒカリで有名な魚沼市へ。
小雨の車窓に田園風景が広がります。
美味しいお米が食べたい♪

11:11　小出駅に到着。
駅の待合室はエアコンが効きすぎで寒かったので、駅のホームのベンチで、高崎駅で買った駅弁を食べることに。

１つ目は鶏めし。
高崎駅の鶏めしは有名だそうです。

見事に鶏尽くしのお弁当で、
鶏そぼろが美味しかったです♪
ボリュームもあり満足☆

弁当の中身は、
左上がハンバーグ、
ピンクと黄色のは玉コンニャク、
右上が野沢菜とカリカリ梅。

２つ目はこちらも高崎駅で有名な「だるま弁当」。
だるま型の弁当箱をあけると・・・

群馬の美味しい食材を集めたものになっています。
コンニャクが美味しい♪

弁当の中身は、
下から左回りに、
タケノコ、甘く煮付けた豆(ふっくら)、栗、玉コンニャク、ナスの漬物、しいたけ、ぜんまいなどの山菜の煮物。
真ん中は、少し塩気があってさっぱりした味わいのゴボウ、真ん中にゴボウを巻いた鶏肉と、こりこりした緑の何か。

甘いのと、しょっぱいのと、さっぱりしたのと、味のバランスがよくて、最後までおいしく食べられました。

13:17　小出駅発
いよいよＪＲ只見線の旅がスタートです♪
相方が進行方向左側がきれいに見えると調べてくれたので、しっかり左側に座りました。
（右側も美しい景色が見えました。）

車内は冷房ではなく、扇風機でした。
エコです。

冷房がなくても、
この電車は窓が開けられて
(都市部ではないですよねw(’0’)w)
いい風が入り、涼しいです。

（ただ時々トンネルに入るので注意＾＾；
　ごーっとものすごい音がします！）

車窓より。
山と田んぼの緑が鮮やかです☆

夏を実感。

只見川が見えてきました。

でも･･･
午前中に降った雨のせいで土砂が流れ込み、
濁ってしまっているようです。

只見川の眺めはこの旅の楽しみの１つ。
この先もこの調子なのかな？？？

ちょっと心配です。

大白川駅に到着。
ここから新潟県から福島県に入ります。

県境にある大きなトンネルを抜けると、
車窓に田子倉湖が飛び込んできました！

会津蒲生駅付近で見られる蒲生岳。通称「只見のマッターホルン」。

只見川の透明度が増し、周りの景色が映るようになってきました♪

只見川に架かる橋はどれも絵になります。

会津川口駅で10分ほど停車。

停車したとたん、乗客が次々にホームに降りていきます？
たしか〜会津川口駅は、只見川の美しい景色を背景に電車が見られるという、珍しい撮影スポットという情報を聞いた気が･･･

せっかく10分停車しているのだからと、
私達も下車してみることに。

確かにこれは綺麗！
川との間に駅舎がないので、幾重にも連なる山々の間にゆったりと流れる只見川の雄大な景色を存分に堪能できます。

駅のホームは撮影会となっていました。

会津川口駅より。
鉄橋と只見線の列車。

空が広いなあ。

まるで北欧のフィヨルドのような風景が続き、
美しさに息を呑みます。

本日の宿泊地、会津宮下駅に到着。
旅館に荷物を置き、タクシーで道の駅へ。
道の駅近くに只見川を展望できるスポットがあるのだが・・・
けっこう険しい道。
写真のような道を登りました。

展望スポットより。
この写真では伝えきれないほど美しい景色が広がります！

もう1枚。
只見川がカーブしているのがよく分かります。

会津宮下駅の近く、宮下大橋です。

宮下大橋より。
只見川に霧がでて、なんとも幻想的な景色です♪

もう1枚。宮下大橋より。

旅館「会津宮下温泉ふるさと荘」の部屋。
部屋から只見川と宮下大橋が見えます♪

部屋から見た夕焼けの空。

カナカナカナ･･･とひぐらしの声。

名古屋では聞かないねと相方が懐かしがりました。
夕方でもまだ暑いせいでしょうか？

東北の夏の夕暮れは涼しく、
終わりゆく夏の１日を惜しませる風情があります。

夕食は皿数が多く、豪華でした♪
天麩羅や馬刺し、エビなど、どれも美味しかったです☆

温泉は源泉５５℃とかなり熱め。
ゆっくり入ると、身体がぽかぽか、汗がふきだします。

朝食もご飯が美味しくて、
相方とお櫃を空にしてしまったくらい＾＾；

8/4　9:14　会津宮下駅発

出発まで時間があったので、ホームからの景色をとってみました。

見てください。このアジサイの鮮やかさを。
８月なのに･･･
名古屋では５月末には咲いていたのに･･･

この旅行ではよくアジサイを見つけました。
ヒマワリと朝顔とコスモスと一緒に咲いているところも。
季節が混ざったようですね。
これも涼しさのせいでしょうか？

東北では寒さのせいで、
梅も桜も一緒に咲くとか。
いっぺんに春が来たように。

前日同様、只見線を会津若松方面へ。
只見川ともお別れです（＞＜）

只見川から離れると、
会津若松に向かう間、田園風景が広がりました。
稲の成長が早いような気がしました。

只見線の景色はとっても素晴らしかったです♪
またいつに日か乗車したいと思います。