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大館能代空港から車で上小阿仁村へ。<br />上小阿仁村(かみこあにむら)は人口2866人(2008.7推計)。この1年間だけで172人の減少です。<br />平成の大合併でも合併路線を拒否、「単独村」の道を選択したこともあり、秋田県内で最も人口の少ない村、最も高齢化の進んだ過疎の村となっています。産業全体の空洞化も顕著です。<br />しかしのどかで美しい村です。<br /><br />さて上小阿仁村での私の仕事は終わり、車で秋田内陸縦貫鉄道の阿仁合駅(あにあいえき)へ。<br />そこから普通列車で角館へと向かいます。<br /><br />なお、私は鉄道に関する知識は全然ありません。急遽ネットで仕入れた付け焼刃です。誤りがあればご指摘ください。<br /><br />(次のブログは角館の街歩き-武家屋敷-です。)

秋田県北秋田郡上小阿仁村へ日帰り出張 2秋田内陸縦貫鉄道の旅

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2008/07/31 - 2008/07/31

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風神

風神さん

大館能代空港から車で上小阿仁村へ。
上小阿仁村(かみこあにむら)は人口2866人(2008.7推計)。この1年間だけで172人の減少です。
平成の大合併でも合併路線を拒否、「単独村」の道を選択したこともあり、秋田県内で最も人口の少ない村、最も高齢化の進んだ過疎の村となっています。産業全体の空洞化も顕著です。
しかしのどかで美しい村です。

さて上小阿仁村での私の仕事は終わり、車で秋田内陸縦貫鉄道の阿仁合駅(あにあいえき)へ。
そこから普通列車で角館へと向かいます。

なお、私は鉄道に関する知識は全然ありません。急遽ネットで仕入れた付け焼刃です。誤りがあればご指摘ください。

(次のブログは角館の街歩き-武家屋敷-です。)

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  • 空港から上小阿仁村へは、県道24号線を走ります。

    空港から上小阿仁村へは、県道24号線を走ります。

  • 車は少ないのですが、大変に良い道です。

    車は少ないのですが、大変に良い道です。

  • 上小阿仁村役場です。<br />役場の前の道が、村の「繁華街」です。<br /><br />金融機関は村内に何箇所か有ります。

    上小阿仁村役場です。
    役場の前の道が、村の「繁華街」です。

    金融機関は村内に何箇所か有ります。

  • 自然に恵まれた美しい村です。<br /><br />積雪も以前は1mくらいあったようですが、近年は50〜70cmくらいとのことです。

    自然に恵まれた美しい村です。

    積雪も以前は1mくらいあったようですが、近年は50〜70cmくらいとのことです。

  • やはり盆地ですね。

    やはり盆地ですね。

  • かなり高そうな山も見えます。

    かなり高そうな山も見えます。

  • 林業・農業・公共事業が「産業」です。

    林業・農業・公共事業が「産業」です。

  • かつては天然秋田杉の宝庫だったのですが、殆ど切り尽くされ、今は特定地域で自然遺産的に保護されているだけです。

    かつては天然秋田杉の宝庫だったのですが、殆ど切り尽くされ、今は特定地域で自然遺産的に保護されているだけです。

  • 現在の林業は植林樹が頼りです。<br />向こうの斜面も植林ですね。

    現在の林業は植林樹が頼りです。
    向こうの斜面も植林ですね。

  • さて、上小阿仁村での仕事も終わり、車で秋田内陸縦貫鉄道の主要駅阿仁合駅(あにあいえき)に向かいます。<br /><br />途中、阿仁前田駅(あにまえだえき)の近くを通ります。<br />阿仁前田駅の駅舎は大きく、温泉施設を併設しています。<br />角館駅の料金表示にも阿仁前田駅には温泉マークが付いています。

    さて、上小阿仁村での仕事も終わり、車で秋田内陸縦貫鉄道の主要駅阿仁合駅(あにあいえき)に向かいます。

    途中、阿仁前田駅(あにまえだえき)の近くを通ります。
    阿仁前田駅の駅舎は大きく、温泉施設を併設しています。
    角館駅の料金表示にも阿仁前田駅には温泉マークが付いています。

  • 阿仁前田トンネルを、

    阿仁前田トンネルを、

  • 抜けると、

    抜けると、

  • 阿仁前田の街並みが見えてきます。

    阿仁前田の街並みが見えてきます。

  • 阿仁前田もやはり山間の街です。<br />阿仁前田も、これから行く阿仁合も、町村合併を重ねて、現在は北秋田市になっています。<br /><br />1970(S45)に阿仁鉱山が閉山するまで、金銀銅の採掘で栄えました。

    阿仁前田もやはり山間の街です。
    阿仁前田も、これから行く阿仁合も、町村合併を重ねて、現在は北秋田市になっています。

    1970(S45)に阿仁鉱山が閉山するまで、金銀銅の採掘で栄えました。

  • 右折して阿仁街道(105号線)にはいり、南に向かいます。

    右折して阿仁街道(105号線)にはいり、南に向かいます。

  • 角館まで車なら70Km、けっこうあります。

    角館まで車なら70Km、けっこうあります。

  • 阿仁合駅に着きました。<br />阿仁合駅には秋田内陸縦貫鉄道会社の本社があります。<br />この鉄道はS9.12.10国鉄阿仁合線として鷹ノ巣・米内沢間15.0Kmが開通。その後5回にわたって営業距離を延長し、H1.4.1、現在の全線94.2Km29駅が開通しています。<br />その間、S49.3.31県内最後のSL運転終了、S61.11.1国鉄から3セク会社への移行がありました。(国鉄民営化はS62.4.1)<br /><br />

    阿仁合駅に着きました。
    阿仁合駅には秋田内陸縦貫鉄道会社の本社があります。
    この鉄道はS9.12.10国鉄阿仁合線として鷹ノ巣・米内沢間15.0Kmが開通。その後5回にわたって営業距離を延長し、H1.4.1、現在の全線94.2Km29駅が開通しています。
    その間、S49.3.31県内最後のSL運転終了、S61.11.1国鉄から3セク会社への移行がありました。(国鉄民営化はS62.4.1)

    阿仁合駅

  • 阿仁合駅は車両基地でもあります。

    阿仁合駅は車両基地でもあります。

  • この車両は普通列車に使われ、車両数も一番多い、AN8800型。「88」は1988に投入されたされたことを示しています。<br />旧国鉄から引き継いだ車両の老朽化が予想以上にひどく、予定を早めて、1988.2に投入されました。<br />8801型から8809型まで9両あり、そのうち<br />8808型はお座敷列車仕様です。<br />向こうの紫色の車両もAN8800型です。窓に布のカーテンがかかっているのわかると思います。こんなの東京近辺の電車では見かけませんねぇ。

    この車両は普通列車に使われ、車両数も一番多い、AN8800型。「88」は1988に投入されたされたことを示しています。
    旧国鉄から引き継いだ車両の老朽化が予想以上にひどく、予定を早めて、1988.2に投入されました。
    8801型から8809型まで9両あり、そのうち
    8808型はお座敷列車仕様です。
    向こうの紫色の車両もAN8800型です。窓に布のカーテンがかかっているのわかると思います。こんなの東京近辺の電車では見かけませんねぇ。

  • AN8800型は、車両の前後に運転台があるワンマン仕様です。座席は60席。4人がけボックス席とオープンの併用です。トイレも付いています。<br />他の車両と連結した場合は通り抜けが出来る設計です。<br />

    AN8800型は、車両の前後に運転台があるワンマン仕様です。座席は60席。4人がけボックス席とオープンの併用です。トイレも付いています。
    他の車両と連結した場合は通り抜けが出来る設計です。

  • 画面奥は車庫、整備工場です。<br />並んでいる車両を撮れば絵になるのですが、立ち入り禁止です。

    画面奥は車庫、整備工場です。
    並んでいる車両を撮れば絵になるのですが、立ち入り禁止です。

  • 阿仁合駅の入口です。

    阿仁合駅の入口です。

  • 待合室です。<br />売店や軽食堂もあります。<br />窓口左側の券売機、あまりに旧式で、一瞬わかりませんでした。

    待合室です。
    売店や軽食堂もあります。
    窓口左側の券売機、あまりに旧式で、一瞬わかりませんでした。

  • 秋田内陸縦貫鉄道では駅員がいること自体稀です。<br />その上、この駅は会社直営です。<br /><br />本社事務室は2階です。

    秋田内陸縦貫鉄道では駅員がいること自体稀です。
    その上、この駅は会社直営です。

    本社事務室は2階です。

  • 発車10分位前に改札が始まり、ホームへ入れます。

    発車10分位前に改札が始まり、ホームへ入れます。

  • ホームは開業時から島式1面2線です。

    ホームは開業時から島式1面2線です。

  • こちらは起点の鷹巣駅方面です。

    こちらは起点の鷹巣駅方面です。

  • そろそろ発車です。

    そろそろ発車です。

  • ワンマン運転です。<br />運転手はこんな様子で座って運転します。案内のアナウンスもしますが、録音済みの自動放送もあります。

    ワンマン運転です。
    運転手はこんな様子で座って運転します。案内のアナウンスもしますが、録音済みの自動放送もあります。

  • 駅に近づきました。<br />完全に無人駅です。

    駅に近づきました。
    完全に無人駅です。

  • 女性が1人下車しました。

    女性が1人下車しました。

  • 何回か渓谷を渡ります。

    何回か渓谷を渡ります。

  • トンネルが多くなってきました。

    トンネルが多くなってきました。

  • 阿仁マタギ駅は、古法狩猟集団「マタギ」に由来する駅名です。<br />俳優西村晃(1997.4死亡)が主演したモノクロ映画「マタギ」を思い出します。

    阿仁マタギ駅は、古法狩猟集団「マタギ」に由来する駅名です。
    俳優西村晃(1997.4死亡)が主演したモノクロ映画「マタギ」を思い出します。

    阿仁マタギ駅

  • 阿仁マタギ駅を発車すると直ぐに、秋田県内最長のトンネル「十二段トンネル」に入ります。長さは資料によって多少違いますが、車内アナウンスでは5670mと言っていました。<br /><br />また阿仁マタギ駅と次の戸沢駅の間は8.9Km、県境をまたがない新幹線以外の駅間としては秋田県内最長です。

    阿仁マタギ駅を発車すると直ぐに、秋田県内最長のトンネル「十二段トンネル」に入ります。長さは資料によって多少違いますが、車内アナウンスでは5670mと言っていました。

    また阿仁マタギ駅と次の戸沢駅の間は8.9Km、県境をまたがない新幹線以外の駅間としては秋田県内最長です。

  • 十二段トンネルを抜けても、直ぐ次のトンネルです。

    十二段トンネルを抜けても、直ぐ次のトンネルです。

  • こんな感じで、この区間はトンネルの長さのほうが、それ以外よりずっと長いと思います。

    こんな感じで、この区間はトンネルの長さのほうが、それ以外よりずっと長いと思います。

  • わかりますか?<br />トンネルに入る前に、もうその次のトンネルが見えています。

    わかりますか?
    トンネルに入る前に、もうその次のトンネルが見えています。

  • 本当に次々トンネルです。

    本当に次々トンネルです。

  • 入口がこういう風になっているトンネルもいくつかありました。<br />線路に雪が滑り落ちないようにしているんでしょうか?

    入口がこういう風になっているトンネルもいくつかありました。
    線路に雪が滑り落ちないようにしているんでしょうか?

  • 秋田内陸縦貫鉄道の終点、角館駅に着きました。<br />JRの角館駅とは、構造上ほぼ一体で、ホームも直接行き来できるのですが、簡単なフェンスがあり、乗り換えはいったん外に出て、30mくらい歩いてJRの改札口を通ります。

    秋田内陸縦貫鉄道の終点、角館駅に着きました。
    JRの角館駅とは、構造上ほぼ一体で、ホームも直接行き来できるのですが、簡単なフェンスがあり、乗り換えはいったん外に出て、30mくらい歩いてJRの改札口を通ります。

    角館駅

  • 全駅の運賃表です。<br />急行料金は160円と320円の2段階です。<br /><br />良く見てください。上から2段目、左から2番目の阿仁前田駅に温泉マークがついています。駅舎に温泉施設が併設されているからです。

    全駅の運賃表です。
    急行料金は160円と320円の2段階です。

    良く見てください。上から2段目、左から2番目の阿仁前田駅に温泉マークがついています。駅舎に温泉施設が併設されているからです。

  • 宝くじ号がとまっていました。<br /><br />宝くじ号は、急行用のAN8900型のハイグレード仕様で、日本宝くじ協会から寄贈されたものです。<br />ヘッドに「2001」とペイントしてあるのはおそらく寄贈か使用開始が2001年だったのだと思います。<br />イベントや団体貸切に使われています。<br /><br />次のブログは「角館街歩き」です。<br /><br />

    宝くじ号がとまっていました。

    宝くじ号は、急行用のAN8900型のハイグレード仕様で、日本宝くじ協会から寄贈されたものです。
    ヘッドに「2001」とペイントしてあるのはおそらく寄贈か使用開始が2001年だったのだと思います。
    イベントや団体貸切に使われています。

    次のブログは「角館街歩き」です。

    角館駅

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