2008/04/09 - 2008/04/09
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katsu nagoyaさん
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中山道は以前には東山道と呼ばれ、古代から西国と東国を結ぶ重要な街道でした。
しかし東海道に対し、中山道は裏道的な存在でした。徳川家康の時代に幕府直轄下の街道となり、街道、宿場が整備され発展した。
江戸の日本橋を起点とし京都まで132里(約530km)の道程で、この街道には69の宿場が設けられていた。
春の陽気に誘われて中山道をトレッキングしました。
桜は散りかかり、木の芽はまだと言う中途半端な季節でしたが、天候に恵まれ快適でした。
画像は歩いた順(落合宿→馬籠宿→妻籠宿→南木曽)に貼り付けています。
2009年4月11日に再訪して画像を追加しました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
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中山道
起点 :日本橋
終点 :京都
距離 :132里(約530km)
宿場数 :69
落合宿〜馬籠〜妻籠〜南木曽=19.1kmを歩く -
中津川市 駅前
JR中央本線 千種駅→中津川駅 約1時間 -
中山道・美濃路入り口
中山道44番目の宿場、落合宿(おちあいじゅく)のはずれ木曽路口で下車。右端に「落合宿高礼場跡」碑が見える。
飛騨バス(乗合バス)
中津川駅→木曽路口 330円 -
石畳
深い木立の中に石畳が昔のままに残っている。 -
十曲峠
急な坂道の路面流失を防ぐために設けられたもので、曲がりくねった10(たぶん)の坂を上り詰めたあたりが「十曲峠」 -
島崎正樹碑
藤村の父で「夜明け前」の青山半蔵のモデル
近くに「是より北 木曽路」の碑、芭蕉の句碑、正岡子規の句碑、一里塚碑跡、馬籠城跡がある。 -
石畳の山道を1時間半歩いて馬籠宿に到着
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桝形
この箇所で道路が直角に折り曲っている。
この部分の道路の山手側は切り土になっていて、城郭建築の桝形に摸して石垣を築いてあったことから、ここを「桝形」といった。
本来宿場が軍事的な目的をもって作られていたことを示している。 -
凄い人気!
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水車小屋
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清水屋資料館
島崎藤村の作品「嵐」にでてくる原一平の家。
藤村書簡や、馬籠の文化や生活を知る資料が展示されている。 -
清潔で綺麗なお土産やが多い
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昔の街並が再現され、清潔に保存されている。
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郵便局もそれらしい建物
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名物料理
「栗こわめし」「栗ぜんざい」などの地元めし屋 -
藤村記念館
島崎藤村の文学館 -
馬籠脇本陣史料館
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手打ちそば屋
宿場はここまで、ここから先は山道になるので昼食にする。 -
もりそば 950円
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高札場
宿や村の庶民に法令を徹底させる手段として、高札場が設けられていた。
これは当時の場所に復元したもので、内容は正徳元年(1711)の記録のもの。 -
恵那山(2190m)
中央アルプス南端に位置し日本百名山の一つ。 -
梨子ノ木坂
馬籠宿から馬籠峠までは石畳の道が続くので足が痛くなる。 -
十辺舎一九の碑
狂歌「渋皮の 剥けし女は見えねども 栗のこはめし ここの名物」
馬籠は古くから栗こわめしを名物にしていた所で、文化8年(1811)に十返舎一九は中仙道を旅して「木曽街道膝栗毛」を書いた。 -
馬籠峠(標高801m)の道しるべの碑
白雲や青葉若葉の三十里 子規 -
峠の茶屋で一服
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野沢菜のおやき 280円
ビール 350円
おやきは冬中雪の下で寝かしていたのかと思うほど歯応えがあった (^_^;) -
木曾街道
山深い木曽路を通ることから木曽街道とも呼ばれていた。
峠からはゆるやかな下り坂。 -
立場茶屋
立場茶屋(たてばちゃや)とは宿と宿との中間に位置し、旅人に休息と利便を与えた。
今、建物内は旅行者の休憩所になっている。 -
女滝
吉川英治の「宮本武蔵」にも登場する -
男滝
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庚申塚
街道の道しるべ -
大妻籠
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県宝藤原家住宅
坂道を15分位登ると、田んぼの中に17世紀中ごろに建てられた、板貼り石置き屋根の家がある。 -
大妻籠の民宿
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妻籠宿に到着
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歴史の面影を残す宿場町が保存されている
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藁馬
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杣酒(そまざけ)を買う
山仕事に勤しむ男達に愛されたどぶろく風味の生酒。
酒を買って撮影させて貰った。 -
上嵯峨屋(有形文化財)
18世紀中期の木賃宿を復元したもの。当時の庶民の旅籠としての雰囲気を伺うことができる。
ひのき笠の実演をしていた。
「おひとつどうですか〜♪」って、かぶって帰るわけにもいかないし (^_^;) -
延命地蔵(汗かき地蔵)
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下嵯峨屋
お婆さんが「こより馬」の実演をしていた。 -
熊谷家住宅(南木曾町有形文化財)
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無料お休み処 ふれあい館
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建物内では実演販売をしていた。
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妻籠宿本陣
宿場には必ず本陣・脇本陣を設けなければならなかった。
本陣は高貴な人の為の宿泊、休憩施設です。向かいに脇本陣奥谷がある。 -
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国重要文化財林家住宅
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鯉岩
中山道名三石の1つだったが、地震で変形した。
観光客が来るのはここらあたりまで、ここから南木曽まではあまり旅人に出会わなかった(笑)。 -
妻籠宿の終り
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妻籠城址
汗をかいて登ったが、城址には何もない。 -
妻籠城は山城で、主郭からの妻籠宿、三留野宿が展望できる。
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一里塚
江戸日本橋から78里の塚
街道を整備するとき、一里(4km)ごとに道の両側に塚を築いて旅の行程や駄賃・運賃の目安とし、塚の上には木を植えてその目印にした。 -
かぶと観音
妻籠に砦を築いた木曽義仲が北陸路に出撃する時、鬼門の守りに兜前立の観音像を外してここに祀ったのがかぶと観音の起こりと伝わっている。 -
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D51機関車
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南木曽駅
落合宿から5時間歩いて、南木曽駅に到着
天候に恵まれ快適なハイキングになりました。それにしても外人観光客の多かったこと。
英語圏の人が「ハ〜イ」とか「ハロー、コンニチハ」と声を掛けてくれるので、気をよくして返していたが、こちらから「コンニチハ」と声をかけた仏語と伊太利亜語のグループからは怪訝な顔をされた。
ちょっと残念
「青春18きっぷ」も残り一枚
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この旅行記へのコメント (2)
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- nana-papaさん 2009/11/13 08:52:08
- いい風景ですね!
- とてものどかな風景がたくさんありますね。
失われたくない風景ですね。
- katsu nagoyaさん からの返信 2009/11/13 11:29:31
- RE: いい風景ですね!
- 訪問有難う御座います。
車が無くてもJR中央線を利用して行けるので、春と秋にトレッキングを楽しんでいます。
春は外人さんが多いです。
では又
> とてものどかな風景がたくさんありますね。
> 失われたくない風景ですね。
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