プロペラ機で松本へ

2008/05/04 - 2008/05/05

【プロペラ機で松本へ】
新千歳空港へやってきました。これから日本エアコミューターのプロペラ機に乗って、信州まつもと空港へ向かいます。この路線おととしも乗りましたが、その時はまだジェット機だったんですよ。その後JALの機材更新計画により、あやうく廃止になりかけたところ、地元長野県の猛反発でプロペラ機による週４便運航に落ち着きました。松本空港は標高が高くて滑走路の実効長が短いのと、周りを山に囲まれているので大きな飛行機は離着陸できないんですよね。でもその分、窓から見る景色は最高なんです。白い雪をかぶったアルプスを横目に、空港に近づくと何度も旋回して高度を落としていきます。しかもプロペラ機なら巡航高度も低いはずなので、通り道の東北の山々もきれいに見えるかもしれません。楽しみ。私は個人的に大好きな路線なので、ずっと残してほしいものです。

【信州まつもと空港到着！】
信州まつもと空港に到着しました。晴れ２７度。暑いです。半袖で来るんだった。
やっぱりプロペラ機の高度は低いわ。6000mちょっとでした。普段のジェット機なら「下北半島が見える」けど、今回は「大間の港が見える」ってくらいの縮尺の違いでした。粟島が大きく見えて佐渡かと思ったもん。
残念ながら降下が少ないぶん松本上空の旋回は無し。まっすぐ南向きに着陸しました。この空港、何度来てものどかで良い空港です。

【奥飛騨・平湯温泉ひらゆの森】
我が社が工事に関わったらしい安房トンネルを快適に通過し、岐阜県は奥飛騨・平湯温泉の「ひらゆの森」へやってきました。やっぱり混んではいますが、それでもなんとかなるほど大きな施設です。お湯は硫黄を含んでいて、酸化すると青白く濁るタイプです。成分総量1481mgで、それほど濃くはありません。湯の華が白い繊維状で汚く見えるという欠点があります。
実は去年の秋にも平湯には来たのですが、この施設の存在に気づかず、バスターミナルの湯に入ってしまったのです。それ以来ずっと胸のつかえになっていたので、今回の再訪になった訳ですが、結果的には遠くからわざわざ入りにくる程のお湯ではありませんでした。ネット上では大変な評判ですけどね。少なくとも北海道からわざわざ来るべきじゃないな(笑)。私個人的には半年のもやもやが解消して満足です。飛騨牛乳を飲んで再び信州に戻ります。

エリア 松本(長野)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ

日本エアコミューターのDHC-8-400型機。新千歳空港からは唯一、本州へ渡るプロペラ機です。

機内へのご案内はバスおよび徒歩。飛行機のドアが開くと階段になってます。

長野市上空を飛行中。中央にエムウェーブが見えます。千曲川と犀川が合流してます。プロペラ機は巡航高度が低いので景色がよく見えます。

松本空港に着きました。妻が息子を抱き上げます。嘘です。他人です。

信州まつもと空港は北アルプスを望む、のどかな空港です。今は定期便が１日２便だけになってしまいました。